大ヒットシリーズ最新作! 対決!システム金融。

2000年/日本映画/94分/カラー/ビスタサイズ/配給:日活

2000年9月22日よりビデオ発売・レンタル開始 2000年7月22日よりル・テアトル銀座、シネ・リーブル池袋にて特別限定公開!! ル・テアトル銀座(旧:銀座セゾン劇場):7月22日から7月28日まで シネ・リーブル池袋:7月22日から8月4日まで

公開初日 2000/07/22

配給会社名 0006

解説

世紀末(ミレニアム)に暗躍する、システム金融の魔の手が迫る!
 世の悪党どもを相手に、巧妙かつ大胆に詐欺計画を実行する3人の借正−シャッキング−たち。ミレニアムを迎え、相変わらずの不況の只中に、奴らが帰ってきた!
 借王たちの新たな敵は、何かと世間を騒がせている”システム金融”だ。
 システム金融の罠に、安斉(哀川翔)の義兄・孝夫(嶋大輔)が陥った。このままでは店を乗っ取られ、自殺もしかねない状況だ。怜子(夏樹陽子)の後輩・美由紀(海野けい子)が、この事件に関わっているらしい。そして全てを裏で操るのは、システム金融業界に悪名を轟かせる向井(宍戸錠)。
 水沼(志賀勝)が合流し、向井たちに対する壮大な詐欺計画がスタートした。
 その全貌とは?借王たちを待ち受けるのは、借金完済の極楽か、それとも人生のすべてを失う破滅の地獄なのか・・・?
 大ヒットしたシャッキング・シリーズは今回で通算7作目の大ヒット企画。第一作目「借シャッキング王」(ビデオリリース、’98年1月)が公開されたのは’97年10月。以来、時代を反映してか大ヒット!以後、「借シャッキング王2」(ビデオリリース’98年3月)、「借シャッキング王3」(ビデオリリース’98年9月)、「借シャッキング王4」(ビデオリリース’98年11月)、「借シャッキング王 THE MOWE」(ビデオリリース’99年5月)、「借シャッキング王−ナニワ相場師伝説−」(ビデオリリース’99年9月)、と、わずか3年間で6作も続いた。また、原作となったリイド・コミックの劇画も、既に連載は完結していたのだが映画でのヒットの影響で昨年、「借王II」として、再び連載を開始したほど。
 そして今世紀最後の年に、第7作目の最新作・THE MOWE 2000(ミレニアム)が公開。これまでシリーズ6作とも都内の単館公開で終わっていたが、本作は中味もグレードアップして、全国公開決定。その燻し銀の内容は乞うご期待。

ストーリー

昨今、世間ですっかり悪名を馳せた感のある”システム金融”。数社がグループになっていてオンラインで情報を流し合っているため、客の弱みに乗じて徹底的にむしり取るシステムだ。
 ひかり銀行大阪中央支店次長・安斉満(哀川翔)、クラブ・オーナーの森下怜子(夏樹陽子)、浪花南署刑事・水沼正三(志賀勝)。それぞれの事情から莫大な借金を背負った彼ら三人は、巧妙な詐欺により社会の闇にうごめく裏金を手に入れることで、その返済に充てていた。
 今回の敵は、知らぬ間に借王たちの身近に食い込んでいた安斉の義兄・孝夫(嶋大輔)が”システム金融”の罠にハマった。孝夫の自殺未遂の報に、病院に駆けつけた安斉の眼が、いつにも増して怒りに燃える。折しも”システム金融”の実態調査に駆り出されていた水沼が、怜子を伴って安斉に情報を持ち込んだ。借王たちのターゲットが決まった。悪名高い”システム金融”の向井グループだ!
 ところが、思わぬ伏兵が現れた。向井グループの金主・向井郷太郎(宍戸錠)の懐刀の美由紀(海野けい子)は、怜子がかつて妹のように可愛がっていた娘だった。借王たち得意の変装術に、美由紀の疑惑の眼が光る。しかも、頼みの綱の安斉が、本店検査で足止めを食ってしまった。絶体絶命の借王たち…果たして借王たちは、初めての敗北を味わうのか?

スタッフ

監督:和泉聖治
脚本:香月秀之
原作:土山しげる、平井りゅうし(リイド杜刊)
製作総指揮:中村雅哉
プロデューサー:横手実、横山和幸、吉岡達
企画協力:本間浩一郎
音楽プロデュ吋一:石川光
音楽:嶋田英二郎、山下力哉
撮影:近森眞史
美術:坂本亨大
照明:三荻国明
録音:中山隆匡
VE:石川友一
編集:只野信也
スクリプター:高津省子
助監督:金佑彦
製作主任:赤坂幸隆
製作担当:福士茂

製作協力:株式会社ムービーブラザース
製作:日活株式会社

キャスト

哀川翔
志賀勝
夏樹陽子
絵沢萠子
村野武範
海野けい子
嶋大輔

原ひさ子
梅津栄

宮内洋
片桐竜次
宍戸錠

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