第13回あきた十文字映画祭正式出品作品

2003年/日本/カラー/1時間38分/ 配給:レジェンド・ピクチャーズ

2004年08月18日よりビデオレンタル開始 2004年07月22日よりDVD発売開始 2004年2月28日よりポレポレ東中野ほかにてロードショー

(c) 2003 InterVogue. All right reseved.

公開初日 2004/02/28

配給会社名 0212

解説


『問題のない私たち』は、よくある“イジメ”をテーマとした学園ドラマとは目線が決定的に違っている。原作者は執筆当時、現役の女子中学生だった! まさに主人公と同じ年齢であり、本作はこの年代の世界観が確実に投影されている! 主人公の澪を演じるのはNHK連続ドラマ『ハート』や『天使みたい』で主役に抜擢され、劇場版『仮面ライダー555』にも出演、幅広い層からの支持を得て人気急上昇の黒川芽以。転校生の麻綺に『ヤングジャンプ』(集英社)の“制服コレクション”で準グランプリに輝き、グラビアや連続ドラマで活躍中の超アイドル・沢尻エリカ。マリアに『バトル・ロワイヤル』『マナに抱かれて』で注目の若手女優・美波。澪を攻撃する女教師を『愛を乞う人』で高い評価を得た後、『2LDK』など話題作への出演が続く野波麻帆が演じ、狡猾なキャラクターで新境地を拓いた。さらに勝村政信、大塚寧々、浜田晃といった豪華キャストが脇に徹して物語に奥行きを与えている。監督は『鬼火』(望月六郎監督)『チンピラ』(青山真治監督)『極道戦国志 不動』(三池崇史監督)等、話題の監督たちの脚本を手掛け、高い評価を得た森岡利行。監督第二作目となる本作で「学校」「家族」「友情」「イジメ」など、現代を生きる十代の少女たちを様々なキーワードで綴り、限りなくリアル且つ鮮烈に描き、かつてない学園映画の傑作を誕生させた!

ストーリー


死ぬくらいの勇気があるなら刃向かっていけばいいのに……そう思っていた……自分がイジメにあう前は……。「これは潮崎マリアに対する不快感への正当防衛だ」悪びれる様子もなく、クラスメートのマリアをイジメている笹岡澪。だが転校生・麻綺の出現によって事態は一変、立場が逆転してしまった! 一緒にイジメをしていた仲間や、信じていた幼なじみの裏切り、見て見ぬ振りをする女教師、再婚の準備で忙しい父……地獄の様な苦しみの中で、唯一手を差し伸べてくれたのは、かつて自分がイジメていたマリアだった! そしてイジメのターゲットが別の誰かに変わった時……!? 

スタッフ

監督・脚本:森岡利行
原作:牛田麻希、木村文
製作:堀田昇司、及川次雄
撮影:斎藤幸一
照明:金子雅勇
美術:西村徹
音楽:奥野淳士
配給:レジェンド・ピクチャーズ

キャスト

黒川芽以
沢尻エリカ
美波
森絵梨佳
小松愛
浜田晃
野波麻帆
大塚寧々
勝村政信

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