生きる意味ってなに?

2004年/日本/カラー/91分/ 配給:フューズ

2004年11月21日よりDVD発売開始 2004年11月12日よりビデオレンタル開始 2004年10月30日、テアトル池袋にてロードショー

公開初日 2004/10/30

配給会社名 0445

解説


都会に住むどこか満たされない思いを抱えた人々に生きる意味を問う堀江慶監督の青春ロードムービ。監督は若干26才ながら『渋谷怪談1,2』などを手がける一方、俳優としても活躍している新世代の映画人。
主演には『カクト』の高野八誠と『リリィ・シュシュのすべて』の市川実和子。
他に「仮面ライダー龍騎」城戸真司役の須賀貴匡、「百獣戦隊ガオレンジャー」獅子走役の金子昇、「忍風戦隊ハリケンジャー」ウエンディーヌ役の福澄美緒ら、戦隊モノで人気を獲得した若手俳優が多数出演している。
実は、監督の堀江慶も「百獣戦隊ガオレンジャー」のガオイエローだったりする。
音楽を担当したロックバンドPENICILLINのボーカル・HAKUEIが、中国人マフィアのボス役で出演しているのも見逃せない。

ストーリー



とある港の近くに住む小説家を夢見る香坂俊。昼は被り物で、宣伝用ビラ配りを。夜はコンビニでバイト生活をおくる俗に言うフリーターであった。
香坂の元彼女さとみは、数年前に東京にあこがれ、反対していた香坂を振り切り上京した。
それ以来、香坂は仕事もまともに続かず、転々と職を変われば酒浸りとなっていく。
コンビニのバイト仲間である桜井の送別会の帰り、酔っ払った香坂は足をふらつかせ帰宅途中、港付近を通りかかると、突然悲鳴が聞こえ、一人の女性夏希が二人組の男に襲われかけているところを助ける。
夏希と香坂の出会いであった・・・。
しかし、名前をお互い名乗るだけで、その場は夏希のお礼の言葉だけで二人は別れた。
夏希を忘れきれない香坂は、出会ったところで再会を期待するが逢えることはない。
被り物のバイトで知り合ったロンファー(中国人不法滞在者)とは、香坂の悩みも打明ける友人関係にあった。
夏希と再会したところは、意外にも・・・。
しかし、香坂の身体は日々不調を訴えるようになってきた。
香坂の叔父(父の弟)泰三は、東京でヤクザでもあり、片や風俗も営んでいる。
泰三は田舎に戻り、一風変わった飲み屋を経営しだした。
香坂の父(春夫)も東京で政治家になり、息子(俊)との交流はあまりない。
香坂は、常に自分の存在感に疑問を感じていた。
夏希と再会し、人生の転機を感じ出した・・・。
ロンファーは、他にもうひとつの仕事がある。
中国人マフィアとの繋がりでできた、ある裏家業・・・。
これがのちに香坂と夏希が巻き込まれていく運命の一触即発へと・・・。

スタッフ

監督:堀江慶
プロデューサー:吉田精二、狩野善則
企画:吉田精二
原案:立石俊二
脚本:立石俊二
撮影:百束尚浩
美術:山下修治
音楽:HAKUEI、重盛美晴
録音:武市英生
照明:野村泰寛
助監督:芦田完
オリジナル主題歌:「明日の風と愛の星」HAKUEI
配給:フューズ

キャスト

高野八誠
市川実和子
翁華栄
須賀貴匡
嘉門洋子
金子昇
森下千里
水橋研二
津田寛治
寺島進
HAKUEI
平泉成
松田賢二

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