信じることを忘れていたのにあなたに。 疑うことを忘れていたあなたに。

2003年/カラー/ヴィスタ/111分/日本 製作・配給:十三通目の手紙製作委員会

2005年05月11日よりDVDリリース 2004年9月25日(土)より渋谷シネパレスにてモーニングロードショー 2004年6月12日(土)よりテアトル池袋にて限定ロードショー

©十三通目の手紙製作委員会

公開初日 2004/06/12

配給会社名 0466

解説


都会の片隅にあるジャズバーで起こった1年前の「ある事件」。居合わせた14人の男女により思いもよらぬ結末が暴かれる『十三通目の手紙』。店にディスプレイされた14枚のジャズレコードと、手紙に添えられていた14通の手紙から事件の謎を解明する密室推理劇は、2002年に劇団「御成門」が初舞台を行いその後もたくさんのリクエストによって再演が行われた舞台劇だ。
ジャズバーのマスター・久保と看板娘・いずみの元に、元従業員の高木、常連客の正田と植木、マスターが書いた小説の編集者・上田と堺、芸能プロダクションの佐藤・加納・滝川、敏腕プロデューサー・和田、マスターの同級生・前田、謎の老人・目(さっか)。マスターが書いた小説が新人賞候補となり13人が受賞の知らせを待ちわびる中、探偵の三陰がやって来た。三陰は1年前にこの店にディスプレイしていたジャズレコードを窃盗した疑いを掛けられ、直後に突然死んだ友人の真相を調べようとやってきたのであった。彼の死は13人に関係あるのだろうか、それとも…?
探偵・三陰に「超星人グランセイザー」(TX)で人気急上昇中の高原知秀。バーの常連客で元TV局プロデューサー・和田には多くの映画・舞台・ドラマに出演している篠田三郎。また芸能プロダクション社長・佐藤役に映画・舞台以外にも幅広い活躍をしている森次晃嗣が出演している。
脚本・監督は亀田幸則。2001年に劇団「御成門」を立ち上げ、舞台「十三通目の手紙」を初演出。一幕の会話劇にも拘らず、幅広い年齢層に支持され大成功を収めた。

ストーリー



都会の片隅にあるジャズバー、「バードランド」。
店には、気さくなマスター久保と看板娘のいづみ。
いつもと同じように常連客たちは集まり、いつもと同じように店には笑いがあふれていた。
しかし、その夜は少しだけ特別の夜…。
久保の書いた推理小説が幸運にも新人賞候補となり、その受賞の知らせを、誰もが今や遅しと待っていたのである。
そこへ「探偵」と名乗る見知らぬ男がやって来る。
男は、1年前にこの店で起きた、ある事件の真相を知りたいと言う。
その事件の謎を解く鍵は、店にディスプレイされた14枚のジャズの名盤と、それに添えられていた14通の手紙。
そして、マスターの小説に書かれた40年前の出来事だった。
晴れがましいはずの夜に不釣り合いな男の登場で気の進まないままに話を始めた「バードランド」の14人は、そこで思いもよらぬ結末に出会うことになる。

ほんの些細な出来事をきっかけに、登場人物たちが自分の中の「何か」に目覚め、気づき、変わっていく。

スタッフ

脚本・監督:亀田幸則
製作:村上八千代
プロデューサー:関口渉
撮影:岡田次雄
照明:上田雅晴
録音:志満順一
美術:清水明彦
音楽・演奏:寺村容子、成川修士、滝幸一郎、菅原正宣
ビデオエンジニア:佐々木彰司
編集:石井香奈江
記録:高田優
HD編集:株式会社キュー・テック
助監督:名倉望実、神徳幸治
演出補(回想):重藤貞人
撮影補:八巻恒在
制作進行:岡田英也、宮崎雅子、尾藤領太郎、奥田将生
撮影助手:溝口伊久江、渡辺隆輔
照明助手:木村明生、岡野清、馬養直幸、山本辰夫、岡本寛
録音助手:永井重生、甲斐田哲也、竹内久史
録音(朗読):松尾直樹
装飾:有限会社プロップアイズ
大道具:株式会社生田美術
園芸:有限会社鈴木園芸
スタイリスト:笹原みどり
スタイリスト助手:菊岡千鶴子
ヘアメイク:堀ちほ
ヘアメイク助手:畑中朋美、田中あすか
効果:小川広美
現像所:株式会社東京現像所
タイミング:井出義雄、清水禎二
録音スタジオ:株式会社東京テレビセンター
光学リーレコ:上田太士
キネコ:株式会社ヨコシネD.I.A
制作応援:小泉浩之、山本貴文、小松賢保、鈴木貴之
     柏田能秀、竹野まゆみ、真弓洋子、国沢玲子
     田中義也、須藤貞二
製作・配給:十三通目の手紙製作委員会
制作:株式会社スタッフィールド・株式会社アバン・デザイン

キャスト

高原知秀
森次晃嗣
篠田三郎
みやけみつる
阪脩
松井紀美江
和泉ちぬ
斉藤林子
中西俊彦
深来勝
林田和久
矢野トモ子
森まさひろ
中村祐樹

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