原題:doom

警告————手加減なし!! 最終進化を遂げた生命体が次々と襲いかかってくる凄まじい恐怖と興奮! 『エイリアン』、『バイオハザ‐ド』を凌ぎ、SFホラ‐が頂点を極めた!

本国アメリカにて2005/8/5公開

2005/アメリカ/カラー/100分/R-15 配給:UIP映画

2010年12月02日よりDVDリリース 2010年07月02日よりDVDリリース 2009年05月09日よりDVDリリース 2008年06月12日よりDVDリリース 2007年09月13日よりDVDリリース 2006年08月11日よりDVDリリース 2006年4月1日(土)より銀座シネパトスほか全国ロードショー

(C)2005 Universal Studios,All rights reserved.

公開初日 2006/04/01

配給会社名 0081

解説


これまで次々の映画が、SFの世界で未知なる生命体の恐怖を描いてきた。それは人類よりも遥かに進化を遂げ、人智の及ばない凶暴なパワ‐を秘めている。驚愕のホラ‐空間に放り込まれた人間たちは———「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」、「生き残る。たとえ一人でも」・・・。
そして2006年、あらゆるSFホラーを凌駕する作品が誕生した。その名は『D00M/ドゥーム』。生命の存在すら拒否する火星で禁断の扉が開かれ、驚異のクリーチャーが解き放される!奴らが潜んでいる、襲ってくる、逃げ場はない———それは死よりも恐ろしい極限の密室バトル。しかも史上初の「一人称型シュ—ティング」映像により目の前で繰り広げられるノンストップのサーチ&デストロイ<捜索掃討>が痺れるほどリアルに迫ってくる。体感しなければこの凄さは決して語れない! 

  主演は新生代のNO.1アクション・スター、『スコーピオン・キング』のザ・ロックと、『ロ—ド・オブ・ザ・リング』シリーズでエオメル役を演じたカ—ル・アーバン。2人の強烈なカリスマ性が、このVFXヴァーチャル・アクションに更なる“凄み”を与えている。
『エイリアン』より壮絶な緊迫感、『バイオハザード』より激しいサバイバル戦。それが究極の『D00M/ドゥーム』体験だ!
 作品の原点になっているのは、93年12月10日にidソフトフェア社が全世界に発表したコンピュ—タ—・ゲーム「D00M」。04年に発売された「D00M3」は、アメリカのゲ—ムランキングで6週間連続首位をキ−プした大ヒットソフト。モニターがプレイヤー自身の目となり、革新的なグラフィックでアクション・ストーリーが展開していく“ドゥーム・ワールド”は熱狂的な人気を博し、ゲ−ムの世界に一躍FPS(First Person Shooter/
一人称シューティング)という言葉が広がっていった。そして映画『D00M/ドゥーム』の驚くべき映像感覚は、人間の持つ根源的な恐怖と興奮を容赦なく刺激するだけでなく、最新のVFXを駆使したハイテンションの連続で体内アドレナリンの墳出を抑えきれない“未体験ゾーン”がスクリーンで体感できるのだ!舞台となるのは<レッド・プラネット>火星のオルドゥヴァイ・ステーション。そこでは考古学と遺伝子に関する研究が行われていた・ところが隔離された実験ラボで異変が発生・研究員たちとの連絡が途絶えてしまう・状況把握のために選ばれたのは海兵隊RRTS(緊急対応戦略部隊)の精鋭8人。「敵が存在した場合は完全制圧し、地球への侵略を阻止せよ」という任務の下、完全武装した彼らはステーションを封鎖してラボへと潜入。極度の緊張感の中、部隊は密閉された通路を進む・そして———彼らの前に巨大なクリーチャーが姿を現す!部員たちは次々と襲われ、狂気の叫びと銃弾が激しく交錯。奴らは宇宙から飛来したエイリアンか、突然変異の生命体か、それとも・・・。人類に存在を脅かす恐怖は、まだ始まったばかりだ!!

“アンチヒーロー x ヒ−ロ−”極限の戦闘を突破する2大俳優が力技の激突!
N0.1アクション撮影監督がカメラをメガホンに持ち替え、最高の映画世界を構築!

 RRTSのリーダー、サージに扮するザ・ロックは、鍛え抜かれた肉体でこれまでにない圧倒的なインパクトをスクリ−ンに叩きつける。一切の妥協を排除したマシ−ンのような行動力は、アクション・リ−ダーとしてまさに彼のハマリ役、A・シュワルツェネッガーのターミネー夕—役にも決して引けを取らない、ザ・ロックの新たな代表作の登場だ。サージ対照的に、心に闇抱えながら、それを振り払うかのようにハ−ドな戦いに身を投じていくリーパーを演じているのがカール・アーバン。彼の演技がスト−リーのエモ−ショナルな部分を担い、『ロ−ド・オブ・ザ・リング』、『ボ−ン・スプレマシー』と同様、最強の戦士が一瞬垣間見せる憂いの表情が、彼の魅力の最大限に物語っている。
 また、迫り来るクリ-チャ−の謎を解く鍵を握っているリ−パ−の姉、サマンサ役にはロザムンド・パイク。『007/ダイ・アナザーデイ』、『プライドと偏見』に続く清楚な存在感で一途な研究員役を熱演している。その他、RRTSのメンバーには、『バイオハザードII/アポカリプス』のラズ・アドティ、『サンダーバード』のデオビア・オパレイ、イギリスTV界で活躍しているベン・ダニエルズ、『バットマン ビギンズ』のリチャード・ブレイク、本作が映画初出演となるヤオ・チン、『ヴェニスの商人』のアル・ウィーヴァーが顔を揃え、ステーションの通信員役で『ビロウ』のデクスター・フレッチャーも出演。米・英から一流のクセ者俳優たちが集められている。
 演出を手がけているのは、撮影監督として『スピード』、『リーサル・ウェポン4』等の大作で抜群の映像センスを発揮したアンジェイ・バートコウィアク。監督進出後も、『ロミオ・マスト・ダイ』、『DENGEK/電撃』、『ブラック・ダイヤモンド』といったキレのいいスピーディーな作品で、独自のスタイルを確立している。
 脚本は本作品がデビューとなるデビッド・キャラバンと、『セイント』、『グラスハウス』のウェズリー・ストリック。撮影は『眺めのいい部屋』、『ハワーズ・エンド』でアカデミー賞にノミネートされている名手トニー・ピアース=ロバーツ。プロダクション・デザイナーは『007/ダイ・アナザー・デイ』、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』等を担当したスティーブン・スコット。また、本作品のVFXヴァーチャル映像を手がけた特殊効果スーパーバイザーには『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』、『ボーン・スプレマシー』のキット・ウエスト。ドゥーム・クリーチャーを手がけたのが『ターミネーター』『ジュラシック・パーク』シリー一ズや、『エイリアン2』等のジョン・ローゼングラント。勿論idソフトフェア社のクリエイターたちも製作に参加するなど、各分野から優秀なスタッフが結集。単なるアクション・ゲームの映画化や、既存のSFホラーとは一線を画す、本作品の世界観が最大化されていったのである。

ストーリー



2026年、ネバダ砂漠を調査中の考古学者が、火星の古代都市への通路を発見、それは「アーク」と呼ばれた。
なぜそれが作られ、なぜ滅びたのか、20年後も謎のままだった−−「こちらカーマック博士。極秘研究6627号の披験体が脱出した。至急ここを封鎖しろ…」事件の発端は、火星にあるユニオン宇宙社オルドゥヴァイ研究所からの救援要請だった。施設にいる人数は、職員79人と、事故発生の研究ラボに6人。危険レベルは“コード・レッド”。深刻な状況だった。状況把握と安全回復、そして必要に応じて全てを掃討するという任務のために選ばれたのは、カリフォルニア海兵隊特殊作戦本部RRTS〈緊急対応戦略部隊〉の精鋭8人。リーダーはコード名サージ(ザ・ロック)。チームには、オルドゥヴァイでの作戦要請に顔色を変えたリーパー(カール・アーバン)の他に、デストロイヤー(デオビア・オパレイ)、マック(ヤオ・チン)、ポートマン(リチャード・ブレイク)、ゴート(ベン・ダニエルズ)、デューク(ラズ・アドティ)、そして今回が初任務となるキッド(アル・ウィーヴァー)も含まれていた。
 部隊はネバダ州にあるアーク基地へと飛び、そこから分子操作装置によって火星へと転送される。
トリップしてオルドゥヴァイに到着したRRTSは、まず現地のアーク室を封鎖、誰も地球へは戻れないという厳戒態勢を敷く。ステーション内部は通信員ピンキー(デクスター・フレッチャー)によって遠隔監視され、事故が発生したラボ内部は、施設のデータ回復:任務を担当するサマンサ(ロザムンド・パイク)が案内役。彼女はリーパーの姉であり、2人の間には、かつてこの研究所の事故で亡くなった両親の死をめぐる確執があるのだった。
 研究所は3区域に分かれ、考古学、遺伝子学、武器研究がそれぞれ行われている。連絡が途絶えたカーマック博士の遺伝子研究棟は他から独立しているため、部隊は3手に分かれて作戦行動を開始。隊員たちは極度の緊張感の中、わずかな光だけを頼りに密閉された通路を進み、各部屋をチェックしていく。一方サマンサとリーパーは、彼女のラボで以前に発掘された2体のミイラを前にしている。人間の持つ染色体は通常23組だが、そのミイラには24組が存在する画期的なものだった。
 それは知力も体力も人間を超越することを意味し、しかも人工的に操作された形跡が残っているのだった。果たして誰が、何のために…。
カーマック博士(ロバート・ラッセル)が血だらけの怯えた姿で発見され、医務室に運ばれる。
さらに通路内には到底人間とは思えない巨大な影が!ついにRRTSのメンバーから犠牲者が出る。
ゴートが何者かに襲撃されて命を落としてしまう。リーパーが仕留めた観たこともないクリーチャーの死体が回収される。この生命体はどこからやって来たのか1?火星の大気で生物は存在できな
い。だとすれば…。
そして、クリーチャーの正体は確認出来ず無数にいる可能性があった。部隊はアークの守備を固め、見えない敵の完全掃討のために発掘坑へと向かう。しかしクリーチャーとの激しい戦闘に、マック、デストロイヤー、ポートマンが次々と殺されてしまう。一方、サマンサは回収したクリーチャーの死体を解剖した結果、驚愕の事実を目のあたりにする。さらに残されていたデータには、死刑囚の体に「C24」と呼ばれる24番目の染色体が移植される染色体異変の人体実験の模様が克明に記されていたのだ。
さらに最悪な事態が起こる。非常線が破られ、アーク室に敵が侵入。封鎖されたアーク・システムを起動させ、クリーチャーが地球へと向かってしまったのだ。そんな奴を追って地球に戻ったサージたちが目にしたものは、人々の死体の山だった…。

スタッフ

監督:アンジェイ・バートコウィアク
製作:ジョン・ウェルズ、ロレンツォ・ディポネヴェンチュラ
製作総指揮:ジョン・D・スコフィールド
脚本:デヴィッド・カラハム、ウエズリー・ストリック
ストーリー:デヴィッド・カラハム
撮影:トニー・ピアース=ロバーツ
編集:デレク・ブレチン、ピーター・ダンジー、クリス・ロイド、トビー・ロイド
音楽:クリント・マンセル
特殊メイク:リチャード・アロンゾ、ウォルド・メイソン、アージェン・タイテン
視覚効果スーパーバイザー:ジョン・ファーハット
特殊効果スーパーバイザー:キット・ウエスト、ユーリ・ネフツァー
クリーチャーエフェクツ監修:デヴィッド・マルティ、ビル・スタージェン
SFX:スタン・ウインストン・スタジオ社

キャスト

カール・アーバン
ザ・ロック
ロザムンド・パイク
ドゥービ・オパレイ
ベン・ダニエルズ
ラザーク・アドティ
リチャード・ブレイク

LINK

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