原題:THE SIEGE

今、世界が最も注目している世紀の問題作! 多発するテロの根源に迫りマスコミも騒然! 最もアクチュアルは傑作と絶賛!!

1998年度作品/カラー作品/ドルビーSRD,DTS,SDDS 上映晴間:1時間57分/字幕スーパー/翻訳:戸田奈津子 配給:20世紀フォックス映画

2010年07月23日よりDVDリリース 2007年10月24日よりDVDリリース 2000年9月8日よりビデオレンタル開始 2000年4月15日より丸の内シャンゼリゼほか渋谷東急3にて公開

公開初日 2000/04/15

配給会社名 0057

解説

●今、世界が最も注目している世紀の問題作!多発するテロの根源に迫りマスコミも騒然!最もアクチュアルは傑作と絶賛!!

 98年8月8日、アフリカ・ケニアの首都ナイロビのアメリカ大使館に隣接するビルが、テロリストによって爆破され、80人の死者と、1000人以上の負傷者を出した惨劇は、世界に衝撃を与えた。
 さらに17日、クリントン大統領は、アフガニスタンとスーダンのテロ訓練基地と化学・兵器関連施設をミサイル攻撃するという報復に出た。はたしてそれは正当な行為だったのだろうか?。
 完成を前にしていた「マーシャル・ロー」のスタッフのもとには、事件と、映画の内容に類似点が多いことを察知したマスコミから取材が殺到。
 全米では11月6日公開と共に必見の問題作と、騒然の話題を呼び、近年のハリウッド映画のなかでも、最もアクチュアルな傑作と、批評でも絶賛されている。
 「戦火の勇気」(96)は、ハリウッドが初めて湾岸戦争に真正面から取組み、ヒットした秀作だが、この監督エドワード・ズウィックが、脚本も兼ねた「マーシャル・ロー」は、アフリカのテロ事件とは直接関係ないフィクションながら、まさに世界が直面しているテロリストとの対決という最も時局的な問題に注意深く、しかも核心を衝く鋭いアフローチで迫った映画だった。
 ズウィック監督の「グローリー」(89)でアカデミー助演男優賞を受賞し、「戦火の勇気」の主役で好演したデンゼル・ワシントンが、3度目のコンビを組み迫真の名演技を見せる。彼の役はFBlとニューヨーク警察が共同で組織したテロリズム対策本部長のアンソニー・ハバード。
 ニューヨークのブルックリンでバスが爆破され多数の死者を出したのを発端に、テロリストによる連続爆破事件が発生する。脅迫と恐怖のなかで、ハバードはニューヨーク市の安全を守る使命を受け、犯罪者の逮捕と告訴に全力を上げる使命に燃える。

●ニューヨークに戒厳令!テロ壊滅にアメリカ軍隊が出動!FBl,C1Aが絡み鮮烈のサスペンスとアクションが炸裂!!

 ハバードの前に、謎を秘めた美女エリース・クラフト(「アメリカン・プレジデント」
のアネット・ベニング)が出現。
 彼女はアラブ系アメリカ人社会に重要な情報源を持つClA活動員。アラブ人の若い容疑者青年とミステリアスな関係を持っており、ハバードとも危険な共同戦線を組むことになる。
 サスペンスフルなドラマ展開とアクション、ニューヨークにマーシャル・ロー(戒厳令)が敷かれ、戦車や兵士が出動。一触即発のスリルとスペクタクルも盛り込まれ、エンタテインメントとして最高のおもしろさ。
 さらに危機に直面した人々の責任と義務、ヒューマンな人間ドラマの感動がヒットした要因と分析されている。
 大統領は国民の安全を求める強い要求に従い緊急事態を宣言し、軍の協力を要請する。
 ニューヨークのような大都市に軍隊を出動させる危険を、なによりも知っているウィリアム・ダヴロー将軍(「ダイ・ハード」シリーズ、「フィフス・エレメント」「アルマケドン」と大ヒットが続くブルース・ウィリス)は、軍の介入に反対したものの、命令には服従せざるを得ない。
 彼らは憲法に忠実な道に沿って事態を収拾しなければならないが、モンスターと戦うためには、アメリカ国民もモンスターにならなければ芯らないのか?。
 アメリカのデモクラシーが立脚している土台、その根底を揺るがすような状況に直面した時、FBI,ClA、陸軍の将軍たちに迫られた選択は?…。
 アラブ系アメリカ人でハバードのパートナーとして活躍し、家族愛と任務の板挟みに悩み泣かせるフランクを「シェフとギャルソン リストランデの夜」で全米映画批評家賞助演男優賞受賞のトニー・シャルボウブ。エリースとミステリアスな関係の青年サミールにフランスの新進で「アンナ・オズ」で日本に紹介されているサミ・ボージラ。彼のハリウッド進出第1作で、ほか「ショーシャンクの空に」のデイビッド・プローバルはとが共演している。

●人間の尊厳を賭けた感動のドラマ!3大スター白熱の名演技!!ニューヨークの大々的ロケと共に最高スタッフが燃えた!!

 ジャーナリスト出身で、「めぐり違えたら」「コンタクト」のリンダ・オブストが、ズウィックと共同でプロデュース。彼女がニューヨーク・タイムズに掲載された記事からインスピレーションを得て映画化が実現。
 ノンフィクション作家ローレンス・ライトがストーリーを書き、「カラー・パープル」でアカデミー脚色賞候補になったメノウ・メイエスが加わって脚本が完成。
 「ショーシャンクの空に」などで3度アカデミー賞にノミネートのロジャー・ディーキンズが撮影。「グローリー」「フレイブハート」で2度ノミネートのスティーブン・ローゼンブラムが編集。共に「戦火の勇気」についでズウィック監督とコンビを組んでいる。
 プロダクション・デザイナーのリリー・ギルバートは、ズウィック監督の秀作「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」でアカデミー賞候補になり、衣裳デザイナーのアン・ロスは「イングリッシュ・ぺーシェント」でアカデミー賞受賞。音楽のグレアム・レベルは「チャイニーズ・ボックス」でベニス映画祭最優秀音楽賞受賞。「ストレンジ・デイズ1999年12月31日」「セイント」などサスペンス・スコアに才能を発揮している若手作曲家で、最高のスタッフが結集してベスト・ワ一クを見せる。
 ロケーションはニューヨークで大々的に敢行された。ズウィック監督はリアリズムで臨場感を出すため、SFXは爆発シーンなど最少限に押さえ、数千人のエキストラを駆使してのロケ中心に撮影。その迫力は圧倒的だ。

ストーリー

 1993年2月26日、世界貿易センターの地下駐車場が、テロリストによって爆破された衝撃の事件からアメリカ国会ではテロ対策が緊急動議され、新しい反テロリズム法案が国会を通過。これにより緊急の場合には、かなり自由に盗聴や監視が許され、事実FBlによってテロリストのアジトが壊滅された例もある。
 憲法で保証された人権を越えた厳しい当局の対応に批判もあがり、FBI、軍人たちは法と、テロを憎む狭間で多くの悩みに直面。ぎりぎりの選択を迫られることも、しぱしばだった。
 アンソニー・ハバード(デンゼル・ワシントン)は、FBlとニューヨーク警察が共同で組織したテロリズム対策本部長として、テロ犯人の捜査、逮捕と告訴まで責任ある重大な地位に就任。
 彼のパートナーでFBI捜査官として腕利きのフランク(卜ニー・シャルボウブ)は、アラブ系アメリカ人で、中近東テロ・グループの不穏な動音に心を痛めていた。倫理観が強くアメリカを愛しデモクラシーを守り通そうとするフランクだったが、彼も多くの矛盾に直面することになる。
 ブルックリンで・バスがテロリストによってハイジャックされる事件が起こる。ハバードはテロリストと交渉し、子供と女性を降ろさせることに成功するが、大爆発とともに多くの犠牲者を出す。卑劣なテロへの増しみが彼の心のなかで燃え上がる。
 現場でハバードは、エリース・クラフト(アネット・ベニング)というClA所員に出会う。ClAがどこまでテロ事件の調査に関わっているのか、ハバードにはエリースの存在が気掛かりで、彼女には謎が多かった。
 テロリストの捜査に乗り出したFBlはアジトを急襲し、激しい銃撃戦を展開する。ハパードとフランクも全力をつくし、アラブの若者サミール(サミ・ボージラ)が有力容疑者として逮捕される。
 同行を求めアパートに乗り込んだハバードは、そこにエリースがいたことに驚く。謎はさらに深まる。
 エリースはアラブ系アメリカン社会に重要な情報源を持ち、秘密諜報活動をしていることをハバードは察知。二人はお互いの心の底を探り合いながらも、テロ組織の根源に迫る共同戦線を組むことになる。
 爆破テロは連続で、ニューヨーク各地に起こりだし市民の不安は極度に達する。国民の安全を求める世論に大統領も、ついに緊急事態を宣言し、軍隊の出動を要請する。
 ニューヨークにマーシャル・ローを発令し、軍隊を出動させることの是非については、軍内部でも激しい論議を呼んだ。ウィリアム・ダヴロー将軍(ブルース・ウィリス)も危険性を十分に理解し、軍の介入に反対したが、大統領の決断に従い軍人として引き受けた以上は、絶対的な服従と目的の遂行をすべての人々に求めた。
 マーシャル・ローは発令され、空にはヘリコプターが飛び、戦車の大群が兵士たちとともに町を行進して行く。アラブ系市民は弾圧だとデモ行進を始め、一触即発の緊張がニューヨークを支配する。
 アラブ人の息子を愛するフランクは、自宅を閉鎖され家族への愛情と、義務感の狭間で心を引き裂かれる。
 エリースとサミールにも最後の決断の時が迫っていた。ハバードも、ダヴロー将軍も課せられた責任と義務観の重圧に耐えながら、どのように対処するのか?。

スタッフ

監督:エドワード・ズウィック
脚本:ローレンス・ライト、メノウ・メイエス、エドワード・ズウィック
ストーリー:ローレンス・ライト
製作:リンダ・オブスト、エドワード・ズウィック
製作総指揮:ピーター・シントラー
撮影:ロジャー・ディーキンズ、A.S.C.、B.S.C.
プロダクション・デザイナー:リリー・ギルバート
編集:スティーブン・ローゼンフラム
音楽:グレアム・レベル
衣裳:アン・ロス
スタンド・コーディネーター:ジョエル・J・クレーマー

キャスト

アンソニー・ハパード:デンゼル・ワシントン
エリース・クラフト/シャロン・フリッカー:アネット・ベニング
ウィリアム・ダヴロー将軍:ブルース・ウィリス
フランク・ハダッド:卜ニー・シャルボウブ
サミール・ナジデ:サミ・ポージラ
シーク・アーメッド・ビン・タラル:アーメッド・ベン・ラービ
ムージン:モスレ・モハメッド
ティナ・オス:リアナ・パイ
マイク・ヨハンセン:マーク・バレー
フレッド・ダリウス:ジャック・グワルトニー
ダニー・サスマン:デイビッド・プローバル
フロイド・ローズ:ランス・レディック
アニタ:エレン・ベゼア

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