2000年日本映画/カラー/ビスタサイズ/ドルビーステレオ/配給:東映

2000年5月12日よりビデオレンタル開始 2000年1月22日より新宿東映パラス2ほかロードショー公開

公開初日 2000/01/22

配給会社名 0004

解説

平成大不況のリーサル・ウェポン あのスーパー・レディーが帰ってきた!!
 亜希子の過去が明かされる平成金融道シリーズ第2弾
倒産回避のプロフェッショナル立花亜希子。
平成大不況の真っ只中、卑劣な悪徳金融業者、法律のグレーゾーンを逆手に取り、騙されるヤツが馬鹿なのだと嘯く詐欺師達に敢然と立ち向かう。
彼女こそ、誰もが待ち望んでいる最後のスーパーレディーだ。

ストーリー

東京カウンセラントオフイス所長、立花亜希子(夏樹陽子)。平成大不況の真っ只中、倒産回避のプロフェッショナルである彼女のオフィスを訪れるクライアントは後を断たない。
 忙しく飛び回る彼女は、友人である斉藤君子(山口美也子)の息子の健(川本淳一)がベンチャーキャピタル会社ミキ・グループヘの就職が決まったといううれしい報せを受ける。家族のいない亜希子にとって斉藤親子はかけがえのない存在だった。
 しかし、喜びも束の間、健が多額の個人債務を負わされ、計画的な倒産を強いられてしまう。早速、記査を開始した亜希予はミキ・グループオーナー円城寺ミキ(白鳥智恵子)と対峠する。そして、その背後に見え隠れする黒幕、会社倒産屋・鬼塚周平(宍戸錠)の存在を暴き出す。
 『会社倒産屋 鬼塚周平』亜希子にとって忘れられない男だった。かって、家族を夜逃げに追込み、今また斉藤親子から全てを奪おうとしている宿敵だ。亜希子のリベンジが始まった。
 鬼塚はダミー会社(ワーク物産)をミキとともに設立し、大手製薬会社(昭和製薬)への”取り込み詐欺”を画策していた。
 数回の現金取引で(昭和製薬)社長の猪瀬撒(前田武彦)の信用を獲得していくミキ。借金返済に苦しんでいる厚生省審査管理課の武田(宮内洋)をも金と女の武器で陥落させる。深く静かにしかし、着実に(昭和製薬)貶める準備を整えてい<鬼塚。  亜希子はハーバード大学の同窓生で検事の西村徹(加勢大周)、顔馴染みで何処か憎めない金貸し屋、長倉次郎(ブラザー・トム)等とともに、証拠を固めて行く。  事件の全貌が明らかになろうとしたその時、鬼塚の魔の手が、亜希子にのびる。  最後の切札はどちらが握るのか  捕われた亜希子は悪の詐欺師集団に鉄槌を下せるのか

スタッフ

企画・製作:又來渉
プロチェーサー:瀬戸恒雄、横山和幸、柴田意義(ムービーブラザース)
原作:向谷匡史「新宿金融街の裁き人−倒産回避カウンセラント・立花亜希子−」(廣済堂文庫刊)
ストーリー監修:立川昭吾
脚本:香月秀之
音楽プロデュサー:義野裕明
撮影:近森眞史
美術:坂本享大
照明:三荻国明
録音:菊地進平
編集:矢船陽介
スクリプター:國米美子
助監督:金佑彦
製作担当:福士茂

主題歌
「ごめんネ Yuji」(日本クラウン株式会社)
作詞:星野哲郎
作曲:美樹克彦
編曲:桜庭伸幸
唄:夏樹陽子、深谷次郎
協力:ウンガロ・ジャパン株式会社
製作協力:東映俳優センター
監督:和泉聖治
製作:(株)ムービーブラザース
配蛤:東映株式会社

キャスト

立花亜希子:夏樹陽子
西村徹:加勢大周
長倉次郎:ブラザー・トム
園城寺ミキ:白鳥智恵子
斉藤君子:山口美也子
斉藤健:川本淳一
武田:宮内洋
小池哲也:柿澤弘治
木山:中野英雄
三船:片桐竜次
立花仙太郎:高松しげお
葛原:織田無道
猪瀬文昭:前田武彦
執行官:左右田一平
乾とら:正司歌江
鬼塚周平:宍戸錠

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