原題:THE BOOK OF LIFE

1999年12月31日ミレニアム・イブ アナタハ、ドコデナニヲシテイタカ? 未来を予見する、ハル・ハートリー初のデジタル・ビデオ・ムービー!

1998年度エルサレム国際映画祭出品 1998年度エジンバラ国際映画祭出品 1998年度トロント国際映画祭出品 1998年度釜山国際映画祭出品 1999年度ベルリン国際映画祭出品 1999年度香港国際映画祭出品 1999年度シンガポール国際映画出品

1998年/アメリカ/デジタルビデオ/63分/配給:アップリンク

1998年度エルサレム国際映画祭出品 1998年度エジンバラ国際映画祭出品 1998年度トロント国際映画祭出品 1998年度釜山国際映画祭出品 1999年度ベルリン国際映画祭出品 1999年度香港国際映画祭出品 1999年度シンガポール国際映画出品

公開初日 2000/03/25

配給会社名 0009

解説

DVによる映画製作/監督ハル・ハートリーのコメント
「僕は、自分が好きな仕事を“好きなやり方で”しかもあまり金をかけずにできることを示そうと決意した。デジタル・ビデオ(DV)がどこまで僕の創作方法を変えてくれるものなのかを試そうとしたんだ。DVなら新しいことが簡単にできるからね。しかも少人数でのもの作りが可能になって、リハーサルの時間もたっぷりとれて、より臨機応変な対応が可能になる。凝縮された空間で、集中できるアート環境も与えられる。DVでのもの作りはすべてにおいて有効的だったよ」

ストーリー

1999年、12月31日。イエス・キリストは、マグダラのマリアを伴ってニューヨークの空港に降り立つ。人々の間には「新世紀に世界 は滅亡するのか?」という疑問が広がる。その鍵を握るキリストは、人間の魂を救済するためにサタンと戦うが、神の怒りを招いて天国から追放されても、
人類を救う価値があるのかどうか自問自答することになる。
万華鏡のように絶えず変化していく映像と、強く響く音楽。科学に司られコンピュータ化した現代社会の中で、時空を超えた男の運命が、スパイ・スリラーのように展開していく。観る者ひとりひとりの感覚を、最後の瞬間まで眩惑しながら……。

現代のニューヨークを舞台に描かれた「ヨハネの黙示録」の翻案で、キリストとマグダラのマリアに扮するのは、長年ハートリーの作品に出演してきたマーティン・ドノヴァンと、人気ミュージシャンのP.J.ハーヴェイ。

『ブック・オブ・ライフ』は、ハートリーの解釈によるクリスチャン・ミレニアムニスト達が繰り広げる1999年最後の一日の物語である。

スタッフ

Director +Scripter:HAL HARTLEY
Executive Producer:JEROME BROWNSTEIN
Producers:HIERRY CAGIANUT, MATTHEW MYERS
Associate Producers:SIMON ARNAL SZLOVAK, CHELSEA FUHRER
Camera:JIM DENAULT
Editing:STEVE HAMILTON
Sound:JEFF PULLMAN

キャスト

イエス・キリスト:マーティン・ドノヴァン
マグダレナ:P. J. ハーヴェイ
サタン:トーマス・ジェイ・ライアン
デイヴ:デイヴ・シモンズ
イーディ:二階堂美穂

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