原題:Fighter in the Wind

人間の限界を超えた挑戦! 伝説のファイターが疾走する! 2004年韓国の夏を熱くしたパワフル・格闘・ムービー

第17回東京国際映画祭::http://www.tiff-jp.net/

2004年8月6日韓国公開

2004年/韓国/120分 配給:エスピーオー

2006年08月04日よりDVDリリース 2006年4月8日(土)CINEMART六本木ほかにて全国ロードショー 2006年3月11日〜4月7日、シネマート六本木にて韓流シネマ・フェスティバル2006公開

公開初日 2006/03/11

公開終了日 2006/04/07

配給会社名 0116

解説


韓国で今夏一番の大ヒット!『風のファイター』はイ・ビョンホン&チェ・ジウ主演『誰にでも秘密はある』や並みいるハリウッド大作を抑え、1週間で100万人動員し、夏休み映画として動員数240万人で1位を獲得した。『リベラ・メ』のヤン・ユノ監督が、シナリオ執筆に3年、撮影期間9ヶ月(2003年8月〜2004年5月)製作費約7億円、日本では姫路、京都、犬山、明治村などのロケを経て、構想から4年ぶりに完成させた史上最強の格闘アクションムービー!

原作は極真空手の創始者として格闘の歴史を築き上げた大山倍達をモデルにした韓国の同名ベストセラー漫画。漫画『風のファイター』は1989年から92年まで韓国のスポーツ誌『スポーツソウル』に連載され大きな話題を呼び、販売部数を百万部台にのし上げた人気漫画である。

物語は少年、チェ・ペダルが大戦時、朝鮮半島から日本の航空学校に入学し、戦後、差別と貧困の間で闘いつつも厳しい修行を経て、最強のファイターとして空手道を極めるまでを描く。韓国若手実力NO.1俳優ヤン・ドングン主演、疾走感溢れる映像、7つの華麗なる格闘シーンはスタントなし、ワイヤーなしのド迫力で観客を圧巻させる。日本ロケも敢行し、ペダルが愛する日本女性陽子役に平山あや、ペダルの宿敵である空手王には加藤雅也が競演。

ストーリー


『風のファイター』は人類歴史上、空前絶後の闘志である以前に、一生自分自身との孤独な戦いを繰り広げねばならなかったひとりの男の意思力についての記録である。

1939年、朝鮮半島が日本の支配下にあった日帝時代、少年チェ・ペダル(崔倍逹)は使用人のボムスに「テッキョン(テコンドーよりも古い東洋の伝統武芸)を学び、強い闘士の夢を育てる。しかしボムスは独立運動に関わっていたために当局から逮捕され、行方不明になる。師匠を失ったペダルは飛行士になるために日本へと密航し、航空学校へ入学。だが、彼を待っていたのは想像を越えた差別だけだった。

”チョーセンジン”差別に対する怒りから教官を殴り倒してしまうペダル。しかし、サムライの子孫である加藤大尉の前で負け犬のごとく無残に敗れる。やがて、日本は戦争に負け、朝鮮は住民地支配から解放されるが、ペダルには帰る家もない。日本の残り、東京・池袋の闇市で友人のチュンベと小さなパチンコの露店を始めるが、市場を仕切る日本のヤクザたちにボロボロに打ちのめされる。差別による敗北感を背負いながら放浪するペダルにとって、幼いころの心の師であったボムスとの奇跡の再会は自分の姿を取り戻すためのターニングポイントであった。
ある日ペダルは、日本人の芸者・陽子が米軍兵士から乱暴されそうになっているところを通りがかり、米軍兵士を殴り倒し、助けてあげる。二人は友達となり、幸せな時間を過ごすようになるが、師・ボムスが日本人ヤクザたちに殺されてしまう。師の遺骸の前で、自分の無力さを痛感し、打ちひしがれるペダル。「力の無い正義は無能であり、正義の無い力も無能である」と悟ったペダルは、山奥での厳しい修練を決心し、人間の限界を超えるあらゆる苦痛に耐えるべく孤独で壮絶な戦いを選択する。

長く孤独な修行を終え、ペダル「自分は殺されても文句は言わない」という条件で日本全国の道場を巡り、達人たちに決闘を挑み始めた…。

スタッフ

監督:ヤン・ユンホ
撮影監督:シン・オッキョン

キャスト

ヤン・ドングン
平山あや
加藤雅也
チョン・テウ
チョン・ドゥホン
パク・ソンミン
チェ・ジウン
マユ
国分佐智子
こさか ふうま
わきなが あきお
イ・ハンソル
イ・ハンガル
ソン・ジュニョン

LINK

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