原題:Samurai Mad Fellows

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2004正式出品作品 韓国・プチョン国際映画祭出品

2003年/日本語(英語字幕)/104分/ 配給:Ishii-gumi Film Entertainment

2006年04月07日よりDVDリリース 2005年5月28日よりシネマアートン下北沢にてレイトロードショー 2005年3月26日よりシネマアートン下北沢にてレイトロードショー 2005年1月11日(火)〜13日(木)、FANTASTIC THEATERにてレイトショー

公開初日 2005/01/11

公開終了日 2005/01/13

配給会社名 0565

解説


石井組は1992年にジョイ・イシイを核にその俳優仲間達で結成された映画製作集団。
8mmフィルム、ビデオ作品を数本製作。
2000年1月元旦にイシイは『オトコタチノ狂』を書き下ろす。博報堂やギャガが配給に興味を示すが、キャスティングと編集権はないなどという条件のため断念。結果自分たちで撮ることに。ホームページに製作日誌を載せ、一口千円からの募金を募るや全国から150万ほど集まる。それを製作費の一部に当て、残りをイシイが調達。ほとんどのスタッフ、キャストがノーギャラで参加。4年越しで完成。

ストーリー



 幕末。「侍」の時代に終わりを告げる鐘が鳴り始め、日本が近代国家への扉を開こうとしていた。そしてそれを望む者と抗う者とが、それぞれ「情熱」というエネルギーに満ち溢れ、己の「志」の為に命すら惜しまない「オトコタチ」がいた時代。。。
もしもそんな「オトコタチ」がある日突然、あなたの前に現れたとしたら、あなたは今の日本を彼らにどう説明するのだろう?
 21世紀。東京。どこにでもいる青年、櫻井光一。冬のある土砂降りの雨の日。家路に着く彼は背中に妙な気配を感じる。得体の知れない存在に彼は思わず玄関に向かい声をかけた。
「どなたですか?」
閉め忘れた鍵をかけようとした瞬間、怒濤の様に押し寄せる一塊の衝撃。
喉元に突きつけられたそれは鈍く光を放つ日本刀だった!
『お前、どこんモンぜよ・・・』
目を疑う光景。そこには紛れもなく4人のサムライがいたのだった・・・。
狭いワンルームマンションの中、4人の「オトコタチ」は櫻井を翻弄する。
恐怖と混乱に陥る櫻井をよそに、立場の違う4人の侍達もまた、この理解出来ない現実を拒否する様に争い始めるのだった。
 噛み合うはずのない彼らの魂の歯車が、軋んだ音をたてながら少しづつ回り始める。
幕末という激動の時代を生きたオトコタチと現代の青年が出会い、オトコとしての「生」と「死」、「志」と「夢」を現代に問う石井組渾身の作品。

スタッフ

原案・脚本・監督:ジョイ・イシイ
製作:石井組
   ジョイ・イシイ、小川りつこ、成田浬、田久保宗稔
撮影監督:小川真司
音楽:野島健太郎
美術:石井組
編集:ジョイ・イシイ、小川真司
共同製作:工藤俊作、小川真司
撮影:Panasonic DVX-100デジタルカメラ

キャスト

櫻井光一:林宏和
久坂玄瑞:成田浬
中岡慎太郎:小林博
中村半次郎:金澤眞
土方歳三:田久保宗稔
長谷川綾子:中原翔子(友情出演)
本部長:飯島大介(友情出演)
諏訪警部:諏訪太郎(友情出演)
田中警部:田中要次(友情出演)
棟椙警部:工藤俊作

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