原題:Rhythm is it!

ぼくたちは、リズムになる。

2004年ベルリン国際映画祭 特別招待作品 2004年N.Y. トライベッカ映画祭 特別招待作品 2004年ミュンヘン記録映画祭 オープニング作品 2004年シドニー国際映画祭 特別招待作品 2004年フライブルグ国際映画祭 観客賞受賞

2004年9月16日ドイツ公開

2004年/ドイツ/100分 2004年/ドイツ/カラー/1×1.85/ドルビーSRD/全6巻(2,894m)/上映時間:1時間45分 日本語字幕:石田 泰子/文部科学省選定(少年・青年・成人・家庭向)/ 提供:セテラ・インターナショナル+ジャパンケーブルキャスト/協賛:ドイツ銀行グループ 後援:ドイツ連邦共和国大使館 配給:セテラ

2005年09月22日よりDVDリリース 2004年12月4日(土)より新春第一弾 東京・ユーロスペースほか全国順次ロードショー

公開初日 2004/12/04

配給会社名 0117

解説



2003年1月、真冬のベルリン・アリーナにひと晩限りの“春”が訪れた!
その舞台は世界最高のオーケストラと子どもたちの熱いエネルギーがぶつかりあう、希望の“祭典”

“子供たちに、もっとクラシックの楽しさを感じてもらいたい”
 それはサー・サイモン・ラトルの呼び掛けから始まった。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者そして芸術監督に就任したラトルは新たな活動として「教育プロジェクト」を発足し、その一環で子供たちがバレエ曲を踊る「ダンス・プロジェクト」が始動。出身国や文化の異なる250名の子供たちが6週間に及ぶ猛練習を経てベルリン・アリーナの本番に挑んだ。それまでクラシックに縁がなく練習に身が入らなかった彼らが、振付師ロイストン・マルドゥームの熱い指導のもと20世紀を代表するバレエ曲《春の祭典》の強力なリズムと一体になり、舞台の上で今まで探せなかった「自分」を見つけて行く–!
2004年2月ベルリン映画祭でのワールドプレミアで、観客を熱狂と感動の渦に巻き込んだドキュメンタリー『ベルリン・フィルと子どもたち』。ベルリン・フィルが音楽演奏で参加した『ディープ・ブルー』の記録的大ヒット、さらにラトル指揮としては初となる同オーケストラ来日公演も行われるブームの最中、いよいよ本作が日本に上陸する!

ストーリー




映画『ベルリン・フィルと子どもたち』は、サー・サイモン・ラトルが就任したベルリン・フィルにとって初の大掛かりな教育的プロジェクトの記録である。
オーケストラが文化の“象牙の塔”から250名の無気力な若者たちに歩み寄ったのである。クラシックに全く縁がない若者たちが根気のいる、スリリングな練習を経てストラヴィンスキーの《春の祭典》を踊ったのだ。

息をのむような臨場感の音楽と共に、トマス・グルベとエンリケ・サンチェス・ランチ監督の本作は《春の祭典》プロジェクトの舞台とベルリン・フィルのリハーサル風景をドキュメントした作品である。『ベルリン・フィルと子どもたち』は、音楽の魅力と、教育と鍛練の重要さ、情熱、勤勉、愛情、尊敬とやる気の過程を描いた感動的な作品である。

2003年1月28日、ベルリン郊外のトレプタウの、工業地域の川沿いのバス倉庫跡に出来たベルリン・アリーナに、25ヶ国にわたる250名の生徒たちが集められ、ストラヴィンスキーの《春の祭典》を踊ることになった。彼らはほぼ6週間にわたって、イギリス人の振付家ロイストン・マルドゥームと新主席指揮者に選ばれたサー・サイモン・ラトル率いるベルリン・フィルの下、入念なリハーサルを行い、本番に臨んだのである。

『ベルリン・フィルと子どもたち』はベルリン・フィルが2003年のシーズンに選んだ最も野心的なプロジェクト、舞台《春の祭典》の魅力的な経過を描いた作品である。

スタッフ

監督:トマス・グルベ+エンリケ・サンチェス・ランチ
撮影:レネ・ダメ+マルクス・ウインターバウアー
録音:パスカル・キャピトラン+ミヒャエル・ラウベ
編集:ディリク・グラウ+マーティン・ホフマン
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー「春の祭典」
タイトル曲:ウィキッズ「Versteck dich nicht」
製作:ウヴェ・ディレクス+トマス・グルベ+アンドレア・ティロ

キャスト

250名のベルリン在住の子供たち
ロイストン・マルドゥーム(振付)
スザンナ・ブロウトン(共同振付)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
そして サー・サイモン・ラトル(指揮)

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