原題:MARCO

少年は、たった一人海を渡り12000キロの旅に出た。

1999年日本映画/カラー/製作:松竹、三井物産、日本アニメーション

1999年4月3日より松竹洋画系にて公開 1999年8月25日よりビデオレンタル開始

公開初日 1999/08/25

配給会社名 0003

解説

1976年「フランダースの犬」に続きテレビシリーズ化され30%近くの視聴率を記録し、名作アニメの代表作と呼ばれるようになった名作「母をたずねて三千里」が、今年、1999年に映画になって帰ってきます。

ストーリー

幼いながらも勇敢な少年マルコが、母を思い、イタリアから遠くアルゼンチンのアンデス山脈山麓の町まで、様々な人々の愛と優しさに支えられながら一人で旅をする。少年の靴は破れ、足の包帯には血がにじんでいた…。大人が強く、勇敢で優しかったころ。子供たちは、おおらかにたくましく育った時代の物語です。重税・不景気に苦しむ19世紀のイタリア・ジェノバ。多くの人が南米大陸へ出稼ぎに行くことで生計をたてていた。貧しい人々のための診療所を経営する夫を助けるため、マルコの母もアルゼンチンに行くことになる。そのことを一言も相談されなかったマルコは、母の旅立ちの日、反抗心からとうとう笑顔を見せなかった。出航する移民船上の母の姿が小さくなるにつれ、追いかけずにはいられなくなるマルコ。途中転倒しつつも、母の名を叫びながら波止場の先端までかけてゆく。船は波止場を離れ、やがて大海の果てに消えてゆく…。母の身を案じ、12000キロの旅をする9歳の少年マルコは、数々の困難を乗り越えながら、母親の気持ちだけでなく、父親のことも理解してゆく。マルコとともに旅するあなたは、きっと何か新しい発見をすることでしょう。1999年最高のアニメーション映画が、爽やかな感動を贈ります。

スタッフ

製作: 松竹、三井物産、日本アニメーション
原作: エドモンド・デ・アミーチス
脚本: 深沢一夫
音楽: 岩代太郎
主題歌: シーナ・イーストン
監督: 楠葉宏三

キャスト

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す