原題:THE TRANSPORTER 2

2005年4月20日フランス公開

2005年/フランス/カラー/1時間28分/スコープサイズ/ドルビーデジタル/日本語字幕:林完治/ ヨーロッパ・コープ提供/輸入元:ヨーロッパ・コープ ジャパン/ 提供:アスミック・エース エンタテインメント、テレビ朝日、住友商事、角川エンタテインメント、シネマゲート/ 配給:アスミック・エース

2007年09月21日よりDVDリリース 2006年10月13日よりDVDリリース 2006年6月3日、渋谷東急系にてロードショー

(c)2005 – Europacorp - TF1 Films Production All rights reserved

公開初日 2006/06/03

配給会社名 0007

解説



全米NO.1大ヒット!ジェイソン・ステイサム×リュック・ベッソンが放つ、
『007シリーズ』、『マイ・ボディーガード』を超える、
スリルと興奮の感動エグゼクティブ・アクション超大作!

【速すぎる!!】前作を凌ぐ、体感速度300キロに乗り遅れるな!!
『トランスポーター』待望の続編がついに完成!あのプロの運び屋=トランスポーターがよりクールに、よりスピーディーにパワーアップして帰ってきた!前作は劇場リリースで全世界大ヒットを記録。DVDでさらに人気に火がつき、驚異的なヒットを記録。続編への期待が高まる中、登場した続編は期待を裏切らず、前作の二倍の興行収入を収め、全米初登場第1位、さらには記録的興行収入(レイバーデー週末公開興行歴代NO.1)の大ヒットとなった。

1.契約厳守 2.名前は聞かない 3.依頼品は開けない。そのルールを1つでも破れば、死。危険から身を守るために自ら作った3つのルールを厳守し、常にハイリスク、血の匂いが漂うワケありの依頼品をクライアントの注文どおりに、見事に届ける寡黙で冷静沈着な男、プロの運び屋=トランスポーター、フランク・マーティン。コートダジュールから引退を決意してやってきたマイアミへやってきた彼は、一流の腕前との噂を聞きつけた金持ち一家から6歳の息子の送り迎えを頼まれる。しかし、たった一度、例外として引き受けた危険度ゼロとも思えるこの【運転手】という依頼が命をも危険にさらす任務になった・・・!予定外の展開に、フランクは無事少年を救い出し、届けることができるのか!?

この作品をきっかけにハリウッドの新世代アクション・ヒーローとして世界中から注目を浴びたジェイスン・ステイサムが再び大活躍。スタントやCGに頼らない本格的アクションで肉体の限界を見せつけた彼は一躍スターとなり、”フランク・マーティン”は彼の代名詞となった。『ロック・ストック&ツー・スモーキング・バレル』『スナッチ』などガイ・リッチー監督作品で頭角を現した彼は、前作をきっかけにハリウッドで大プレイク。そんな彼の”原点”とも言える役を再びクールに熱演。水泳、スキューバ・ダイビング、キック・ボクシングで鍛え上げられた驚異的な身体で華麗なアクションを披露する!

製作はリュック・ベッソン。常に新しいヒーローを見出してきたベッソンが、『Taxi』シリーズ以来の続編シリーズを製作。脚本は前作でも脚本でタッグを組んだロバート・マーク・ケイメンとのコンビ。そして、監督は前作に引き続きルイ・レテリエ。本作の中でもう一人の主役と言えるアクション・シーンを前作に引き続き、コーリー・ユンがアクシュン監督に。ジェイソン・ステイサムの身体能力を知り尽くしたユン選り抜きの格闘とアクションの振り付けチームとともに参加。

舞台はコートダジュールから太陽が眩しいマイアミへ。国は変わってもそのクールでスタイリッシュな佇まいは健在だ。スーツはイタリア製、腕にはパネライ、電話はNOKIA、情報を持ち運ぶのはi-pod。そして今度の愛車はアウディのフラッグシップモデルであるAudiA8。スタイリッシュなフォルム、ダイナミックなボディ、パワフルな走りで常に世界中のエグゼクティブから羨望の眼差しで見つめられるこのマシーンを乗りこなすトランスポーターが繰り広げる超ハイスピード、ド迫力のカーアクションの爽快感はハンパじゃない!そして、今度の刺客は殺戮マシーンの金髪美女。残酷なまでにエロティックな罠が彼を待ち受ける・・・。前作よりも遥かにスケールアップした、陸・海・空と場所を選ばない大迫力のカーチェイスと銃撃戦が満載。そして、隙のない完璧主義の男と少年のハートウォーミングな友情を描く、スリルと興奮の感動エグゼクティブ・アクション超大作がついに日本上陸!

ストーリー




 静まり返った地下駐車場に停められた一台の黒のAUDI A8。運転席には黒いスーツに身を包んだ男が、動き出すその瞬間を静かに待っている。その名はフランク・マーティン。元特殊工作員で、高額な報酬と引き換えに、どんな依頼品でも正確に目的地まで運ぶ、プロの”運び屋”(=トランスポーター)だ。自分の身を守るため、”運び屋”としてのルールを遵守してきた。
  1.契約厳守
  2.名前は聞かない
  3.依頼品は開けない
 そのルールを一つでも破れば、死

 しかし、常に死と隣り合わせの仕事から足を洗い、今はコート・ダ・ジュールからマイアミへとやってきていた。フランクがこの街で引き受けたのは、裕福なビリングス家の一人息子ジャック、たった6歳の少年の送り迎え。元トランスポーターにとっては簡単すぎる依頼だったが、彼は、その仕事をそれなりに楽しんでいた。当初はぎこちなかったジャックとの関係も、今は彼にとってかけがえのない時間となっていた。

 そんな穏やかな日々をあざ笑うかのように事件は起こった。ジャックを定期検診に連れて行った病院で、医師、そして受付にいた女性が突如二人をめがけて銃を乱射してきた!怯えるジャックにフランクは「必ず守る」と約束する。そして、力強く言う。
「俺の教えたルールを覚えているだろ。ルール4 守れない約束はしない。」

 危機一髪、病院を脱出し、母親オードリーと離婚した夫ジェファーソンの待つビリングス家に辿り着く。その瞬間、フランクの携帯が鳴り響く。
「子供の命が惜しければ、指示した場所に届けろ。そしてその女の指示に従え」
車の外には病院にいた2丁拳銃の女が。その名はローラ、冷徹な殺し屋だった。

 警察の追跡を振り切りローラの命令で着いた先は、ボスのジャンニのアジト。
命令された通りジャックを引き渡すと、ジャンニはゆがんだ笑みを浮かべ、緑の液体の入った注射器をジャックに打つ準備を始める…。助けを求め、泣き叫ぶジャック。フランクは激しい怒りを覚えながらも、彼を人質に取られた以上どうすることもできず、その場を立ち去る。

 ジャックに注射しようとしていた緑の液体の正体をつかむため、フランクは再び襲われた病院を訪れる。そこで知る驚愕の事実。病院で医師に変装していた男は、ロシア人のウィルス学者●●だった!これは単なる金目当ての誘拐ではないのか・・・?手がかりをつかむため、フランクは●●の居所を探すことに。

 同じ頃、ジャックはFBIとオードリーの手によって無事救出されていた。泣きながら両親に抱きつくジャック。事件は解決したかのように思えた。しかし、別の場所でその様子をモニターで監視する男がいた。
「もっと吸い込め…」
ジャンニは横に立つローラとともに不気味な笑みを浮かべていた…

 その夜、ジャックは正体不明の高熱に襲われる。オードリーとジェファーソンも咳が止まらない、奇妙な症状が現れる・・・。

 その頃、フランクがついに緑の液体の正体を知る。ジャンニが科学者を雇い開発した、遺伝子組換え型のウィルスだった。感染した人間はウィルス活性後、24時間以内に死に至る。そして、空気感染で広まっていくという究極の殺人ウィルス…。

 絶望的とも思えたが、数人分だけ解毒剤があることを知る。そして、それがジャンニのアジトにあることも。

 感染しているかもしれないビリングス家の安否を知るため、フランクは電話をかける。しかし、遅かった。すでに一家全員感染しており、そしてジェファーソンが出かけてしまっていた。その行先は、米大統領とラテン・アメリカ6カ国の首脳たちが一同に会する麻薬撲滅サミット。
 ジャンニの真の目的。それは麻薬対策会議のメンバーと大統領を暗殺することだった。

 フランクはジャンニのアジトに単身乗りこむ。大切なものを、そして自分自身に課した第4のルールを守るため…

 契約にはない、フランク・マーティン個人としての”運び屋”のプライドを賭けた戦いが始まろうとしていた…

スタッフ

監督・・・ルイ・レテリエ
武術指導・・・コーリー・ユン 
製作総指揮・・・テリー・ミラー
製作・・・リュック・ベッソン、スティーヴン・チャスマン
脚本・・・リュック・ベッソン
撮影・・・ミッチェル・アムンドセン
美術・・・ジョン・マーク・ハリントン 
衣装・・・ボビー・リード
音楽・・・アレクサンドル・アザリア
録音・・・ドミニーク・ラクール、アレクサントル・ウィドメール、アイメリック・デヴォルデール
編集・・・クリスティーヌ・ルーカス・ナヴァロ、ヴィンセント・タバイヨン
ミキサー・・・シリル・ホルツ、フランソワ=ジョセル・ホルス
カースタント・コーディネイター・・・ミシェル・ジュリエンヌ

キャスト

フランク・マーティン・・・ジェイソン・ステイサム
ジャンニ・・・アレッサンドロ・ガスマン
オードリー・ビリングス・・・アンバー・ヴァレッタ
ローラ・・・ケイト・ノタ
ジェファーソン・ビリングズ・・・マシュー・モディーン
ディミトリ・・・ジェイソン・フレミング
ステイプルトン・・・キーズ・デヴィッド
ジャック・ビリングズ・・・ハンター・クラリー
マックス・・・シャノン・ブリッグズ
タルコーニ警部・・・フランソワ・ベルレアン

LINK

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