WiLD ZERO
原題:WiLD ZERO
あのギターウルフが所せましとあばれまわる、スーパージャンクムービー バイク、戦車、ゾンビ、セクシーガール、 カオスジェネレーションのニューヒーロー登場
1999年/日本映画/100min/カラー/DRAGON LAVEL presents 製作・配給:GAGA communications inc./配給協力・宣伝:SLOW LEARNER
2008年05月02日よりDVDリリース 2000年7月5日よりビデオカセット開始 2000年7月5日よりDVD発売 1999年8月28日より渋谷シネ・アミューズにてレイトショー公開
公開初日 1999/08/28
配給会社名 0048
解説
バイク!UFO!じゅんあい!セクシーガール!
B級映画の金字塔。爆音ゾンビムービーいよいよ登場。
火を噴くマイク。嵐を呼ぶギター。吹っ飛ぶ頭。恋するゾンビ。主演は、ロッケンロール・ハレー彗星ギター・ウルフ&『二十歳の微熱』の遠藤雅(シャンハイexpressにてバイト中)。監督はウルフルズ、スピッツ等のビデオ・クリップを監督し、天才の名をほしいままにしている竹内鉄郎(レコード大賞受賞経験アリ)。製作費の超過は当たり前。GAGAから貰った予算では足りず、私財をなげうち破産目前なのに作品は完成しない!(←本当だからシャレにならない)
しかも、ゾンビが溢れる町、旭町は日本に存在しない!全編なぜかタイで3週間のロケを敢行!ギターウルフは撮影中ビールを飲みっぱなしでベロンベロン。ゾンビは、全員一人1000円のギャラで集まってくれたタイの軍隊の皆さんとその家族。監督自らゾンビの歩き方を指導。ギターウルフの乗るバイクはVo.ギターウルフが段ボールと発泡スチロールで自作。むやみにある爆発シーンの火薬も軍から調達。キャプテンの砲弾を食らって大爆発するアパートの部屋の隣には、住民が本当に住んでいるのだが、15000円で隣室の爆発をOKしてくれたと言う。
『タイタニック』とラモーンズの『ロックンロール・ハイスクール』を参考にし「映画は愛だ」と語る監督。この映画には様々な愛の形を描いたと言う。
それにしても、仲条春香のチェックのレオタードはどうだ?むやみに長い足はどうだ?キャプテンを演じる稲宮誠のキレタ演技はどうだ?遠藤雅も久しぶりに出演した映画がこんなんでいいのか?ギターウルフは、まんまじゃないか。シティチャイ・クワンチャルって誰だ?(←監督がタイのクラブでナンパ)こんな映画が出来ていいのか?みんな後悔はないのか?タイのみんなはどんな映画に出たか解っているのか?
ストーリー
超人気バンドにして最強のタフガイ=ギターウルフは、ある日ライブハウスの悪徳オーナー=キャプテンと衝突し、お互いに拳銃を抜いた。そこに偶然居合わせた、ギターウルフに憧れる追っかけ少年エースに熱い血がたぢる。“ロッケンロールは不滅だ!”
自らの危機も顧みず、その場に乗り込み負傷した少年エースにギターウルフは告げる。“ロッケンロールを忘れるな。俺たちは、どんなに離れていてもロッケンロールBL00Dで繋がっている”
さすらいの旅を続けるギターウルフを追い、少年エースもバイクを走らせる。ふと立ち寄ったガソリンスタンドでは、チンピラにもなりきれないダメ人間3人組(トシ、ハナコ、マサオ)が仲間内の喧嘩から勢いで強盗を働いているところだった!そんな極限状況の中で、エースは可憐な外国人の少女トビオと出会い、再会を誓い合うのだった。
さらにバイクを駆るエースがたどり着いたのは、ゾンビたちが人間の肉を求めて彷徨うゴーストタウン旭町だった!すでにマサオはゾンビの餌食となり、トシとハナコは命からがら逃げ出し、ヤクザの混同もゾンビに食われてしまっていたのだ。謎の武器商人の山崎もホテルでゾンビたちに襲われていた。人肉を漁るゾンビたちから逃れながらエースは、ふとガソリンスタンドに残してきたトビオのことを思い出した。そして、自分がトビオを愛していることに気付いたのだ。そんなエースの目の前にバイクにまたがったギターウルフの幻影が現れる。そして、エースに告げるのだ。トビオを助けろと。
一人ガソリンスタンドに引き返すエースは、絶体絶命のピンチに陥るのだった。ロッケンロールの血で繋がったギターウルフたちは、エースの危機を察知し、彼を救い出すために旭町に猛然と突入する。山崎の武器を手に入れ、ゾンビたちと死闘を繰り広げるギターウルフ。再びはぐれてしまったエースとトビオは出会うことが出来るのか?ゾンビとなってしまったトシをそれでも愛想とするハナの純愛の行方は?彼らを狙うのはゾンビたちだけではない。ギターウルフへの復讐を誓うキャプテンまでもがその死闘の中に加わったのだ。そして頭上には無数のUFOが襲来!
果たしてエースの愛は?ギターウルフの運命は?ロッケンロールの魂が火を放つ!
スタッフ
製作:田中和彦
プロデューサー:古田嘉一郎、竹内鉄郎
企画:坂井洋一、竹本克明
脚本:竹内鉄郎、高木聡
撮影:小林基己
照明:鈴木大地
CG:小林淳夫
特殊造形:片岡紀和、清水覚
美術:稲村章彦
技術監督:小林基己
技闘監督:柴原孝典
キャスティング:石垣光代
ヘアメイク:双木昭夫
ヘアメイク・アシスタント:山浦由佳里
スタイリスト:篠原さおり
スタイリスト・アシスタント:西澤忍実
助監督:高木聡、鷹野原均、笹メキシコ
撮影助手:高沼直樹、加藤純一、笹目康一、清川耕史
照明助手:佐藤正男、村田暁彦、井手浩司、柳沼真吾
スチール:鈴木陽子
振り付け:長谷川悦子
製作担当:野坂麻子
制作:スミス
ランナー:野添高彦
制作デスク:篠崎あゆみ、鈴木晶子
編集:窪田知恵
音楽:早崎弘一
MA:伊藤浩二
監督:竹内鉄郎
キャスト
ギターウルフ:セイジ
ベースウルフ:ビリー
ドラムウルフ:トオル
エース:遠藤雅
トビオ:シティチャイ・クワンチャル
山崎:仲条春香
ハナコ:種子
トシ:森下能幸
マサオ:佐藤正男
森:田脇総徳
俊夫:村田暁雄
近藤:並木史朗
アイドル・ガール:榎並あさ子
羽衣天女:江川加絵
老人:村上昭人
鼻血女:スージー
叫ぶ女:西澤忍実
ジャンキー女:江川加絵
店員:瀬名中央紀和
一男:宮内康彦
作業員A:塩原正典
作業員B:野添高彦
会社員:三住隆
ゾンビ:前川順一、日笠山邦仁、小林淳夫
キャプテン:稲宮誠
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