原題:JEANS - 0%COTTON/100%LOVE -

99年夏、ハリウッド資本がはじめて本格的に参画した史上最大のインド娯楽映画がやってくる! マサラ・ムービーを越えた、驚異のダンシング・エンタテインメント! 世界はふたりのために…

☆ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭'99特別招待作品:http://forum.nifty.com/fanta/yubari/

1999年/インド=アメリカ合作/カラー/シネマスコープ/4,671m(全16巻)/175min/ ウルトラ・マサラ・サウンド(DTSサラウンドステレオ)/日本語字幕:松浦美奈/タミル語監修:山下博司 アムリトラジ=ソロモン・コミュニケーションズ制作/ジーンズ・プロダクション製作/ 提供:JCA+EDEN+東京テアトル/配給:ザナドゥー+電通

2000年6月21日よりDVD発売 2000年6月21日よりビデオレンタル開始 2000年1月1日よりシネセゾン渋谷にてロードショー!

公開初日 2000/01/01

配給会社名 0103

解説

ハリウッドとインド映画が手を組んだ、いまだかってない新世紀のダンシング・エンタテイメント
日本列島をその華麗な歌と踊りで魅了し、一大センセーションを巻き起こした『ムトゥ 踊るマハラジャ』。『タイタニック』と並び、‘98年単館系No.1の大ヒットから1年、CMやTV番組にまでパロディが登場しいまだブームが覚めやらぬ今、世界最大の映画王国インドとハリウッドががっちり手を組んだ、全てが新しい新世紀のダンシング・エンタテインメントが誕生した。『ジーンズ−世界は2人のために−』の登場である。
元ワーナープラザーズの重役マイケル・ソロモンと、 ジャン=クロード・ヴァンダムをスターに押し上げ、ハリウッドにその地位を築き上げたインド系敏腕プロデューサー、アショク・アムリトラジの2人が、インド初の国際市場向け大型エンタテインメント製作を目指して設立した製作会社アムリトラジ=ソロモン・コミュニケーションズの第1回作品である本作は、インド映画史上最高の製作費500万USドルをかけ、昨年4月にインド全土で公開され、記録破りの興行成績を叩き出し、半年以上のロングランを続けたメガ・ヒット作品である。
世界6カ国でロケを敢行‘94ミス・ワールドが歌い踊る究極のラブ・ストーリー
アメリカ、フランス、イタリア、中国、エジプトそしてインドと世界6カ国でかってない一大ロケーションを敢行した本作は、1994年ミス・ワールドというスーパー・モデル並のスタイルとセクシーさで、“インド女優はやや太め”の概念を変えたマサラ・ムービー界の女王、世界一の美女アイシャワリヤ・ライをヒロインに迎え、マドラス(現名チェンナイ)に住む大金持のお嬢さんと、L.A.育ちの双子のエリート医学生の太平洋をまたにかけた波瀾万丈の恋を描いた究極のラブ・ストーリーである。
ヒロイント恋に落ちる若きインターンを演じたプラシャーントは、本作で一気にブレイクを果たし、インドのY.A.スターとして主演作が目白押しの有望株。
本国でガンコ親父を演らせたら右にでるもののないナザールが『ボンベイ』に引き続き渋い名演を披露すれば、使用人役ではインドNo.1ともいわれる『ムトゥ 踊るマハラジャ』の名バイ・プレイヤー、センデルがまたもや登場。タミル語映画界最大のヒットメイカー、シャンカル監督のもと、インド映画界新旧の豪華スター競演も見所の1つとなっている。
『ムトゥ 踊るマハラジャ』のヒット・メイカーA・R・ラフマーンのマサラ・テクノがさらにスケール・アップ
そしてお待ちかね、ほとばしる色彩と五感に響く“待ってましたぁ”のソング&ダンシング・シーンは『ムトゥ 踊るマハラジャ』より1場面多い8シーン、DTSサウンドを駆使したおなじみ“インドの小室哲也”A・R・ラフマーン+名作詞家ヴァイラムットゥの黄金コンビによるマサラ・テクノの数々と、L.A.のヴェニス・ビーチに始まり、ユニバーサル・スタジオ、ディズニーランド、ラスヴェガス、エンパイア・ステート・ビル、自由の女神、グランド・キャニオン等、アメリカ大陸はもとより、エッフェル塔、ピラミッド、タージマハル、万里の長城、ピサの斜塔にいたる世界各国の名所旧跡をバックにしたミュージカル・ナンバーは、従来のマサラ・ムービーを遥かに凌駕した驚くべき名場面の大洪水。
主演のアイシュワリヤ・ライは、この1本で実に64回もの衣装変わりをこなし、メイン・キャラクター3人が、モーション・キャプチャーやCGの活用で全員1人2役を演じ、そしてクライマックスではクレオパトラのコスチュームを纏ったヒロインが、ピラミッドを背景にらくだ100頭を従えて踊りまくるという、インド映画ならではの夢のようなゴージャスさ。
新世紀の扉は、デジタル・マサラにあり
インド人にとってアメリカン・サブカルチャーの象徴ともいえる『JEANS』を原題に冠した本作。歌って踊るマサラのハッピーなグルーヴとハリウッドのデジタル技術の融合が、21世紀におけるエンタテインメントのグローバル・スタンダードを予言している。さあ、歌おう!踊ろう!映画100年新しい扉は開いた。

ストーリー

ジーンズ-世界は2人のために-
JEANS – 0%COTTON/100%LOVE –
99年夏、ハリウッド資本がはじめて本格的に参画した史上最大のインド娯楽映画がやってくる!
マサラ・ムービーを越えた、驚異のダンシング・エンタテインメント!
世界はふたりのために…

☆ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭99特別招待作品

2000年6月21日よりDVD発売
2000年6月21日よりビデオレンタル開始
2000年1月1日よりシネセゾン渋谷にてロードショー!

1999年/インド=アメリカ合作/カラー/シネマスコープ/4,671m(全16巻)/175min/
ウルトラ・マサラ・サウンド(DTSサラウンドステレオ)/日本語字幕:松浦美奈/タミル語監修:山下博司
アムリトラジ=ソロモン・コミュニケーションズ制作/ジーンズ・プロダクション製作/
提供:JCA+EDEN+東京テアトル/配給:ザナドゥー+電通

関連ホームページ
http://www.indolink.com/tamil/cinema/People/98/Feb/ashok.htm
http://www.indolink.com/tamil/cinema/Specials/98/April/jeans.htm
http://www.indolink.com/tamil/cinema/Reviews/articles/Jeans_202648.html

<INTRODUCTION>

ハリウッドとインド映画が手を組んだ、いまだかってない新世紀のダンシング・エンタテイメント
日本列島をその華麗な歌と踊りで魅了し、一大センセーションを巻き起こした『ムトゥ 踊るマハラジャ』。『タイタニック』と並び、‘98年単館系No.1の大ヒットから1年、CMやTV番組にまでパロディが登場しいまだブームが覚めやらぬ今、世界最大の映画王国インドとハリウッドががっちり手を組んだ、全てが新しい新世紀のダンシング・エンタテインメントが誕生した。『ジーンズ−世界は2人のために−』の登場である。
元ワーナープラザーズの重役マイケル・ソロモンと、 ジャン=クロード・ヴァンダムをスターに押し上げ、ハリウッドにその地位を築き上げたインド系敏腕プロデューサー、アショク・アムリトラジの2人が、インド初の国際市場向け大型エンタテインメント製作を目指して設立した製作会社アムリトラジ=ソロモン・コミュニケーションズの第1回作品である本作は、インド映画史上最高の製作費500万USドルをかけ、昨年4月にインド全土で公開され、記録破りの興行成績を叩き出し、半年以上のロングランを続けたメガ・ヒット作品である。
世界6カ国でロケを敢行‘94ミス・ワールドが歌い踊る究極のラブ・ストーリー
アメリカ、フランス、イタリア、中国、エジプトそしてインドと世界6カ国でかってない一大ロケーションを敢行した本作は、1994年ミス・ワールドというスーパー・モデル並のスタイルとセクシーさで、“インド女優はやや太め”の概念を変えたマサラ・ムービー界の女王、世界一の美女アイシャワリヤ・ライをヒロインに迎え、マドラス(現名チェンナイ)に住む大金持のお嬢さんと、L.A.育ちの双子のエリート医学生の太平洋をまたにかけた波瀾万丈の恋を描いた究極のラブ・ストーリーである。
ヒロイント恋に落ちる若きインターンを演じたプラシャーントは、本作で一気にブレイクを果たし、インドのY.A.スターとして主演作が目白押しの有望株。
本国でガンコ親父を演らせたら右にでるもののないナザールが『ボンベイ』に引き続き渋い名演を披露すれば、使用人役ではインドNo.1ともいわれる『ムトゥ 踊るマハラジャ』の名バイ・プレイヤー、センデルがまたもや登場。タミル語映画界最大のヒットメイカー、シャンカル監督のもと、インド映画界新旧の豪華スター競演も見所の1つとなっている。
『ムトゥ 踊るマハラジャ』のヒット・メイカーA・R・ラフマーンのマサラ・テクノがさらにスケール・アップ
そしてお待ちかね、ほとばしる色彩と五感に響く“待ってましたぁ”のソング&ダンシング・シーンは『ムトゥ 踊るマハラジャ』より1場面多い8シーン、DTSサウンドを駆使したおなじみ“インドの小室哲也”A・R・ラフマーン+名作詞家ヴァイラムットゥの黄金コンビによるマサラ・テクノの数々と、L.A.のヴェニス・ビーチに始まり、ユニバーサル・スタジオ、ディズニーランド、ラスヴェガス、エンパイア・ステート・ビル、自由の女神、グランド・キャニオン等、アメリカ大陸はもとより、エッフェル塔、ピラミッド、タージマハル、万里の長城、ピサの斜塔にいたる世界各国の名所旧跡をバックにしたミュージカル・ナンバーは、従来のマサラ・ムービーを遥かに凌駕した驚くべき名場面の大洪水。
主演のアイシュワリヤ・ライは、この1本で実に64回もの衣装変わりをこなし、メイン・キャラクター3人が、モーション・キャプチャーやCGの活用で全員1人2役を演じ、そしてクライマックスではクレオパトラのコスチュームを纏ったヒロインが、ピラミッドを背景にらくだ100頭を従えて踊りまくるという、インド映画ならではの夢のようなゴージャスさ。
新世紀の扉は、デジタル・マサラにあり
インド人にとってアメリカン・サブカルチャーの象徴ともいえる『JEANS』を原題に冠した本作。歌って踊るマサラのハッピーなグルーヴとハリウッドのデジタル技術の融合が、21世紀におけるエンタテインメントのグローバル・スタンダードを予言している。さあ、歌おう!踊ろう!映画100年新しい扉は開いた。

<STORY>

L.A.ハリウッド、目覚し時計が鳴り響き、新しい朝の始まりだ。
医大に通う双子の兄弟、ヴィスとラムー、顔形が瓜二つなのはもちろん、着てる服、履いてる靴、そして髪型と、何から何までもが一緒、使用人のジュノですら毎朝毎朝、どっちがどっちかハズレ続き、またもやクォーター硬貨を巻き上げられる始末だ。
さて、今日はLAX(L.A.国際空港)にケータリングの仕事だ。父ナーチャッパンの経営する高級インド・レストランはビバリー・ヒルズで大繁盛、LAX職員向けに配達も請け負う。父子家庭が故に、学業の合間に父の手伝いは日常茶飯事のこと。特に苦になるはずもない。
入国審査ゲートで長蛇の列、見ればインド人一家が立ち往生している。居住先のメモをなくしたらしい。タミル語だ。とりあえずウチに来たらいい、同郷のよしみで。八頭身美人・マドゥと三枚目の兄・マデッシュが付き添い、彼らの祖母のインドでは難しい頭部の手術を受けに来たのだという。聞けばヴィスたちが通う大学の病棟だった。
初の異国と目前に迫った大手術に緊張する祖母に、ナーチャッパンは自慢のインド料理を振る舞い、気晴らしに街をBMWのオープンカーで案内するヴィス。いよいよ手術当日だ。
冷たい手術室の廊下、長引くオペ、心配が募るマドゥ、ようやくランプが消え、ホッとしたのも束の間、ベッドの祖母は目を覚まさない。手術は失敗か。資料室の厚い扉を開け、カルテを確認するヴィス、だがそれは他のインド人のカルテだった。落胆と激昂、失意と疑惑、教授会に乗り込み、責任を追及するヴィス。ここはアメリカだ。学長自らメスを取り、ヴィスが助手を務め、再手術は見事に成功。さらに示談金200万ドルも手に、マドゥ一家は家路に就くことに。
見送りに来たLAXで、なぜか落ち着かぬマドゥとヴィス。ヴィスのちょっとした、あのときそのときの、些細な仕種が脳裏をよぎり、マドゥの熱く潤んだ大きな瞳が何度も何度も、浮かんでは消え。けれどもう時間だ。二人の想いは届かぬまま。涙目をラムーに励まされ、ヴィスは告白を決意、真紅のバラを握りしめ、急げヴィス、搭乗口へ。けれどけれど時すでに遅し。ジャンボ機は滑走し舞い上がり、夕刻の空に溶け込もうと。
失意のうち、帰宅するヴィスとラムー。静寂な空気が心に冷たく、玄関のドアもいつもよりもズシリと重く。と闇に飛び出した突然の物体、電気が点き、パッとひまわりのようなヴィスの笑顔が輝いた。そこには愛するマドゥが…。
出発直前、頭痛を訴えた祖母に航空会社は搭乗を差し止めたというが、どうも祖母の方はピンピンしている。ともあれ、ヴィスに再び訪れた告白のチャンス。
プールサイド、ブルーの水面が夜空に妖しく輝き、月明かりが恋する二人を優しく包み、ヴィスはマドゥをマドゥはヴィスを、もはや言葉はいらない。囁き合う瞳と瞳、熱い唇と唇、甘い吐息と腰と腰が溶け合い、恋人たちは今宵ダンスとともに……。
ところが、マドゥには確信が持てないことがあった。愛してるとは言ったものの、ヴィスか、ラムーか、とっさに来られると判別がつきかねるのだ。ヴィスにはヴィス、ラムーにはラムー、それぞれに別々のシャツをプレゼントしてみた、だがそれは着れないとのつれない返事。可愛い妹の困惑に兄・マディッシュも同意、一計があるという。
深夜、ヴィスとラムーの寝室、怪しげな人物がチラリ。どちらかの頭を剃れば、いつでも分るというマディッシュの浅知恵だったが、バリカンを手にしたその瞬間、強引な力が働いた。父・ナーチャッパンだった。ヴィスとラムー、二人を頭の先からつま先まで、全く同一にしているのには家計にまつわる重大な訳があるという。
マドゥをヴィスに嫁がせたい、美貌の孫の想いを祖母が代弁した。ニコッと視線を交差させるヴィスとマドゥ、だがそんな淡い期待も父・ナーチャッパンの言葉で断絶された。双子の息子には、双子の嫁を。愛の視線は急速に失望に急変する。
とその時、誰もが思っていない祖母の一言が。実はマドゥにも双子の妹がいるのです、私以外、家族の誰も知らない…。
まるで映画だ!!父・ナーチャッパンは絶句した。いえ、本当です、あの娘の父親が占いで双子を持つと40までに死ぬ、と言われ、私が今の今まで隠し通し、遠縁の許に。そう、ちょうど今は大学生。名前はヴァイシュナヴィです。
風雲急を告げ、一路・マドラスへ。ここはマドゥの実家、訪れたヴィス、ラムー、父・ナーチャッパンら一行、久しぶりの故郷に頑固な父も幾分心和む。明日は20年ぶりにマドゥの双子の妹ヴァイシュナヴィが戻って来る日だ。双子同志の婚約に弟ラムーの心もざわめき出す。けれどマドゥは複雑だ。何しろ祖母の無謀な策略に従い、この場に及んで一人二役の大役を演じ続けねばならないのだから…。

スタッフ

監督・脚本・原作:シャンカル
共同監督:R・マデシュ
製作:アショク・アムリトラジ
共同製作:Dr.ムラリ・マノハール
製作総指揮:マイケル・ソロモン、Dr.S・K・ドゥライラーイ
音楽:A・R・ラフーマン
撮影:アショク・クマール
歌詞:ヴァイラムットゥ(タミル語)
ジャーヴェード・アクタル(ヒンディー語)
台詞:バーラルマーラン
編集:B・レーニン、V・T・ヴィジャヤン
美術:トーッター・タラニ、バーラ
特殊視覚効果:S・T・ヴェンキ
振付:スンダラム、ラージュ・スンダラム、ナジェンドラ・プラシャード

キャスト

マドゥ/ヴァイシュナヴィ:アイシュワリヤ・ライ
ヴィス/ラムー:プラシャーント
クリシュナヴィニ:ラクシュミ
ナーチャッパン/ペーチャッパン:ナーザル
マデッシュ:ラージュ・スンダラム
ジュノ:センディル
スンダランマ:ラーディカ

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
http://www.indolink.com/tamil/cinema/People/98/Feb/ashok.htm
ご覧になるには Media Player が必要となります