原題:[isA.]

息子を裁くのは、父親の役目です。

2003年/日本/109分 [PG-12] 配給:GPミュージアムソフト

2005年05月25日よりDVDリリース 2004年10月9日(土)、ユーロスペースにて衝撃のロードショー

(c)2003[is A.]フィルムパートナーズ

公開初日 2004/10/09

配給会社名 0080

解説




“少年A”による凶悪犯罪が多発し、社会問題化する現在、父親と息子という視点から少年問題を描いた衝撃的な作品が完成した。あなたは、この結末に納得できますか?

この映画は無差別爆破殺人事件を起こした少年(ホーリー・ナイト)と、この事件によりその後の人生を大きく狂わされた加害者の父親と被害者の父親の三人の物語である。
息子が犯した事件の大きさに苦しみながらも、家族のために前向きに生きていこうとする加害者の父親。自分の子供は死んでいなくなったのに、犯人は少年法で守られ社会復帰し、生き続ける、その理不尽な現実に苦しむ被害者の父親。わずか4年の歳月では風化しきれない息子を思う父親の心情を、深くそして厳しく描き出している。

最愛の家族を失う刑事には、名脇役として『模倣犯』『最後の恋,はじめての恋』など数々の作品に出演、今回が第一回主演作となる津田寛治。“ホーリー・ナイト”には『あずみ』『ロボコン』、舞台「お気に召すまま」と幅広く活躍する小栗旬。“ホーリー・ナイト”の父親には、『ワンダフルライフ』『ランドリー』の内藤剛志。その他、『女はバス停で服を着替えた』の戸田菜穂、『69』『殴者』の水川あさみ、『青い春』の姜暢雄、『あずみ』の榊英雄、『マブイの旅』の山田辰夫、『呪怨2』の斎藤歩、『ナースのお仕事ザ・ムービー』の伊藤かずえ、『ラストサムライ』の菅田俊など、そうそうたる俳優陣が脇を固める。

ストーリー




渋谷のファミリーレストランで、大量の死者を出す爆破事件が発生。犯人は“ホーリー・ナイト”と名乗り、多くのメディアで取り上げられ、カリスマ的存在となる。ところが捕まったのは、なんと14歳の少年・勇也(小栗旬)だった。少年法により、わずか4年で出所する“ホーリー・ナイト”。
果たして勇也は本当に更生できたのだろうか?勇也の社会復帰を知り、ある確信を持って動き出す刑事(津田寛治)。彼は爆破事件で最愛の妻と息子を失っていた。
一方、勇也の父親(内藤剛志)は離れ離れに生活する家族の再生を願って行動する。
被害者と加害者、立場は違うが、同じ父親としてのプライドを背負って対峙する二人の男。
だが、その二人をあざ笑うようにまたもや信じられない事件が起こる…。

スタッフ

監督:藤原健一(第一回監督作品)
製作:北側雅司、及川次雄、林瑞峰、
企画協力:中島仁
プロデューサー:西健二郎、寺西正己
ラインプロデューサー:中林千賀子
キャスティングプロデューサー:斎藤芳子
脚本:藤原健一、江面貴亮
撮影:鍋島淳裕(J.S.C)
照明:阿部力
美術:福田宣
音楽:遠藤浩二
録音:武市英生
編集:高橋幸一
助監督:川野浩司
製作担当:小松功
製作:[is A.]フィルムパートナーズ、グランプリ、コンセプト、
   ヒューマックスコミュニケーションズ
制作:フィルムワークスムービーキング
宣伝:アジンコード

キャスト

津田寛治
小栗旬
内藤剛志
戸田菜穂
水川あさみ
榊英雄
栗田梨子
山田辰夫
斎藤歩
伊藤かずえ
菅田俊

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