原題:LES ENFANTS DU PARADIS

全世界映画史上 燦然と輝く金字塔!

1946年ヴェネチア国際映画祭 特別賞 1979年セザール賞 特別名誉賞

1945年3月9日フランス公開

1945年/フランス映画/モノクロ/スタンダード/195分 配給:ザジフィルムズ

2005年1月15日(土)より シネ・リーブル池袋にてロードショー

公開初日 2005/01/15

配給会社名 0089

解説

☆映画史屈指の黄金コンビ、
マルセル・カルネとジャック・プレヴエールが贈る、
いまだフランス映画史上最高傑作と謳われる、豪華絢燗な一大絵巻!

☆製作期間3年3ヶ月の歳月を経て完成した、3時間を越える超大作!
ドイツ軍のパリ占領下の1943年に撮影開始。非占領地区ニ一スのヴィクトリーヌ撮影所に全長400mの大オープンセットを建設!カーニバルシーンでの実働工キストラ1800人!当時の製作費6000万旧フラン!
(日本円にして約16億円)

☆天オパントマイム師バチスト、シェイクスピア俳優ルメートル、犯罪詩人ラスネールは、実在した人物。

☆ひとりの美女をめぐる4人の男たちの壮絶な恋の駆け引きにも大注目!→フランスから学ぶべき大人の恋愛術がたくさん散りばめられている!

☆永遠に語り継がれる、名セリフの数々!

「人生は美しい。きみも人生のように美しい」
「誰も愛さない…絶対の孤独!誰からも愛されない…絶対の自由!」
「女は誰のものでもない以上、嫉妬はすべて男のものだ」
「俺は血の河を流し、きみはダイヤモンドの滝を落とす」       他多数

ストーリー

舞台は19世紀半ばのパリ、犯罪大通り。
女芸人ガランスを取り巻く男4人、パントマイム役者バチストとシェイクスピア俳優フレデリック・ルメートルと犯罪詩人ピェール=フランソワ・ラスネールと伯爵ド・モントレー。
彼らの運命と人生が、ロマンチックに交錯する波乱万立の大恋愛絵巻。

第1部「犯罪大通り」
1840年代のパリの通称「犯罪大通り」。そこは売店や見世物小屋が立ち並び、人々で賑わっていた。その見世物小屋のひとつで裸身をさらしながら生きる女芸人ガランス(アルレッティ)は、ある日、雑踏の中でスリに間違われたところを、パントマイム役者のバチスト(ジャン・ルイ・パロー)に助けられる。パチストは魅力溢れるガランスに一目ぼれするが、なかなかその想いを彼女に告げることができない。そんな中、犯罪詩人のラスネール(マルセル・エラン)や若き俳優ルメートル(ピェール・ブラッスール)もガランスに恋していた。やがてガランスはバチストと同じ「フユナンビュル」座に雇われる。ピエロのバチスト、女神のガランスが舞台に立つ「フユナンビュル」座は、パリ中の人気を呼んで、特別席から天井棧敷まで超満員となった。その評判は社交界にも及び、モントレー伯爵(ルイ・サルー)もまた、ガランスの美貌に惹かれ、彼女に愛の告白をするのだが…

第2部「白い男」
数年後一.バチストはナタリーと結婚、一子をもうけていた。ガランスも伯爵と暮らすようになっていた。バチストとの再会を願うガランス。同じくバチストもガランスヘの愛は変わらずいた。また同時にガランスを巡る男たちの争いも絶えないでいた。人気俳優になったルメートルのはからいでバチストはガランスと劇場のバルコニーで会い、遂に結ばれる。翌朝、ナタリーが子供を連れて現れる。ガランスは、そっとその場を立ち去り、カーニバルで雑踏する街の中へ消えてい<。バチストは彼女の名を呼び続け、追いかけていくが。。。

スタッフ

監督:マルカル・カルネ
脚本・台詞:ジャック・プレヴェール
製作総指揮:レイモン・ボルドリー
製作主任:フレッド・オラン
撮影:ロジェ・ユベール、マルク・フォサール
音楽:モールス・ティリエ
   ジヨゼフ・コスマ、
   ジョルジュ・ムーケ
美術:アレクサンドル・卜ローネル
   レオン・バルサック
   レイモン・ガブッティ
編集:アンリ・リユスト
   マドレーヌ・ボナン
録音:ロべ一ル・テセール
整音:ジャック・カレール
衣装:アントワーヌ・マイヨ
●撮影所:ラ・ヴィクトリーヌ撮影所(仏・二一ス)
     パテ映画撮影所(仏・パリ)

キャスト

ガランス:アルレッティ
バチスト:ジャン=ルイ・バロー
ルメートル:ピエール・ブラッスール
ラスネール:マルセル・エラン
モントレー伯爵:ルイ・サルー
ナタリー:マリア・カザレス
古着屋ジェリコ:ピエール・ルノワール
バチストの父:エチエンヌ・ドゥクルー
フユナンビュル座の楽屋番:レオン・ラリーヴ
アヴリル:ファビアン・ロリス
フユナンビュル座の舞台監督:ピエール・パロー
フユナンビュル座の座長:マルセル・ペレス
スカルピア・バリニ:アルベール・レミー
マダム・エルミーヌ:ジャーヌ・マルカン
にせ盲人・絹糸:ガストン・モド
グラン・テアトルの楽屋番:ギュスターヴ・ハミルトン
セレスタン:ロベール・デリー
マリー:マルセール・モンティル
グラン・テアトルの劇場主:レイモン・ロニョニ
イアーゴー:ジャン・ラニエ

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