原題:SATURDAY NIGHT FEVER

ディスコフィーバー、クライマックスへ!!

1977年/アメリカ/カラー/119分/35mm/字幕監修:パパイヤ鈴木 配給:UIP映画

2007年09月21日よりDVDリリース 2004年10月30日よりヴァージンシネマズ六本木にてロードショー

公開初日 2004/10/30

配給会社名 0081

解説

映画史上、最も有名なダンスシーンを生みだした映画。
70年代最大のカルチャーシンボル。
土曜の夜が眠らないことを教えてくれた映画。
ディスコ世代を決定的に定義づけた映画。
それが、今や伝説的存在となった一本の映画、「サタデー・ナイト・フィーバー」だ。50年代の「理由なき反抗」や「アメリカン・グラフィティ」、60年代の「イージー・ライダー」や「ウエスト・サイド物語」を指して、“ヤング・ライフはスクリーンから”と言われた時代だった。その延長線上に登場した「サタデー・ナイト・フィーバー」は、土曜の夜のディスコをハイライトに、大人に脱皮していく70年代の若者の心象風景を描き出した青春映画である。
 この映画がアメリカの若者の心をとらえた原因は何だったのであろう。
 それは、主人公トニーの青春が、まさに当時のアメリカの若者の心境とぴったりマッチしたことだろう。70年代の後半、悲観主義から楽観主義への流れの中で、ディスコで踊り、セックスに興味を持ち、カッコいいものにあこがれ、仕事が終ったそのあとの自分の時間に、持てる青春のエネルギーをぶつけあう。この映画は、当時の若者たちの生活をそっくり、そのまま映し出していたのである。そして、ジョン・トラボルタ演じる白いスーツの偶像は、まさに、ワーキング・クラス・ヒーローになっていったのだ。
“台本と同じくらい、音楽が重要な初めての現代映画”と表現されるのもうなずける。
全世界で4000万枚の売り上げを誇るサントラは、発売当初、連続10週ヒットチャート第1位に輝き、当時、人気絶頂にあったビー・ジーズの大ヒットナンバーをはじめとしたヒット曲が満載だ。“音楽を聴けば、人は踊らずにはいられない”という人問の根本的生理現象は、この映画をきっかけに全世界的ディスコブームを巻きおこし、今のクラブ・カルチャーの原点となった。
映画好きなら、音楽を嗜むなら、一度でも音楽にあわせて体を揺らせたことがあるなら「サタデー・ナイト・フィーバー」の存在をリスペクトせずにはいられない—-そう断言してしまってよいだろう。
誰もが、この映画と出会い、恋に落ち、そして通り過ぎてきた。永遠に消えることのない、強烈な影響を受けながら。
そして、2004年。何度となくテレビ放映され、ビデオ、DVDでも容易に鑑賞できる今、なぜ再び「サタデー・ナイト・フィーバー」なのか。それは、映画を観ることが、ディスコに行くのと同じように、”イベント”の一つであることを、もう一度みんなで共有しよう、という試みからである。「サタデー・ナイト・フィーバー」はテレビ画面で見る映画ではない。気の合う仲間や恋人と夜の街に繰り出して映画の前に一杯ひっかけ、終映後は近くのディスコでひと踊りする。そんな、ちょっといつもと違うウィークエンドのために、「サタデー・ナイト・フィーバー」はここに、再燃されることになる。

ストーリー

ニューヨークのブルックリンで生まれ育ったトニー・マネロ(ジョン・トラボルタ)は、住みなれたベイ・リッジの町のペンキ屋で働いている。朝から晩まで、毎日が同じことのくり返し。エネルギーを持て余す青年にとって、決して魅力のある職場ではなかった。
だが、トニーにも週に一度、うっ積したエネルギーを爆発させる場所があった。町のディスコである。ずば抜けて踊りのうまいトニーは、“ディスコキング”だった。オーデコロンをたっぷり素肌にふりかけ、派手な花柄のボディシャツ、脚にピッタリついたギャバンのズボン、それにプラットフォーム・シューズといういでたち。
誰もまねのできない彼だけのダンシング・フォームで踊り明かし、生きている実感を思う存分味わえる唯一の時間ーそれが毎週土曜日の夜だった。
町に出ると、トニーのまわりに常連の仲問が集まってくる。
「顔(フェイス)」と呼ばれディスコではちょっと幅がきく連中である。トニーを先頭に彼㎝らがディスコに乗り込んでゆくと、それまで踊っていた連中は、うやうやしく彼らに道をあける。その快感…トニー が生きがいを感じる一瞬である。
 ある土曜日、いつものようにディスコにくりだしていたトニーは、見慣れない魅力的な女の子に目をとめ、たちまち心を奪われた。ステファニー(カレン・ゴー二ー)というその娘は、ディスコに出入りする他の女の子とは何か違った雰囲気を持っていた。彼女は川ひとつ隔てただけで、まったく別世界のように遠い、マンハッタンの洗練された雰囲気を身につけているように思われた。フロアに出て、トニーは更に驚いた。彼女は彼が今まで踊ったことのないような、素晴らしい踊り手だったのである。
ステファニーといろいろ語りあったトニーは、彼女がベイ・リッジ出身のブルックリン娘でありながら、もっと広い世界に飛び出そうと、若い娘なりに努力と勉強していることを知る。ペンキ屋の仕事と、土曜の夜の楽しみだけを生活のすべてとして、ぬるま湯に浸かっていたトニーにとって、ステファニーの生き方は驚異だった。彼は生まれて初めて、自分の人生のあり方を考えるようになった。
やがて、町のディスコでダンス競技会が催されることになり、優勝チームには500ドルの賞金が与えられると発表された。500ドルあれば、ステファニーと新しい人生を求めて第一歩を踏みだすことができる…トニーはステファニーと共に競技に出場する決心をした。
いよいよその当日。それはトニーが土曜の夜の未熟な“興奮(フィーバー)”から抜けだして、大人として新しいスタートを切る日でもあった…。

スタッフ

監督:ジョン・バダム
製作:ロバート・スティグウッド
原作:ニック・コーン
脚本:ノーマン・ウェクスラー
撮影:ラルフ・D・ボード
音楽:ザ・ビー・ジーズ、デヴィッド・シャイア

キャスト

ジョン・トラヴォルタ
カレン・リン・ゴーニイ
バリー・ミラー
ジョセフ・カリ
ドナ・ペスコウ
ジュリー・ボヴァッソ
ポール・ペイプ

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