原題:STREET FIGHTER ZERO

あの人気ゲーム”ストリートファイター”が生まれて10年 新作アニメーションが完成

☆ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2000出展作品

2000年日本映画/45分/カラー/ドルビーステレオ/提供:ポリドール

2000年4月26日よりビデオレンタル公開 2000年08月30日よりDVD発売開始

解説

1991年3月ゲームセンターに登場し、巷に格闘技ゲームブームを巻き起こした「ストリートファイターII」。1992年6月、スーパーファミコンに移植されるとその人気は海外へと飛び火した。
 国内では1994年夏に劇場用アニメーションが上映され大ヒットを記録し、また1994年ハリウッドでジャン=クロード・ヴァンダム主演により映画化され全世界で上映された。それらはストII人気をさらに強固なものとした。
 ゲームは人気共にバージョンアップされ「ストリートファイター」シリーズとしてゲームファンを楽しませている。現在ストリートファイターシリーズは「ストIIシリーズ」を中心にキャラクター達の若い時代背景である「ストZEROシリーズ」、若干成長した時代背景である「ストIIIシリーズ」にわかれている。現在、「ストリートファイターシリーズ」は全世界で累計2200万本以上のセールスを記録し、なおも記録を更新中。
 今回のアニメーションは主人公リュウたちが20歳前後の設定にあたる「ストリートファイターZER0シリーズ」の時代背景をもとに制作されている。
 本作品はゲームの発売元であるカプコンと、海外のアニメーション・ディストリビューターであるマンガ・エンタテインメント、そしてポリドールの3社出資作品です。海外でもアメリカ・ヨーロッパ等で来春発売予定。グローバルな作品です。

ストーリー

 格闘中、ある一定の臨界点を超えると闘いに歯止めが利かなくなってしまうという状態(殺意の波動)に悩まされる主人公リュウ。
 彼のもとヘリュウの弟だと名乗る少年シュンが突然現れる。シュンの言動にハラハラさせられながらも徐々に親しみを抱くリュウ。そんなシュンが何者かに誘拐される。
 シュンは本当の弟なのか?シュンを誘拐したものの目的は?
 殺意の波動に苦悩しながら格闘家として成長して行くリュウを中心に人気キャラクターのケン、春麗、さくら等をまじえながらストーリーは進行する。

スタッフ

原作:(株)カブコン
監督:山内重保
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督:馬越嘉彦
音楽:松尾早人
美術監督:加藤浩
撮影監督:鳥越一志
アニメーション制作:グループ・タック、プラム

キャスト

リュウ:ケイン・コスギ
ケン:一条和矢
シュン:木内レイコ
春麗(チュンリー):冬馬由美
ウォレス:島田敏
さくら:大沢千秋
ケイ:長沢美樹
豪鬼(ゴウキ):西村知道
ローズ:折笠愛
サドラー:中村大樹
ゴウケン:山口健
ロザノフ:江川央生
バルログ:石川和之
ザンギエフ:宇垣秀成
和尚:布目貞雄

LINK

□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す