原題:space police

全世界待望のニュー・ヒーロー、ここに誕生!!

2004年/日本/75分/ステレオ/カラー/スタンダード 配給:日本出版販売 宣伝協力:ケイエスエス

20004年秋、渋谷シネ・ラ・セットにて“ROCK’N”ロードショー!

(C)2004 日本出版販売/ケイエスエス

公開初日 2004/10/16

配給会社名 0027/0434

解説


 激しい雷鳴とともに一人の男が東京は高円寺に降り立った。長い髪を風になびかせ、日焼けした強靭な肉体をガンズ&ローゼスのTシャツに包んだ怪しいルックス。赤信号はぶっちぎり、警官を見れば首筋にチョップを食らわす。常識をことごとく無視するこの野獣に、何故か惹かれるフリーターの耕一だったが、実はこの謎の中年男、遥かアンドロメダから人喰いエイリアンを追ってやってきた<スペースポリス>だった!

 奇想天外なストーリーとありえない設定で描かれる究極のロックムービーがついに地球上陸。SF、コメディ、アクション、純愛ドラマとあらゆるジャンルを網羅して描かれる、冴えない若者と型破りな男の感動の友情物語。ウエスタンより男臭く、青春映画より青臭く、B級ムービーより胡散臭い。不景気と呼ばれて久しい21世紀の日本。そんな淀んだ空気を吹き飛ばすこの奇跡を前にし、我々は打ち震え、「ありがとう」とつぶやく他ないのである!

 主演の耕一に『リリイ・シュシュのすべて』『青い春』の忍成修吾。バイト捜しもままならないダメ青年を脱力感溢れる演技で見事に体現する。我らが”軍曹”に10年ぶりの映画出演となる名優、目黒祐樹。旅番組のリポーターや人生相談のコメンテーターといった仮の姿をかなぐり捨て、人類史上最大の危機に身体を張って立ち向かうその心優しき姿は、観る者に真の勇気を教えてくれる。また「アンドロメダ・バーガー」の店長にしてエイリアンの親玉にお笑い芸人・130Rの板尾創路、ボディスナッチされるユカリに雑誌「セブンティーン」の専属モデル・榮倉奈々、白いカウンタックを操る”ミスター東京”に鳥肌実と超個性派たちが怪演。他にも安田美沙子、岩佐真悠子、カンニングの竹山隆範など今をときめくメンツが顔を揃える。監督は処女作『19』でアニエスベーをも魅了、アクセル・ローズとジョン・カーペンターの遺伝子を受け継ぐ驚異の新星、渡辺一志。さらにビジュアル・コンセプト・デザインを人気コミック「BAMBi」のカネコアツシが担当、ユニークな世界観を鮮やかにまとめあげる。

ストーリー


 地球に人喰いエイリアン、「アンドロメダ・マーダー」が侵入!彼らは高円寺に「アンドロメダ・バーガー」を開店、店長(板尾創路)自ら出演するTVスポットを大量に流して客を呼び寄せ、ぶくぶく太らせて餌食にしていた。
そんなことは知る由もないフリーターの耕一(忍成修吾)。彼はファミレスで働くユカリ(榮倉奈々)が気になるものの、声さえかけられない内気な青年。ある日パンクキッズたちにカツアゲされていたところを、ネイティブアメリカン風の”軍曹”(目黒祐樹)に助けられる。ぎこちないながらも、次第に友情を深めていくふたり。しかし”軍曹”の正体は、「アンドロメダ・マーダー」を倒すために地球にやってきた<スペース ポリス>だった!果たして”軍曹”と耕一は地球を救うことができるのか…!?

スタッフ

監督・脚本:渡辺一志
ビジュアル・コンセプト・デザイン:カネコアツシ
撮影監督:佐藤政鷹
企画プロデュース:小林智浩、片山武志
製作総指揮:古屋文明/仁平静夫
製作:小松賢志/小山悟
プロデューサー:前田茂司/小松俊喜
CGIプロデューサー:坂美佐子
ラインプロデューサー:平田幸仁
ガファー:浅見博之
美術:坂本朗
録音:武市英生
スチール:黒田光一
助監督:仰木豊
配給:日本出版販売
製作:日本出版販売/ケイエスエス

キャスト

忍成修吾
目黒祐樹
板尾創路
榮倉奈々
鳥肌実
杉作J太郎
竹山隆範(カンニング)
安田美沙子
岩佐真悠子
浅利陽介
広瀬大輔(アンダーライン)
やまもとまさみ

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