原題:Mean Girls

女の子たちのホンネ、のぞいてみる勇気ある!?

2004年4月30日全米初公開

2004年/アメリカ/カラー/97分/ 配給:UIP映画

2005年04月22日よりDVDリリース 2005年04月22日よりビデオリリース 2005年3月5日より、テアトルタイムズスクエアにてレイトショー

公開初日 2005/03/05

配給会社名 0081

解説



“スーパー・ティーン・セレブ”、リンジー・ローハン主演最新作。
全米No.1(90億円突破)のビッグ・サプライズ・ムービー!

ファッション誌から飛び出したような”ドールズ”たちが新風を巻き起こす。
ファッション、ボーイフレンド、パーティー、ちょっとだけ勉強も…。ハイスクール時代は女の子が”一番忙しい季節”。「本当にそれだけでいいの?」なんて固い説教は抜き。ドキッとするほど赤裸々なホンネも、エレガントなドレスも、真剣な恋の悩みも、みんな彼女たちのナマの姿なのだ。その中で少しずつ、そして劇的に変化していくティーンエージャーたちを軽やかに描いた、フレッシュな青春映画が誕生した。”美しい花には毒がある”ようでいて、そのスパイスが爽快な後味を残すのは、スクリーンから溢れる前向きな女の子たちの姿があるから。心の浮き沈みをにぎやかに繰り返しながら、彼女たちが最後につかんだのは、ありのままの自分??「誰もがクイーンなんだ!」という本物の輝きだった!

今、ティーンのリアル・ストーリーを等身大で演じ、一番説得力があるのは誰か?それは、本作と『フォーチュン・クッキー』でティーン・チョイス・アワードの4部門に輝き、全米の若きカリスマとなったリンジー・ローハン。注目のファッション・リーダーとして、時に小悪魔的な魅力を見せつつ、ただの「人形」ではない新しいタイプのアイドル像を存分に感じさせてくれる。そのイメージは彼女が演じたキャラクターとも重なり、さらに魅力が爆発!リンジー扮するケイディ・ハーロンは、両親の仕事でアフリカ暮らしが長く、15才にして初めて学校に入学した”普通の”女の子。校内の見えないルールに戸惑いながら、ひょんなことからセレブ・グループ”ドールズ”の一員となり、恋と友情、そして嫉妬(これが一番怖い!)を経験しながらひとりの女性として成長していくケイディ。「ジャングル娘」から「人形」となり、「人間」へと変わっていく難しい役を可能にしたは、存在感だけではないリンジーの確かな演技力なのである。もちろんファッション・センスも見逃せない。心の変化に伴ってキュートな”かわいい系”になったりセクシーになったり、全世界のティーンのお手本になること間違いなしのセンスを披露している。05年1月26日にはデビューアルバム「スピーク」(ユニバーサル ミュージック)の日本発売も決定し、今後リンジーからは益々目が離せなくなった。

彼女の他にも、これから注目の若手俳優たちが多数出演していることが、本作品の鮮度をさらに高めている。”セレブごっこ”に飽き足らず、自分のためなら平気で他人を陥れるドールズたち。リーダーのレジーナを演じるのは、最新作『きみに読む物語』が公開を控えるレイチェル・マクアダムス。ケイティが憧れ、レジーナの元カレであるアーロンには、TV作品『Eastwick』で脚光を浴びたジョナサン・ベネット。その他、『チャーリーと14人のキッズ』のレイシー・シャベール、『パーティ・モンスター』のダニエル・フランゼーゼ。そしてベテラン俳優、ティナ・フェイとティム・メドウスが教師役で脇を固めている。

監督は、リンジー・ローハンが一躍ブレイクするきっかけとなったファンタジック・コメディ、『フォーチュン・クッキー』を手がけたマーク・ウォーターズ。ティーンエージャーたちの”生態”を軽快に切り取りつつ、笑いの中に優しさと毒を盛り込んだアップテンポの演出が、本作品を単なる青春映画とは一味違うテイストに仕上げている。原作は、実話(!)に基づいたロザリンド・ワイズマンのベストセラー小説”Queen Bees and Wannabes”。数学教師役で出演もしているティナ・フェイが、「サタデー・ナイト・ライブ」の作家兼女優として培ったセンスを発揮して、脚色を担当している。

女の子は髪型をちょっと変えただけでも、可愛いピアスを着けただけでも別人のように輝く時がある。ケイティは形から”ドールズ”になりきることによって、眠っていた美しさが輝き始めるが、いつしか自分を見失い、自らが【Mean Girls】(意地悪なコ)になってしまう。ちょっとしたきっかけで全てが変わるこの季節。でも、「外見より内面が大事」なんて簡単には言いたくない。内からも外からも、どちらからでも美しくなれるのがティーンの特権なのだから!

ストーリー


私の名前はケイディ・ハーロン(リンジー・ローハン)。
両親が動物学者で12年間アフリカにいたけれど、16才になって初めてアメリカの学校に通うことになったの。自分では数学が得意な普通の女の子だと思っているけど、ここではちょっと違うみたい。トイレに行くにも許可証が必要って本当?授業中に席を立つのは禁止?アフリカ風に「ジャンボ!」って挨拶しても無視されるし…。デュバル校長先生(ティム・メドウス)も、数学のノーベリー先生(ティナ・フェイ)も気を使ってくれるけど、登校初日はすべてに戸惑ってばかり…。

2日目にやっと友達ができた!奇抜なファッションのジャニス(リジー・キャプラン)と、”タマ付き女”のダミアン(ダニエル・フランゼーゼ)だ。ちょっと変わった人たちだけど、友達は大切にしなくちゃ。2人は学校のルールを色々と教えてくれた。学食で座る席にも派閥があるらしい。運動部、アジア人、黒人、過食症と拒食症、ミーハー集団…そして友達にするには最悪の”ドールズ”たち。リーダーのレジーナ(レイチェル・マクアダムス)が女王バチで、グレチェン(レイシー・シャベール)、カレン(アマンダ・セイフライド)の2人が召使い。ドールズは学校中の注目の的で、レジーナは毎年パーティ・クイーンに選ばれているらしいけど、本性は最悪なんだって…。と思っていたら、なぜか彼女たちと一緒にランチを食べることになっちゃった!どうしよう、これで私もドールズの一員なの!?

「タンクトップは1日おき、ポニーテールは週に1回、ジーンズは金曜だけ、友達を増やす時も、彼氏を作る時もメンバーに相談」??ドールズには特別なルールがあるみたい。一方ジャニスからは、「彼女たちの正体を暴いて崩壊させたいから協力して」って頼まれた。彼女はレジーナに恨みがあるみたいだけど、本当にそんなことしていいの…?そんな時、大好きな数学の授業中に”恋の衝撃”が走った!彼の名前はアーロン(ジョナサン・ベネット)。でもショックだったのは、彼がレジーナの元カレだということ。しかも私の恋心がレジーナにバレちゃった。これは泣いて謝るしかない…と思っていたら、噂と違って、以外にも彼女は悪い人じゃなかった。ハロウィーン・パーティで私とアーロンの仲を取り持つ約束までしてくれるなんて!ありがとうレジーナ!!

やっぱり私が甘かった??レジーナは私の悪口を言って、アーロンとのヨリを戻してしまった!悪魔のような女、絶対に許さない!!独裁者を倒すには、彼女が大切にしている3つのものを”壊す”しかない。それは、彼氏、ナイスボディ、召使い。たとえMean Girls(意地悪なコ)になってもいい!復讐開始!!ところがこの作戦が学園中を巻き込んだ大騒動になるなんて、しかも大切な”何か”を見つけるきっかけになるなんて、その時の私には分かっていなかった…。

スタッフ

監督:マーク・S・ウォーターズ
脚本:ティナ・フェイ
音楽:ロルフ・ケント
撮影:ダリン・オカダ
編集:ウェンディ・グリーン・ブリックモント
美術:ケイリー・ホワイト
衣装:メアリー・ジェーン・フォート
作曲:デボラ・ハリー

キャスト

リンゼイ・ローハン
レイチェル・マクアダムズ
レイシー・チェバート
アマンダ・ザイフリート
ティナ・フェイ
リジー キャプラン
ダニエル・フランゼーゼ

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