原題:DAS DEUTSCHE KETTENSAGEN MASSAKER

この映画はヤバすぎる! 「ネクロマンティック」を超えた! ドイツの超過激派映像作家シュリンゲンズィーフ、ついに日本上陸!

1990年/ドイツ映画/カラー/63分

ドイツ映画鬼畜映画大会 3月10日(金)、11日(土)の2日間公開!

公開初日 2000/03/10

公開終了日 2000/03/11

解説

 「ネグロマンティック」「死の王」のエルグ・ブットゲライト監督に続き、ついに待望の日本上陸を果たすドイツ作家クリストフ・シュリンケンズィーフ。その名を一躍世界に轟かせた怪作がこの「ドイッチェーンソー大量虐殺」だ。1989年のドイツ統一後、西側に怒濤のごとく流入する無数の旧東ドイツ人。だが、食肉工場を経営する西ドイツのある一家は、東からやって来る人々を次々と殺してはソーセージにしていた…。
 数十万人の流入者の内、4%が行方不明になったという事実をモチーフに創造されたおぞましき寓話。全編、血と臓物に満ちた残虐シーンと、ダーティで騒々しい笑いのオンパレード。だが、その汚物映像の裏にはドイツの今を描こうとする作家の怒りと勇気が込められている。観る者のはらわたをかき混ぜ、嘔吐と嫌悪、興奮と感動を呼ぷアヴァンギャルドなクレイジーさはかの名作「ピンクフラミンゴ」にも匹敵する。そう、シュリンケンズィーフこそドイツのジョン・ウォーターズなのだ。「処女の生血」以降、最も素晴らしい怪優ウド・キアーの姿が見られるのも見逃せないポイントだ。

ストーリー

89年のドイツ統一後、西側に怒濤の如く流入する無数の旧東ドイツ人。だが、食肉工場を経営する西ドイツのある一家は、東からやって来る人々を次々と殺してはソーセージにしていた…。数十万人の流入者の内、4%が行方不明になったという事実をモチーフに創造されたおぞましき萬話。監督のクリストフ・シュリンゲンズィーフはこの怪作で一躍世界にその名を轟かせた。

スタッフ

製作:クリスティアン・ヒュルスト
監督:クリストフ・シュリゲンズィーフ
助監督:ウド・ギアー
脚本:クリストフ・シュリゲンズィーフ
撮影:クリストフ・シュリゲンズィーフ、フォクシ・ベーレンクラウ
編集:アリアーネ・トラウブ
美術:ウリ・ハニッシュ
音楽:ジャック・アルル

キャスト

ウド・ギアー
カリーナ・ファレンスタイン
スザンネ・ブレデヘーフト
アルトゥア・アルブレヒト
フォルカー・シュベングラー
アルフレッド・エーデル

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