原題:scream3

全世界を絶叫させた ジェットコースター・ショッカー・ミステリー ついに完結!!!

2000年/アメリカ/カラー/スコープ/1時間56分/ドルビー・デジタル、DTS,SDDS 提供:ディメンション・フィルムズ/配給:アスミック・エースエンタテインメント

2000年8月12日よりDVD発売 2000年8月11日よりビデオレンタル開始 2000年4月1日より丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にて絶叫ロードショー!

公開初日 2000/04/01

配給会社名 0007

解説

 全世界を震撼させて大ヒットした1作目「スクリーム」登場から3年。ついにシリーズ最終章、スーパー・ジェットコースター・ムービー「スクリーム3」が誕生した。撮影中は一切の情報が明らかにされず、どんなストーリーなのか、各俳優がどんな役なのか、すべてが秘匿されていた本作。キャストにも撮影する分の脚本の一部のみが前日に渡されるという徹底ぶり。犯人役の俳優でさえ、自分が犯人を演じることも知らなかったという。インターネット上では推測されるプロットが飛び交い、様々な憶測が流れた。公開1週間前にマスコミ試写がようやく行われ、絶賛を浴びて、予定されていた2500スクリーンから5000スクリーンでの公開へと拡大された。そして2月4日(金)、ディメンション(ミラマックス)配給により全米3467館5000スクリーンで公開、週末興収3470万ドルを記録、週末興収第1位に輝いた。これはミラマックス史上第1位で1作目、2作目を遥かに超える成績となっており、全米映画史上でも1〜4月の週末興収歴代第1位の記録となった。はたして、隠されていたべ一ルの中の内容とは?
 カリフォルニア州の田舎町ウッズホローの高校で起こる連続殺人事件を描いた「スクリーム」。ウィンザー大学のキャンパスが舞台だった「スクリーム2」。そして、最終章「スクリーム3」は舞台をハリウッドに移し、撮影中の映画『スタブ3』の進行とともに連続殺人が行われていく。果たして、犯人は話なのか?遂に明かされるシリーズ最大の謎とは?

 ウィンザー大学を卒業して3年半が経ち、シドニーはノーザン・カリフォルニアで静かな生活を送っていた。しかし、その安寧な空気は終息を告げようとしていた。ハリウッドでウッズホロー連続殺人事件その後を描く映画『スタブ3/ウッズホロー再び』が撮影されようとしていた。そんな時、『スタブ3』の出演女優が惨殺される。それは、怖ろしい連続殺人の始まりだった。『スタブ3』の撮影には、ホラー映画のプロデューサーであるジョン・ミルトン、MTVディレクター出身のローマン・ブリッジャー監督、シドニー役のアンジェリーナ・テイラー、ゲイルを演じておりデューイと急接近のジェニファー・ジョリー、ランディ役の黒人俳優タイスン・フォックス、デューイ役のトム・プリンスなどが参加している。『スタブ3』のテクニカル・アドヴァイザーを務めるデューイや、ロサンジェルス警察から捜査に協力を要請されたゲイルも事件に巻き込まれていく。ロサンジェルス警察のキンケイド刑事とともに事件を追うデューイとゲイル。殺人者の魔の手は人気トークショー・ホストとなったコットン・ウェアリー、シドニーへと迫る。果たして、犯人の目的は何なのか?そして、犯人は誰か?
 本作の魅力はズバリ、”トリロジー<三部作>の完結編”であること。映画中で例のごとく登場する”トリロジーのスーパー・ルール”とは。(1)主人公だちが迎え撃つ敵が人間を超えた存在のスーパーヒューマンに設定されていること。(2)メイン・キャストでさえ死んでしまう可能性があること。(3)過去に遡り、驚くべき事実が明かされること。果たして、「スクリーム3」は”トリロジーのスーパー・ルール”に則った展開と成るのだろうか?
 「スクリーム3」は1作目の持っていた、恐怖、スピード感、笑いがミックスされた新時代のスケアリー・ムービーの新鮮な感触からよりパワー・アップ。見事なリニューアルを遂げて、円熟した強力なエンタテインメントに成長、エポック・メイキングな空気さえ漂わせている。シリーズの特徴となった衝撃のファースト・シークエンスも最高にショッキング。最後まで一気に持っていくスピード感は1作目のターボ搭載ヴァージョンと言っていい程のパワフルさ。そのハイ・スピードなシナリオに隠された伏線も巧妙に仕掛けられており、ミステリの基本を守った犯人当てが楽しめる。見終わった直後にもう一度頭から見たくなる面白さ。まさに最終章にふさわしいスーパー・ジェットコースター・ムービー。それが「スクリーム3」。我々観客に最高の驚きと面白さを与えてくれる最高のエンタテインメントだ。

 監督は”マスター・オブ・スケアリー・ムービー”お馴染、ウェス・クレイヴン。本作でも人間が感じる恐怖を様々な視点から演出、トリロジーの完結編として、そして歴史に残るスケアリー・ムービーの傑作たるべく渾身の力を注いでいる。脚本は「隣人は静かに笑う」のアーレン・クルーガーが、ケヴィン・ウィリアムスンが創作したキャラクターや独特な展開を完全読解、スーパーナチュラルではない生身の人間がもたらす恐怖を徹底的に描いている。主要スタッフは、撮影ピーター・デミング、音楽マルコ・ベルトラミ、音楽監修エド・ジェラード、編集パトリック・ラッシャ、本作ではカメオ出演もしているキャステイングのリサ・ビーチ、製作キャシー・コンラッド、マリアンヌ・マツダレーナ、ケヴィン・ウィリアムスン、製作総指揮ボブ&ハーヴィ・ワインスタイン兄弟、ケアリー・グレイナット、アンドリュー・ローナなど本シリーズの産みの親たちが結集している。
 主演は、シリーズ・キャラクターを演じるデイヴィッド・アークェット、ネーヴ・キャンベル、コートニー・コックス・アークェット、リーヴ・ジュライバーに加え、多彩なキャストが参加している。「ウー・ウー・キッド」のパトリック・デンプシー、「エイリアン2」のランス・ヘンリクセン、「ヘンリー・フール」のパーカー・ポージー、TVシリーズ「ドーソンズ・クリーク」のスコット・フォーリィ、「クイズ・ショウ」のマット・キースラー、プレイメイトとして有名なジェニー・マッカーシー、「ノッティング・ヒルの恋人」のエミリー・モーティマー、「モ’ベター・ブルース」のディォン・リッチモンド、「シビル・アクション」のジョシュ・ペス、「ウェルカム・ドールハウス」のヘザー・マタラッツォなど、ヴェテランとブレイク寸前の若手スターが入り乱れた演技陣で最終章を飾っている

ストーリー

スタッフ

監督:ウエス・クレイヴン
脚本:アーレン・クルーガー
原キャラクター:ケヴィン・ウィリアムスン
撮影:ピーター・デミング
音楽:マルコ・ベルトラミ
音楽監修:エド・ジェラード
プロダクション・デザイン:ブルース・アラン・ミラー
編集:パトリック・ラッシャ
衣装:アビゲイル・マレイ
キャステイング・ディレクター:リサ・ビーチ
共同製作総指揮:スチュアート・M・ベッサー
共同製作:ディクシー・J・カップ、ジェリー・プレク
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴィ・ワインスタイン、
        ケアリー・グレイナット、アンドリュー・ローナ
製作:キャシイ・コンラッド、ケヴィン・ウィリアムスン、
        マリアンヌ・マツダレーナ

キャスト

デューイ・ライリー:デイヴィッド・アークェット
シドニー・プレスコット:ネーヴ・キャンベル
ゲイル・ウェザーズ:コートニー・コックス
マーク・キシケイド刑事:パトリック・デンプシー
”スタブ3”の監督/ロマン・ブリジャー:スコット・フォリィ
ジョン・ミルトン:ランス・ヘンリクセン
”スタブ3”のデューイ/トム・プリンス:マシュー・キースラー
”スタブ3”の出演女優/サラ・ダーリング:ジェニー・マッカーシー
”スタブ3”のシドニー/アンジェリーナ・タイラー:エミリー・モーティマー
”スタブ3”のゲイル/ジェニファー・ジョリー:パーカー・ポージー
”スタブ3”のランディ/タイスン・フォックス:ディオン・リッチモンド
スティーヴ・ストーン:パトリック・ウォーバニトン
コットン・ウェアリー:リーヴ・シュライバー
クリスティン:ケリー・ラザフォード
電話の声:ロジャー・L・シャクスン
シドニーの母:リン・マタレェ
スタジオ・エグゼクティヴ:ロジャー・ゴーマン
ウォレス刑事:ジョシュ・ペス
シトニーの父:ローレンス・ヘクト
サイレント・ボブ:ケヴィン・スミス
ジェイ:ジェースン・ミューズ
ランディの妹:ヘザー・マタラッツォ
ランディ:ジェイミー・ケネディ
ビアンカ:キャリー・フィッシャー
スタジオ・ツアー・ガイド:リサ・ビーチ

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