2005年/日本/カラー/ 配給:東映

2005年08月05日よりDVDリリース 2005年2月5日、池袋シネマサンシャイン他公開予定

(C)VisualArt's/Key/東映アニメーション/フロンティアワークス

公開初日 2005/02/05

配給会社名 0004

解説


原作はPC版ゲームソフト「AIR」。恋愛ゲームでありながら壮大な世界観とストーリー性を併せ持つこの作品は、PC版ゲームとしては異例の、10万本を超える大ヒットを記録。その後もコンシューマー機への移植やTVアニメ化など様々な形で話題に上り、発売後4年が経つ今日でも数多くのファンがいるほどの名作。

劇場版では、「エースをねらえ!」「ブラックジャック」「あしたのジョー」「ガンバの冒険」「ベルサイユのばら」など多くの名作アニメを手掛けた、アニメーション界の重鎮・出崎統が監督を務めている。また音楽は、実写映画からアニメ作品、CMまで幅広く手掛ける実力派・周防義和が担当した。

ストーリー


「昔々あるところに、翼のあるお姫様がおりました。お姫様はひとりぼっちで、ただ一人の友達も持ってはいないのでした…」
 海と空が見えるその小さな町には、はるか昔から伝わる物語があった。背に白い翼を持った姫と、彼女を護衛した青年の悲しい恋の物語だ。

 姫君は、その異様な姿のために屋敷に閉じ込められ、外の世界を見たことさえなかった。遠くに母親がいるらしいと聞いたことはあっても、会いにいくなど到底無理な話である。
 ある時、ひとりぼっちだった姫君の前に一人の青年が現れる。青年は姫君に外の世界の話を聞かせ、喜ばせる。そして姫君と青年はいつしか恋に落ちていく。しかし、翼を持つものには、恋をしてはならない、という呪いがかけられていた…。

 少女——神尾観鈴は、一人ぼっちの自分と、物語の姫君を重ね合わせていた。病気がちな観鈴は学校にも行かず、友達もいない。この町から出たこともない。でも、いつか自分にも、姫君と同じような出会いが待っているかもしれない…。
 そんな観鈴の前に、一人の青年——国崎往人が現れる。彼は人形芸をしながら旅をしている青年だった。彼には、死んだ母親から伝えられた言葉があった。「空にいる少女を救って」
 呪いを受けながらも恋をした翼の姫君と護衛の青年。翼の姫君に自分を重ねる少女。そして「空にいる少女」を救う旅をする青年…。
 現在と過去が交錯し、思いが時を超えていく。それぞれの恋はどのような結末を迎えるのか…?

スタッフ

監督:出崎統
脚本:中村 誠
キャラクターデザイン:小林明美
原作・監修:株式会社ビジュアルアーツ、Key
制作:東映アニメーション株式会社、株式会社フロンティアワークス

キャスト

神尾観鈴: 川上とも子
神尾晴子: 久川 綾
国崎往人: 緑川 光
神奈: 西村ちなみ
裏葉: 井上喜久子
柳也: 神奈延年

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