原題:Night Watch / Nochnoj dozor

2004年7月8日ロシア公開

2004年/ロシア/115分/ 配給:20世紀フォックス映画

2010年06月25日よりDVDリリース 2009年04月24日よりDVDリリース 2007年12月21日よりDVDリリース 2007年10月24日よりDVDリリース 2007年07月27日よりDVDリリース 2006年07月07日よりDVDリリース 2006年4月1日(土)、お台場シネマメディアージュ他全国ロードショー

(C)2005 TWENTIETH CENTURY FOX

公開初日 2006/04/01

配給会社名 0057

解説


ロシアから恐怖と共に、ソ連崩壊後のロシア映画界に革命を巻き起こしたスタイリッシュなホラー・ファンタジー映画『ナイト・ウォッチ』(原題“NOCHNOI DOZOR”)がやってきた。この作品は、監督・脚本を手がけたティムール・ベクマンベトフの斬新なビジョン—-ロシア人映画監督のニキータ・ミハルコフは彼を“我が国のタランティーノ”と呼んでいる—-が前面に押し出された作品であり、セルゲイ・ルキヤネンコによるロシアのベストセラーSF小説を映画化した三部作の第一部である(同三部作にはさらに“Day Watch”と“Dusk Watch”がある)。目も眩むような最新の視覚効果と、興奮に満ちたアクション・シーン、そして観客をハラハラさせる恐怖を満載した『ナイト・ウォッチ』は、2004年7月に自国のロシアで公開されるやただちにスマッシュヒットとなり、それまでのあらゆる興行成績記録を塗り替えてしまった。製作費わずか400万ドルというこの作品は、ロシア国内の興行収入では、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』と『スパイダーマン2』の両方を凌駕した。自国の映画が200万ドル以上の興行収入を売り上げたことがかつてなかったロシアで、『ナイト・ウォッチ』は結果的に、この8倍の興行収入をマークした。そして海外でも高い評価を受けたこの作品は、2004年のアカデミー賞(R)外国語映画部門にロシア映画としてノミネートされたのだった。

現代のモスクワを舞台にした『ナイト・ウォッチ』は、異界における戦いを明らかにしている。その戦いでは、“光”の勢力と“闇”の勢力がこの1000年間、休戦(状態)を維持していた。何世紀にもわたり、秘密調査都隊“ナイト・ウォッチ”のメンバーたちは、“闇の者”たち—-闇にまぎれて悪事を働く、バンパイア・魔女・異形のもの・魔術師たち—-の世界に目を光らせてきた。一方、“闇の者”たちが擁する“デイ・ウォッチ”は反対に、“光の者”たちの動きを監視していた。そして人類の運命は、この善と悪との間のデリケートなバランスにかかっていたのだが、しかしその運命は危機にさらされていた……。
いにしえの預言は、いつか“光”と“闇”の間の終末の戦いを最終的に終わらせることのできる“偉大なるも
の”が到来すると告げていた。モスクワで、その時がついに来たのだ…しかし、“偉大なるもの”はどちらの側を選ぶのだろうか?

『ナイト・ウォッチ』の主演はコンスタンチン・ハベンスキー、ウラジーミル・メニショフ(orメンショフ)、ヴァレリー・ゾロツキン、マリア・ポロシナ、ガリーナ・チューニナ、ヴィクトル・ヴェルズビズキー(orヴィエジュビツキー)、ディマ・マルティノフ。監督はティムール・ベクマンベトフ、脚本はベクマンベトフとセルゲイ・ルキヤネンコ。製作はアナトリー・マキシモフ、コンスタンチン・エルンスト。スタッフは撮影にセルゲイ・トロフィモフ、美術にヴァレリー・ヴィクトロフとムクタール・ミルザケイェフ、編集にドミトリー・キセレフ、衣装にワーリャ・アヴデュシュコ。音楽はユーリ・ポテイェンコ。

フォックス・サーチライトは『ナイト・ウォッチ』と続編の両方の海外配給権を獲得した。三部作の第三部は英語にて撮影予定で、製作をフォックスと、前半の二作を製作したロシアの放送局のチャンネル・ワン・ロシアが担当する。

ストーリー


スタッフ

監督:ティムール・ベクマンベトフ
製作:アナトリー・マキシモフ
   コンスタンチン・エルンスト
脚本(英語による翻案):ティムール・ベクマンベトフand
            レータ・カログリディス
原作:セルゲイ・ルキヤネンコ           

キャスト

コンスタンチン・ハベンスキー
ウラジーミル・メニショフ
ワレーリー・ゾロツキン
マリナ・ポロシナ
ガリーナ・チューニナ

LINK

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□IMDb
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http://www.dozorfilm.ru/
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