原題:RESURRECTION

『羊たちの沈黙』『セブン』に続く衝撃的アクションスリラーが誕生!! それは6週間、6人の使徒、6人の死で完成する

1999年/アメリカ映画/108min/カラー/ビスタ/ドルビー・デジタル 配給:株式会社ギャガ・コミュニケーションズ

2000年5月12日よりビデオレンタル開始 2000年1月22日より渋谷シネパレス、新宿ピカデリー、銀座シネパトスほかにて新春第2弾ロードショー!

公開初日 2000/01/22

配給会社名 0025

解説

91年『羊たちの沈黙』、95年『セブン』全世界を驚愕の渦に陥れた傑作に続き、衝撃的なアクションスリラーが誕生した!!

被害者は全員使徒と同じ名を持つ男性、年齢33歳、左腕、右腕、首…と体の一部が欠落、犯行は毎週金曜日、遺体に刻まれるローマ数字、鍵の跡、謎めいた連続殺人。18世紀の“スウィーニー・トッド”19世紀末の“切り裂きMジャック”、そして今世紀の“チャールズ・マンソン”“ジェフリー・ダマー”“エド・ゲイン”…、彼らの誰もが成し得なかった犯罪が実行された。

個性派キャスト&スタッフが放つ謎めくストーリーと衝撃的映像!!

監督には、『ハイランダー 悪魔の戦士』『ハイランダー2 甦る戦士』『シャドー』『リコシェ』と独特で鮮烈な映像を世に贈っている異才、ラッセル・マルケイ。主演の刑事プリュドム役にはリュック・ベッソン監督の『サブウェイ』で世界デビューを果たし、『ハイランダー 悪魔の戦士』『美しき獲物』などに出演したクリストファー・ランバート。彼は本作では、製作・脚本も手掛け製作スタッフとしてのクリエイティブ面でも大きな役割を果たしている。また、スリリングな脚本を担当するのは、ランバート主演の『ハイランダー3 超戦士大決戦』『美しき獲物』を手がけたブラット・マーマン。マドンナ主演のエロティック・サスペンス『BODY ボディ』、個性派俳優キーファー・サザーランドとヴィンセント・ギャロのクライム・ムービー『気まぐれな狂気』でもその才能をおしみなく発揮している。マルケイ、ランバート、マーマンのコラボレーションは本作のみどころのひとつである。そして、プリュドム刑事の相棒ホリングスワース刑事を演じるのは『セブン』『プライベート・ライアン』のリーランド・オーサー。鬼才デビッド・クローネンバーグ監督も重要な鍵を握るロッセル神父役として出演している。

ストーリー

“HE’S COMING”
現実に起こった想像を絶する数々の連続殺人事件——それらはもはや単なるお遊びにすぎない。

シカゴの寒い陰鬱な朝、ジョン・プリュドムは妻のサラにキスをし、仕事に出かける。ベルコア邸で、残酷な殺人が発生したのだ。血の海に横たわった被害者の右腕は、肩からばっさりと切断されている。部屋のカーテンを開けた刑事の目に飛び込んできたのは、鮮血で記された“HE’S COMING”の文字。プリュドムはこの事件が、儀式がかった陰惨な連続殺人の序の口にすぎないと確信する。

被害者の遺体解剖が行われ、殺されたのはフィッシング・ボート所有者のピーター・ベルコア、33歳であると判明。肩にはローマ数字が彫りこまれ、首の裏側にくっきりと鍵の跡が付いており、死後4日経過していた。鍵の跡をもとに探し出したコイン・ロッカーの中には、繊細な花が一輪だけ残されており、プリュドムたちは、この花がシカゴで唯一生息している植物園へ向かった。

植物園を訪れた刑事たちは、芝生の下に埋められた腐乱死体を発見する。今度は左腕を切りとられ、胸にはやはりローマ数字が。犠牲者は、国税庁で働くマシュー・ウィーソン、33歳であることが判明、ピーター・ベルコアの1週間前の金曜日に殺害されていた。

ローマ数字の意味するものを探っているプリュドムのもとに、驚くべき知らせが入る。ベルコアの邸の窓に付着した血は、子羊の血だったのだ。何故犯人はわざわざ子羊の血を使ったのか…。

3番目の殺人は、ネズミが群がるアパートで発生する。33歳の住人、ジェームズ・オードウェイは裸で便器の上に座っていたが、その身体には頭がなかった。被害者は、無惨にも、首を切られて血を抜かれ、体を洗われてから便器に座らされたのだ。運転免許から割り出された彼の顔は、薄気味悪いほどイエス・キリストに似ていた。プリュドムは事件の断片を慎重につなぎ合わせていく。連続殺人犯が残したローマ数字は新約聖書の節を示し、キリストの12使徒と同じ名を持つ33歳の男性だけが狙われている。しかも、犯行が行われたのはいずれも金曜日だ。プリュドムはついに、3週間後の復活祭の日に合わせて犯人が何を成し遂げようとしているかを知る。
シカゴ警察が署をあげて、殺人犯の捜索を開始する一方、犯人からのファクスで犠牲者を予測したプリュドムは、相棒ホリングスワースとともに犯行現場に向かうのだが、そこから事件は、思わぬ方向へと展開されていく…。

スタッフ

監督:ラッセル・マルケイ
原案:クリストファー・ランバート、ブラッド・マーマン
脚本:ブラッド・マーマン
共同製作:カレン・ボールドウィン、ジャック・ジラルディ・Jr.
製作総指揮:ポール・ポンピアン、リチャード・コーエン
製作:ハワード・ボールドウィン、ニール・ナイアミ
パトリック・コイ、クリストファー・ランバート
撮影監督:ジョナサン・フリーマン
編集:ゴードン・マクレラン
共同製作総指揮:
美術:ティム・ボイド
プロダクション・デザイナー:
音楽:ジム・マッグラス

キャスト

ジョン・プリュドム:クリストファー・ランバート
アンドリュー・ホリングスワース:リーランド・オーサー
スコルフィールド:リック・フォックス
ジェラルド・ディーマス:ロバート・ジョイ
ウォルター・チブリー:ジェームズ・キドニー
サラ・ブリュドム:バーバラ・タイソン
ロッセル神父:デビッド・クローネンバーグ

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