原題:Blade: Trinity

ついにシリーズ完結! これが最後の戦い。

2004年/アメリカ/114分/ 提供:日本ヘラルド映画、ポニーキャニオン 配給:日本ヘラルド映画

2005年12月22日よりスタンダードエディション&アンレイテッド・コレクターズ・エデイション<限定版>DVDリリース 2005年5月7日より有楽町スバル座ほか全国東宝洋画系ロードショー

公開初日 2005/05/07

配給会社名 0058

解説



シリーズ最高の製作費6500万ドルを費やした待望の最新作!
ついに、ブレイドの壮絶なバトルに終止符が打たれる!
98年と02年に公開され、全米No,1を獲得した新感覚アクション超大作「ブレイド」シリーズ。最先端の映像スタイルと奥深いストーリー性で爆発的な人気を獲得し、ダークヒーロー映画の火付け役となった「ブレイド」が待望のシリーズ最新作「ブレイド3」で遂にファイナルバトルを迎える。1作目では全能の力を手に入れようとしたフロストと、2作目では冷酷残忍な「死神族」と激しい死闘を繰り広げてきたブレイドに今回も新たなる敵が出現する。その敵とは、ヴァンパイアたちによって4000年の眠りから目を覚ました一族の始祖ドラキュラ。最終章を迎えた本作で、ブレイドはかつてない最強の存在に、文字通り命を賭けた戦いに挑むこととなる。そして、人間とヴァンパイアの血を継ぐブレイドに、抗うことのできない孤独な運命を決定付けた因縁の存在との一騎打ちは、これまでに繰り広げられてきた長く激しいバトルの数々にフィナーレを飾るにふさわしい存在となっている。
常に期待を裏切らないストーリーと切れ味鋭いライブアクションで進化を続けてきた「ブレイド」シリーズの中でも、本作「ブレイド3」は過去最高の製作費6500万ドルを費やし、さらにパワーアップ!前2作を凌ぐリアルなアクションで、怒涛のごとくヴァンパイアたちを切り裂いていく。その一方でブレイドの持つダークさ、ファンを魅了する独特のトーンはさらに深みを増し、一貫した「ブレイド」ワールドが健在であることを強烈にアピールしている。
そんな「ブレイド」ワールドに、本作では新たな2人の強者が出現。ウィスラーの娘で、人間のヴァンパイアハンター集団、ナイトウォーカーのリーダー、アビゲイル・ウィスラーと、ヴァンパイアに復讐心を燃やす武器の達人、ハンニバル・キングだ。ブレイドと共に戦いに挑む2人が、それぞれが使命を背負い全くタイプの違う戦いを繰り広げるのもアクションを重視する「ブレイド」シリーズの大きな見せ場となっている。

そして、本作の最大のハイライトとなるのは、これで見納めとも言えるブレイドと一族の起源となったドラキュラ、ドレイクの一大バトルだ。神に等しいパワーを持つドレイクにブレイドはどう挑むのか?そして、己の運命にも決着をつけることとなるブレイドの命は?「ブレイド」シリーズの原点であるマーシャルアーツと刀術を駆使した一騎打ちはアクション映画史上に残る戦いとなっている。
“ウェズリー・スナイプス=ブレイド”と世界が認知し、待望の「ブレイド3」を盛り上げるのは、個性と実力を備えた個性的なラインナップ。ブレイドと共にこのシリーズに欠かすことのできない存在であるウィスラーを今回もクリス・クリストファーソンが味のある演技で好演。さらに明晰な判断力とスバ抜けた身体能力を持つ、ウィスラーの娘アビゲイルを演じるのは、輝く美貌と完璧な肉体、そして若手ながら安定した演技力を兼ね備え、今ハリウッドが最も期待を寄せているジェシカ・ビール。今後も有名スターとの共演作が続く注目の若手女優だ。アクション映画における新たなタイプのヒーロー、ハンニバル・キングを体現しているのは、ワイルドなルックスと抜群のコメディセンスで、アメリカで人気沸騰中のライアン・レイノルズ。さらに、オーストラリア出身のドミニク・パーセル、インディーズ映画界の名バイプレーヤー、パーカー・ポージー、WWE世界王者のトリプルHなど、バラエティ豊かな俳優陣が勢揃いし、最後のバトルで火花を散らす。
監督にはシリーズ全作の脚本を手がけ、ウェズリー・スナイプスと共にブレイドを成功に導いた「ブレイド」シリーズの生みの親、デヴィッド・S・ゴイヤー。撮影は「ブレイド2」でも手腕をふるったガブリエル・ベリスタイン。さらに「キル・ビル」シリーズも手がけたヒップホップ界のキングと呼ばれるThe RZAが音楽を担当している。

ストーリー



「ブレイド」シリーズ最終章。長く激しい戦いを繰り広げてきたブレイドの前に最強の敵が立ちはだかる!ファイナルバトルが遂にはじまる!!

ブレイドの前に立ちはだかる最後の強敵、その名はドラキュラ!

静寂を引き裂くように、一瞬にして大爆発を起こした倉庫から一斉にヴァンパイアたちが飛び出してくる。その後を追うように、煙と炎の中からヴァンパイアハンター、ブレイド(ウェズリー・スナイプス)が姿を現す。慌てて逃げ出したヴァンパイアたちを一掃し、さらに激しいカーチェイスを繰り広げた末、ブレイドはひとりの男に銀の銃弾を打ち込む。しかし、男はヴァンパイアではなくヴァンパイアの奴隷と化した人間だった。横たわる死体に困惑するブレイドは騒ぎを聞きつけて集まってきた群集に目撃され、さらにヴァンパイアたちによって殺害の一部始終を録画され、一夜にして連続殺人鬼としてFBIに追われる身となってしまう。ブレイド逮捕に向けてFBIが目をつけたのは、ブレイドの相棒、ウィスラー(クリス・クリストファーソン)だった。ウィスラーを尾行し、遂に隠れ家を突き止めたFBIは特殊部隊を使ってブレイドの逮捕劇を展開。自らの命と引き換えにブレイドを救おうとしたウィスラーの意も叶わず、ブレイドは遂に逮捕されてしまうのだった。
こうしてFBIの手によって激しい拷問を受けることとなったブレイドを救ったのは、ウィスラーの娘、アビゲイル(ジェシカ・ビール)とかつて自分をヴァンパイアにした女ボス、ダニカ・タロス(パーカー・ポージー)に復讐心を燃やすハンニバル・キング(ライアン・レイノルズ)だった。警察、ヴァンパイア、そしてブレイドたちを巻き込んだ壮絶な銃撃戦の末、見事脱出を果たした3人は、湾にたたずむ廃墟へと向う。そこには市民権を剥奪されながらもヴァンパイアと戦う「ナイトウォーカー」と呼ばれる人間のヴァンパイアハンターたちが最新鋭の武器の開発を行い、盲目の科学者サマーソルド(ナターシャ・リオン)によってヴァンパイアを撲滅するウィルスを研究していた。ここでブレイドは、ヴァンパイアたちの手によって、半年前にシリア砂漠のピラミッドからヴァンパイアの始祖、ドレイク(ドミニク・パーセル)が甦った衝撃の事実を告げられるのだった
一方でダニカ・タロスたちは、甦ったドレイクの血を利用して、昼夜を問わず活動できる抗体を得ようと目論んでいた。神に等しいパワーを持つドレイクの存在はヴァンパイアたちにとって、まさに人類を支配するための最強の兵器と呼べるものなのだ。
そんな中、ブレイドはある情報を掴み、アビゲイルと共に人里離れた倉庫を訪れる。そこには、脳死状態で血液を採取されている人間たちの姿があった。ヴァンパイアたちの卑劣な行動に怒りを燃やす2人。しかし、彼らの凶行はそれだけに留まらなかった。2人の不在時に突如廃墟に現れたドレイクによって、仲間たちは皆殺しにされ、キングはサマーソルドの愛娘と共にヴァンパイアたちによって捕らえられてしまったのだ。仲間の惨劇に泣き崩れるアビゲイル。そこへサマーソルドの遺志を継いだ科学者、コールダーが現われ、培養に成功したウィルスを2人に手渡す。コールダーによれば、このウィルスを本当に完璧なものにするためには、ドレイクの血を混合する必要があるという。しかも、ウィルスが完全にその機能を果たせば、人間とヴァンパイアの混血であるブレイドも命を落とす可能性があるというのだった。
文字通り、生死を賭けて自らの運命に立ち向かう時を迎えたブレイドと家族と仲間を失った怒りに燃えるアビゲイル、
そしてヴァンパイアたちの手に落ちながらもタロスへの報復に命を賭けるキングはそれぞれの思いを胸にファイナルバトルに挑む!
果たして、ブレイドたちの運命は──?

スタッフ

監督:デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
製作:ピーター・フランクフルト、ウェズリー・スナイプス
   デヴィッド・S・ゴイヤー、リン・ハリス
製作総指揮:トビー・エメリッヒ
製作総指揮:スタン・リー、アヴィ・アラッド
撮影:ガブリエル・ベリスタイン.ASC/BSC
美術:クリス・ゴラック
編集:ハワード・E・スミス.A.C.E.、コンラッド・スマート
衣装:ローラ・ジーン・シャノン
音楽:ラミン・ドジャワディ、The RZA

キャスト

ブレイド:ウェズリー・スナイプス
ウィスラー:クリス・クリストファーソン
アビゲイル:ジェシカ・ビール
ハンニバル・キング:ライアン・レイノルズ
ダニカ・タロス:パーカー・ポージー
ドレイク:ドミニク・パーセル
グリムウッド:トリプルH
サマーソルド:ナターシャ・リオン
エドガー・バンス博士:ジョン・マイケル・ヒギンズ
レイ・カンバーランド:ジェームズ・レマー

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