原題:POSSESSED

死の瞬間、戦慄の蘇生が始まる。

1999年デンマーク映画/99分/カラー/1:1.85/ドルビーSR/配給:オンリー・ハーツ

2000年5月26日よりビデオレンタル発売 2000年2月5日より俳優座トーキナイトにてロードショー!

公開初日 2000/02/05

配給会社名 0016

解説

1995年、デンマークで[ドグマ95]と呼ばれる映画監督の集団が結成された。日本でも『セレブレーション』『ミフネ』と[ドグマ95]作品が続々と公開となり、注目を集めている。
 その[ドグマ95]の提唱者の一人であり、デンマーク映画界の中心ラース・フォン・トリアー監督(『キングダム』『奇跡の海』)が設立した製作今社がゼントローパ・エンターテインメントである。当初はトリアーの作品のみをプロデュースしていたが、その後デンマークを中心に北欧の若手監督作品を手掛けるようになる。本作はその中の1本。

 監督のアナス・ロノウ・クラーロンは、1971年生まれの28才。1996年に『The Eighteenth』で監督デピュー。国内外で高い評価を受けた。

ストーリー

 ルーマニア発の飛行機からデンマークに降り立った謎の人物が、エボラ出血熱に酷似した症状を起こして急死した。青年医師ソーレン(オーレ・レメケ)は、発病したルーマニア人の足跡をたどってブカレストヘ向かう。同行した恋人で医学生のサラ(キアスティ・エリーネ・トアハウグ)が止めるのも聞かずに、感染元である少年の死体を掘り起こしてまでウィルスを手に入れようとするソーレン。埋葬されていた少年の骨髄サンプルをデンマークに持ちかえって調査したソーレンは、その信じがたい結果に愕然憤然とする。

 一方警察は、病院で情報をかき集めようと動いていたオカルト占星家、ヴィンセント(ウド・キアー)に目をつけていた。彼の所有していた文書は、破滅を告知する魔の超新星ステラ・マーラの存在を示していた。

 ウィルスの存在が明らかになるにつれ、死亡したルーマニア人から感染したと思われる一人の女性が捜査線上に浮かびあがる。警察に追われながらも、ヴィンセントは彼女を撃ち殺し、ウィルスの蔓延を防ごうとする。しかし、体から外へと感染するその邪悪な魔の手は、死滅することなくサラに襲い掛かってゆく…。

スタッフ

監督:アナス・ロノウ・クラーロン

キャスト

ヴィンセント:ウド・キアー
ソーレン:オーレ・レメケ
サラ:キアスティ・エリーネ・トアハウグ
ベンツォン:オーレ・エアンストゥ
イェンセン:ニルス・アナス・トーン

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