原題:The Punisher

復讐する男“トラボルタ”VS制裁する男“ジェーン”。

2004年4月16日全米初公開

2004年/アメリカ/コロンビア映画提供/スコープサイズ/ 全6巻/上映時間:2時間3分/3,385m/SDDS・SRD・SR/字幕翻訳:風間綾平/ サントラ盤:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル/PG-12 配給:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント

2005年05月25日よりDVDリリース 2005年05月25日よりビデオリリース 2004年11月13日より、ニュー東宝シネマ他、全国東宝洋画系にてロードショー!

公開初日 2004/11/13

配給会社名 0042

解説


これは、復讐ではない。戒めだ。

復讐する男“ジョン・トラボルタ”VS 制裁する男“トム・ジェーン”。
法に代わって、処罰する—。自らの正義を貫く、闇の私刑執行人“パニッシャー”。愛する家族を殺されたFBI潜入捜査官フランク・キャッスルが、自らの手で悪を裁くために生まれ変わった。トレードマークのドクロTシャツに刻み込まれた己の正義で、荒んだ社会を戒める!そんな比類なき制裁者を演じるのは、『ドリームキャッチャー』『ディープ・ブルー』で卓越した演技を披露したトム・ジェーン。そして、キャッスルを逆恨みし、地獄の復讐を企てる悪の権力者ハワード・セイントには、『フェイス/オフ』『ソードフィッシュ』で圧倒的な存在感を見せつけたスーパースター、ジョン・トラボルタが抜擢された。野性を宿したクールな演技派と、成熟した男の色香を漂わす大スター。肉体に熱い血潮をたぎらせる2人の俳優が、哀しみを抱き激突する!!復讐VS制裁。愛情と悲哀が激しい怒りとなり、壮絶なバトルが炸裂する、リアル・アクションムービー!不安な時代を打ち破る正義の戒めが、日本を斬り裁く!!

男たちのザラついた美学が宿る、正統派リアル・バトルアクション!!
肉体と肉体、銃と銃。CG全盛の時代に、それに頼ることなく描き出される、激しい銃撃戦と壮絶なバトル。1974年にマーベル・コミックスから誕生した『パニッシャー』は、他のヒーローのような超人的パワーを持たない。人間の力のみで描かれる世界を追求するために、本作は生身のアクションとリアリティにこだわって映像化された。それは、原作が生まれた70年代公開の『ダーティハリー』『ゲッタウェイ』『ゴッドファーザー』などの正統派アクションムービーの美学を受け継ぎ、現在の技術でより洗練されたリアリズムを映し出している。自分の正義に従う男の姿を鮮明に描いた本作は、混沌とした時代を生きるアメリカ人に高い人気を誇り、全米ではスマッシュヒットを記録。早くも続編の製作が決定した。

ストーリー



自分の正義を貫くため、闇の制裁者は生まれた。

愛ゆえの、地獄の復讐。壮絶な闘いが、始まりを告げる。
法の目をかいくぐり、裏社会をも支配する資産家ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)。ある夜、溺愛する息子ボビー(ジェームズ・カルピネロ)が、密輸取引現場でFBIによって殺される。怒り狂うセイント。妻リヴィア(ローラ・ハリング)とともに絶対の復讐を誓う。やがて、ボビーを死に至らしめた一人の男が浮かび上がる。FBI潜入捜査官のフランク・キャッスル(トム・ジェーン)だ。そして、セイントによる残忍な復讐劇が幕を開ける。それは、キャッスル一家全員の虐殺だった—。

従うのは、自らの正義。闇の制裁者へと、生まれ変わる。
セイント一味による地獄のような惨劇の末、愛する父、妻、息子を失うキャッスル。一人生き残った彼は、経験上、この残忍な悲劇を法律では十分に罰し切れないことを知る。そして、法に代わり自らが制裁することを心に誓い、闇の私刑執行人“パニッシャー”へと生まれ変わる。同じアパートの住民、ジョアン(レベッカ・ローミン=ステイモス)、デイブ(ベン・フォスター)、バンポ(ジョン・ピネット)との一見平和そうな暮らしの中で、自らの正義を信じ、悪を戒める私刑執行が始まろうとしていた—。

急接近する、ふたつの影。戒めの炎が、いま燃え上がる。
キャッスルが生き延びていることを知ったセイントは、完全に息の根を止めるために2人の殺し屋、ハリー・ヘック(マーク・コリー)とザ・ロシアン(ケヴィン・ナッシュ)を送り込む。一方、キャッスルは、セイントを表社会から葬り去る手掛かりを探すため、彼の右腕であるクエンティン・グラス会計士(ウィル・パットン)と妻リヴィアの行動を追う。闇の中から、互いの影を見つけ出したキャッスルとセイント。キャッスル=パニッシャーの“制裁(パニッシュ)”は、果たして下されるのか—。

スタッフ

監督/脚本:ジョナサン・ヘンズリー
脚本:マイケル・フランス
製作:アビ・アラド
製作:ゲイル・アン・ハード
製作総指揮:ケヴィン・フェイグ、ジョン・スターク
共同製作:アリ・アラド
撮影監督:コンラッド・W・ホール
編集:スティーブン・ケンパー
衣装デザイナー:リサ・トムチェスジン
セカンド・ユニット監督/スタント・コーディネーター:ゲーリー・ハイムズ

キャスト

フランク・キャッスル/パニッシャー:トム・ジェーン
ハワード・セイント:ジョン・トラボルタ
クエンティン・グラス:ウィル・パットン
フランク・キャッスルSr.:リヴィア・セイント
デイブ:ベン・フォスター
マリア・キャッスル:サマンサ・マシス
ジョン・セイント/ボビー・セイント:ジェームズ・カルピネロ
FBI捜査官 ジミー・ウィークス:ラッセル・アンドリュース
ミッキー・デュカ:エディ・ジェイミソン
バンポ:ジョン・ピネット
ジョアン:レベッカ・ローミン=ステイモス
ハリー・ヘック:マーク・コリー
マイク・トロ:エドゥアルド・ヤネス
ジョー・トロ:オマール・アヴィラ
ザ・ロシアン:ケヴィン・ナッシュ

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