君の手がささやいている

あなたに会えて、本当によかった。

1997年／カラー／スタンダード／95分 配給：「君の手がささいていやる」全国普及委員会、T＆Kフィルムズ

2005年03月25日よりＤＶＤレンタル開始 全国５ヶ所で上映決定！ 東京1999年3月2日(火) 18:50開演 中央区立中央会館 大阪1999年3月11日(木) 14:00開演／18:50開演 ドーンセンター大ホール 埼玉1999年3月22日(月) 14:00開演 浦和市民会館 京都1999年3月23日(火) 14:30開演／18:30開演 ハートピア京都 兵庫1999年3月25日(木) 14:00開演／18:30開演 兵庫県民会館Ａ大ホール 問い合わせ：（株）T＆Kテレフィルム　03-3486-6881

公開初日　1999/03/11

配給会社名 0580/0053

解説

ストーリー

ある朝、オフィス街を急ぐサラリーマンやOLの中に武田美栄子(菅野美穂)が期待と不安を抱きつつ新しい職場へと向かう姿があった。彼女は、道を聞かれても気づかない、聴覚障害者だったのだ。両親の反対を押し切り、健常者の世界へ飛び出した第１日目である。会社に到着した彼女は、迫ってくる台車を避けようとしない。その行動を不思議に思いながらも、冷たい対応をする野辺博文(武田真治)である。同じ部署に配属された美栄子。事情を知り心を痛める博文…。何事にもスピードを優先する世界。頑張れば頑張るほど孤独なやりきれなさに襲われる。先輩の聡子はそんな美栄子をそっと見守る一人であった。博文のピンチを救った事で明るさを取り戻していく。「おはよう」と手話であいさつをかわす博文に急速に親しみをいだくのであったが、電車の事故にあい書類を届ける事が出来なかった美栄子は退職を考える。自宅に迎えにくる博文に戸惑う美栄子。なぜとの問いに「君が好きだから」と伝える博文。同僚の暖かい支えの中で愛を育てていく二人だが、ハードルがまっている。結婚を決意した二人に、博文の両親は心よい返事をしない。美英子は両親がいつくしんで育ててくれた昔を想いおこすのだ。結婚式をむかえた回博文の母が手話で「幸せになるのよ」と贈ってくれたドレスが教会の窓から射し込む光にキラキラと輝くのであった。

スタッフ

原作：　軽部潤子（「君の手がささやいている」講談社刊）
脚本：　岡田恵和
演出：　新城毅彦
プロデューサー：　黒田徹也（テレビ朝日）、東城祐司（MMJ）、清水真由美（MMJ）
音楽：　吉俣保
主題歌：　「心の愛（I just called to say I love you）」スティビー・ワンダー
手話コーディネート：　丸山浩路
美術デザイン：　古谷良和
技術：　島方春樹
撮影：　宮田伸
照明：　古澤一生
音声：　下山田　淳
映像：　赤松比呂志

キャスト

武田真治、菅野美穂、高樹沙耶、中村麻実、斎藤陽一郎、木内みどり
本田博太郎、石田太郎、加賀まりこ

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