原題:BRASS ON FIRE

“ファンファーレ・チォカリーア”来日記念ロードショー!

2003年スペイン音楽ドキュメンタリー映画祭(ベスト・ドキュメンタリー賞受賞) 2004年ロッテルダム国際映画祭出品作品 2003年山形国際ドキュメンタリー映画祭出品作品

ドイツ/2002/カラー/98分 配給:プランクトン

2005年06月15日よりDVDリリース 2004年7月3日より吉祥寺バウスシアター、7月下旬より渋谷ユーロスペースにてレイトショー 大阪シネヌーヴォ、名古屋シネマテーク、広島シネツインほか全国順次ロードショー

公開初日 2004/07/03

配給会社名 0461

解説



 地図もない、駅もない、東欧の寒村から出現した驚異のブラス、ファンファーレ・チォカリーア。ルーマニア発、世界最速ジプシーブラスが、小さな「幸せ」と大きな「元気」を世界へ運ぶ。

 少年が湖でホルンを拾い上げるシーンからこの映画は始まる。ルーマニアの小さな村で生まれた世界最強ジプシー・ブラスバンド“ファンファーレ・チォカリ−ア”が、やがて世界中を席巻し、多くのファンを生んでいく。構想から完成まで5年。彼らの旅を詩情豊かな映像で描く音楽ドキュメンタリー。
彼らの村ゼチェ・プラジー二で撮影されたポエティックな映像詩と、日々の営みを映すほのぼのと人間味溢れたスケッチ、そして世界最速といわれる熱狂のライブシーンを巧みに編み上げて綴られるファンファーレ・チォカリーアの愉快な“旅”。出産あり、恋愛あり、少年の希望があり、人生の教訓があり、異文化のぶつかり合いがあり、交流がある。そして同時に、小さな描写の一つ一つからは、彼らジプシーの歴史や、社会主義崩壊を経た激動の東欧の歴史も見えかくれする。
しかし何といっても強烈な印象を残すのは、音楽への圧倒的な情熱だ。自由で、誇り高<、人生を楽しむのが最高にうまく、喜びに満ちたジプシー達のエネルギー。それでいながら、今、最高に幸福かと思うと、瞬時に哀しくなるメランコリー。そのコントラストが、ファンファーレ・チォカリーアのパワフルなブラスには凝縮されている。 2004年来日公演のファンキーな映像も必見!  

ストーリー



スタッフ

監督・脚本・製作:ラルフ・マルシャレック
出演・音楽:ファンファーレ・チォカリーア

キャスト

ファンファーレ・チォカリーア

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す