原題:Gyoei no mure

・第7回日本アカデミー賞:最優秀主演男優賞(緒形拳)/優秀主演女優賞(夏目雅子)/優秀助演男優賞(佐藤浩市)/優秀助演女優賞(十朱幸代)/優秀脚本賞(田中陽三) ・報知映画賞:最優秀主演女優賞(夏目雅子) ・毎日映画コンクール:男優主演賞(緒形拳) ・ブルーリボン賞:主演男優賞(緒形拳)

1983年/日本/カラー/135分 配給:松竹

2008年01月30日よりDVDリリース 2004年04月24日よりDVDリリース 1983年10月29日劇場公開

(c)1983松竹株式会社

公開初日 1983/10/29

配給会社名 0003

解説


津軽海峡のマグロの一本釣り漁は、一旦鉤にかかると肉体の極限まで格闘が続く。小浜房次郎も大間港から船を出すマグロ漁師で、夜明けまで餌のイカを捕って帰り、仮眠の後再び沖に出る。そんなある日娘のトキ子が、婚約した男に会ってくれと言う。喫茶店を営む男俊一は、養子になってでも漁師になると言う。マグロ漁に命をかけてきた房次郎は、蔑まれたようで腹がたった。俊一は毎朝房次郎を待ち受け、漁を教えて欲しいと頭をさげる。10日以上も無視し続けた房次郎だったが、ある朝船に乗り込むのを許したのは、トキ子が、妻アヤのように自分を捨てて家を出てしまうのを怖れたからだった。数日後、二人は遂にマグロの群れにぶつかった・・・。
下北半島最北端の漁港を舞台に、孤独で過酷な巨大マグロとの死闘に命をかける男と、ただひたすら寡黙に待つ女たちの壮絶なドラマ。幾度か映画化が意図されながら断念されてきた吉村昭の原作を、気鋭・相米慎二監督が壮大なスケールで製作した渾身の傑作。

ストーリー

スタッフ

製作:織田明、中川完治、宮島秀司
監督:相米慎二
助監督:榎戸耕史
脚本:田中陽造
原作:吉村昭
撮影:長沼六男
音楽:三枝成章
美術:横尾嘉良
録音:信岡実
調音:アオイスタジオ
レコーディスト:中野明
照明:熊谷秀夫
編集:山地早智子
配給:松竹富士株式会社

キャスト

緒形拳
夏目雅子
佐藤浩市
矢崎滋
コントレオナルド
レオナルド・熊
石倉三郎
伊勢将人
下川辰平
三遊亭円楽
十朱幸代

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