危情少女〜嵐嵐〜

数多くの国際映画祭で評価を受けてきたロウ・イエの初期作品がついに公開

新作「パープルバタフライ」（チャン・ツイイー主演）がカンヌ映画祭コンペ部門に出品され、名実ともに中国映画第６世代を代表する監督ロウ・イエが「ふたりの人魚」の前、９５年に監督した中国映画史上初の本格恐怖ホラーがついに日本公開。
ひと足はやく、昨年ベルリン映画祭でも上映された本映画は、テレビ用の長編映画として製作されたが、ロウ・イエ独特の演出の奇抜さから、中国のテレビ映画界に衝撃を与えた問題作。
チャン・イーモウやチェン・カイコーら中国映画第５世代に続く第６世代を代表するロウ・イエは数多くの映画祭で評価を得ており、まさに、中国映画の次世代を担う監督の原点がこの映画にある。

第２のコン・リーの座を射止めた中国のトップモデル　中国映画史上初・本格恐怖ホラーに主演

主人公・嵐嵐（ラン・ラン）を演じるのは、中国国内でトップモデルとしても活躍し、映画「キープクール」で現代的な風貌と抜群のスタイルの良さでポストコン・リーの座を射止めたチー・イン。そして、彼女の恋人・路芒（ルー・マン）を演じるのは、2001年「DREAM HOUSE」で、中国のアカデミー賞といわれる中国電影金鶏奨の最優秀主演男優賞を受賞した実力派俳優ヨウ・ヨン。
見ているものを夢か現実か？恐怖の館に迷い込むような幻想に導く・・・。