原題:Never Die Alone

“キング”の復活と死……。 そのすべてを知る1本のテープ……。

2005年01月07日よりビデオレンタル開始 2004年3月26日全米公開

2004年/アメリカ/88分/ 配給:20世紀フォックス映画

2008年01月18日よりDVDリリース 2007年09月21日よりDVDリリース 2004年9月25日よりシネマメディアージュにてロードショー

(C)2004 TWENTIETH CENTURY FOX

公開初日 2004/09/25

配給会社名 0057

解説



衝撃の死を遂げたブラック・ノベリスト、ドナルド・ゴインズの実話を元に描かれたベストセラー同名小説を完全映画化!

『ネバー・ダイ・アローン』は、非業の死を遂げた伝説のストリート系小説家ドナルド・ゴインズの同名小説をベースにした、キング・デビッド(DMX)を主人公に綴られたフィルム・ノアールである。高い評価を得た原作は、ゴインズが殺されるわずか前の74年に書き上げられたものであり、映画化にあたってはジェームズ・ギブソンが脚色している。ゴインズの小説は、その短いキャリアの間に500万部以上の売上を記録し、チェスター・ハイムズ以降、最大の黒人アメリカ都会派作家と呼ばれた。フランスの雑誌「レクスプレス」は彼を、「失われた通りからまっすぐやってきた、閃光の才能」と呼んでいる。
 監督を務めるのは、92年のデビュー作『ジュース』で高い評価を得たアーネスト・ディッカーソン。彼は、スパイク・リー監督の『シーズ・ゴッタ・ハブ・イット』(85)から『マルコムX』(92)までの7作品の撮影監督としても高く評価されている。なお、本作は、主演のDMXの映画製作会社であるブラッドライン・フィルムズが製作する、初めての劇場用長編作品でもある。

ストーリー


キング・デビッド(DMX)と呼ばれるハードでスタイリッシュなドラッグ・ディーラーが贖罪を求めて故郷のストリートに帰って来た。キングは復活を目指しながらも壮絶な最後を遂げるが、彼は“ひとりで”死んだのではなかった。キングは最後の瞬間、ポール(デビッド・アークエット)と一緒だったのだ。ポールは新進のジャーナリストで、キング・デビッドとの出会いはほんの偶然であったにも関わらず、その出会いがポールの一生を永遠に変えることになる。聖職者のようでいて悪魔、そして街の切れ者であったキングは、ポールに1本の録音テープを託す。そこにはキングの真実——彼自身に降りかかった暴力の連鎖とその報いのすべてが記録されていたのだった……。

スタッフ

監督:アーネスト・R・ディッカーソン

キャスト

DMX
デイビッド・アークエット
マイケル・アーリー

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