原題:Masho no natsu - 'Yotsuya kaidan' yori

第5回日本アカデミー賞:優秀助演男優賞(石橋蓮二)

1981年/日本/カラー/96分/ワイド 配給:松竹

2004年04月24日よりDVDリリース 2004年11月13日〜12月3日内田栄一没後10周年特別企画「内田栄一の作りかた」にて上映 1981年5月23日劇場公開

(c)1981松竹株式会社

公開初日 1981/05/23

配給会社名 0003

解説


旧浅野家の家臣、民谷伊右衛門は、妻いわと生後間もない子の3人で江戸に暮らしていた。ある夜伊右衛門は、いわの父、四谷左門から旧悪を暴かれ、口封じのため闇討ちにする。その時、伊右衛門の仲間、直助も同じ場所で武士を殺害した。その侍は、いわの妹、そでの夫で、浅野家の家臣、佐藤与茂七だった。いわとそでは、父と夫を失い歎き悲しむが、伊右衛門と直助は何食わぬ顔だった。折しも隣家の吉良の家臣、伊藤喜兵衛の娘、うめが伊右衛門に恋焦がれる。喜兵衛は、娘可愛さから伊右衛門を説得し、いわに飲ませる毒を渡す。薬と信じて飲んでいたいわの顔は、次第に醜悪になっていき、怨みをつのらせながら息絶える。
鶴屋南北の最大の傑作を演劇界の雄、蜷川幸雄が映像化した新しい「四谷怪談」。軽快なストーリー、研ぎ澄まされた恐怖を、ひと夏の青春群像として描いた異色傑作。

ストーリー

スタッフ

製作:宮島秀司、織田明
監督:蜷川幸雄
監督補:仲倉重郎
助監督:三村晴彦
脚本:内田栄一
原作:鶴屋南北
撮影:坂本典隆
音楽:千野秀一
美術:芳野尹孝
録音:原田真一
調音:小尾幸魚
照明:八亀実
編集:杉原よ志

キャスト

萩原健一
関根恵子
夏目雅子
森下愛子
小倉一郎
石橋蓮司
勝野洋

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