原題:The SpongeBob SquarePants Movie

全世界で1億ドルのスーパーヒット!! 四角いパンツが世界を救う!!!

2004年11月19日全米初公開

2004年/アメリカ/Vista Vision/DTS,SRD:SR/5巻 7,872ft 2,399m/上映時間:1時間27分/ 翻訳:桑原あつし/サントラ盤:ワーナーミュージック・ジャパン パラマウント映画 and 二コロデオン・ムービーズ提供 配給:UIP映画

2006年08月25日よりDVDリリース 2006年4月22日(土)よりシネクイントほかにてモーニングショー

(C)2004 Paramount Pictures and Viacom International Inc.

公開初日 2006/04/22

配給会社名 0081

解説


 全世界で大人気のテレビアニメ『スポンジ・ボブ』(日本ではCSチャンネル,ニコロデオンで放映中)がついに映画になった。2004年11月の全米公開時にはオープニング週末興行収入3200万ドルを記録。アメリカだけでトータル8500万ドル、全世界では何と1億4000万ドルを売り上げた大ヒット作である。
 主役は海綿のスポンジ・ボブ(台所のスポンジではなく、あくまでも海綿のスポンジ)。海中にあるパイナップルの家に住み、ハンバーガー店で働くがんばり屋さんだ。友人の多くは海洋生物だが、なぜか潜水着に身を包んだリスまでいる。暴走気味のストーリーは時に宇宙にまで話が拡がるありさま。クリエイターのステファン・ヒーレンバーグが作り出した世界はまさに常識を覆すものだ。その不思議な感覚に魅せられたのは子供だけではない。大人のファンが多いことでも知られており、今回の映画でも・・・大きな・・・お友達の期待に応えるべくスペシャルな展開を用意している。そのあまりの衝撃ゆえ、MPAA=全米映画協会から、PG指定(子供の鑑賞にあたっては親の同意が好ましい)を受けてしまったほどだ。
 もちろん、ただ楽しいだけの作品ではない。“子供だから”という理由だけで、その実力を社会から認められず、“認められたい”と願う誰もがもっている気持ち。さらにはどんな困難にも前向きに立ち向かっていく勇気や友情の大切さを前面に押し出した、そのストーリー・テリングの妙は批評家も絶賛。ニューヨークタイムズをして「もっともチャーミングでもっとも奇妙な作品」と言わしめている。
 映画版ではスケールアップした映像と共に、豪華なキャスト陣も話題。日本でも人気のスカーレット・ヨハンソン、アレック・ボールドウィン、そして今作の影の主役とでも言うべきデヴィッド・ハッセルホフらが、それぞれのキャラを熱演している。
 ハリウッドならではのド派手なアクションあり、しゃれた会話のコメディもあり、さらには豪華絢爛なミュージカル・シーンまで用意された、一流のエンターテイメント作品なのだ。

ストーリー





 海底都市“ビキニ・ボトム”の人気バーガー店“カニカーニ”の2号店がオープンすることになった。「店長は絶対に僕」と信じて疑わないスポンジ・ボブだったが、「子供だから」という理由で昇進は見送り。悲嘆にくれたボブは、親友のパトリックとパフェをやけ食いする。
 その頃、ライバル店のオーナー、プランクトンは人気メニュー“カーニバーガー”のレシピを奪うべく、最悪の作戦“プランZ”を実行していた。何とネプチューンの王冠を盗み、“カニカーニ”のオーナーであるカーニを犯人に仕立てたのだ…。
 カーニさんを助けるため、そして店長の座を射止めるために、スポンジ・ボブはパトリックを引き連れ、盗まれた王冠の在りか=怪物サイクロプスの待ち受ける“シェル・シティ”へと向かうのだった。

スタッフ

監督・脚本・製作 / ステファン・ヒ−レンバーグ
製作 / ジュリア・ピスター
アニメーション監督 / アラン・スマート
製作総指揮 / アルビー・ヘクト、ジーナ・シェイ、デレク・ドライモン
撮影監督 / ジャージー・ジーリンスキー

キャスト

トム・ケニー / スポンジ・ボブ
ビル・ファッガーパケ / パトリック・スター
クランシー・ブラウン / カーニ
ロジャー・バンパス / イカルド
ダグ・ローレンス / プランクトン
ジェフリー・タンバー / ネプチューン王
スカーレット・ヨハンソン / ミンディ
アレック・ボールドウィン / 殺し屋デニス
デヴィッド・ハッセルホフ / 本人役

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