最‘狂’絶叫計画

原題：SCARY MOVIE 3

2003年10月24日より全米初公開

2003年／アメリカ／カラー／90分／配給：ギャガ・コミュニケーションズ

2007年12月19日よりＤＶＤリリース 2005年04月08日よりＤＶＤリリース 2004年10月9日（土）よりシネマメディアージュ、新宿ピカデリー４ほか全国順次ロードショー

公開初日　2004/10/09

配給会社名 0025

解説

「『ザ・リング』、『8 Mile』、『サイン』、『マトリックス・リローデッド』などの映画では、あまりにもスゴイ事が起きていて、パロディにしてくれ！という叫びがそこから聞こえてきたんだよ」byデヴィッド・ザッカー

３作目にして真打ち登場！最も壮大、最も無謀なシリーズ最狂作!
恐れを知らぬパロディで世界を恐怖と笑いのどん底に突き落とした『絶叫計画』シリーズ。サスペンス・ホラー『スクリーム』をベースに、映画ファンに笑撃を与えた『最終絶叫計画』(00)。『ヘルハウス』がベース、『エクソシスト』などオカルト映画をパロったシモネタ満載の『最新絶叫計画』(02)。そして今、シリーズ最新にして最狂、最も壮大にして無謀なおバカ映画『最狂絶叫計画』がここに全容を現わす！
パロディてんこ盛り“貞子”とエイリアンが、そ、そんなことに！？
今回、登場人物達が闘いを挑むのは、なんと地球を脅かす宇宙規模の邪悪な陰謀。そのうえパロディの血祭りにあげられるのは、『ザ・リング』、『サイン』、『マトリックス・リローデッド』、『8 Mile』、『ロード・オブ・ザ・リング　ニつの塔』、『アザーズ』といった誰もが知っている超メガヒット大作ぞろい。エイリアン、呪いのビデオ、ミステリーサークル、救世主の預言、“貞子”出現、イッちゃってる目の子供たち、野心満々の白人ラッパー、そしてなぜかマイケル・ジャクソンのスキャンダルまでもがからみ合い、奇想天外なストーリーを紡ぎつつ、笑いの涙と絶叫のラスト・シーンヘとなだれ込む。

“おバカ映画”の救世主、デヴィッド・ザッカー降臨！
シリーズ前２作のウェイアンズ兄弟からバトンタッチされ、嬉々としてメガホンを取ったのは、あの『ケンタッキー・フライド・ムービー』(77/脚本)、『7ライングハイ』(80)、『裸の銃(ガン)を持つ男』(88)はじめ『裸の銃(ガン)』シリーズをてがけたパロディ映画の達人デヴィッド・ザッカー。『裸の銃(ガン)』シリーズでも組んだ脚本家パット・プロフトとのコラボレーションは、骨太のストーリーラインとジャンルの異なる元ネタ同士の組み合わせの技が光り、シリーズ前作よりおバカ度上昇、攻撃範囲無限大の、息をもつかせぬパロディの強烈連打がぶちかまされる。『奇蹟の輝き』(98)でアカデミー賞視覚効果賞に輝くスチュアート・ロバートソンをヴィジュアル・エフェクト・コーディネーターに迎えて、ギャグだけでなくクリエイティビティもあふれ出る。

スター・キャストの捨て身の演技がセンセーションを巻き起こす！
キャストは、TVのレポーターに成長したシンディ・キャンベルに、シリーズ通して出演のアンナ・ファリス(『ロスト・イン・トランスレーション』(03))。ザッカー監督をして「生まれ持ってのコメディの才能がある」と言わしめたチャーリー・シーン(『ホットショット』(91)、『マルコヴィッチの穴』(99))がミステリーサークルを発見する無駄に神経を張りつめた農場主トム役を熱演。ザッカー作品おなじみのベテラン俳優レスリー・ニ一ルセン(『フライングハイ』(80)、『裸の銃(ガン)』シリーズ)は、被害妄想の合衆国大統領役。ほかに、『アンダーカバー・ブラザー』(02)のエディ・グリフィン、『ブラック・ダイヤモンド』(03)のアンソニー・アンダーソン、『シカゴ』(02)で、アカデミー助演女優賞ノミネートのクイーン・ラティファなどがノリノリで参加。ファット・ジョージやマスタ・一Pらホットなラップスターたちが、ラップ・バトルだけでなく、エイリアンとも闘ってくれる。ベテラン俳優、スター俳優からポップ・カルチャーの申し子まで、一流のキャストたちが笑いのために人生を捨てる！

『どんなコメディ映画でも、脚本はガイドライン。私の映画でとびっきりおもしろいのは、実はセットで考え出されたものなんだ』　byデヴィッド・ザッカー

ストーリー

呪いのビデ才を見たカソリック系巨乳女子高生たちの電話が鳴る。「ハロー、愛しいしと」

　ワシントンから20マイル。トム(チャーリー・シーン)と娘のスー、弟のジョージ(サイモン・レックス)が暮らす農場に、ヘンテコなミステリーサークルが出現した。ふだんはおとなしい犬たちの様子も変だ。ミステリーサークルの影響で凶暴に…、じゃなくて、帽子をかぶってトラクターを運転したり、けだるそうに水パイプをふかしてる…。
ニュース番組のレポーター、シンディ・キャンベル(アンナ・ファリス)は、ミステリーサークルの謎を追う。彼女が引き取って暮らしているおいのコーディ(ドリュー・ミクスカ)は、土の中に瀕死の人間が埋められている不気味な絵を描き始めるが、担任教師のブレンダ(レジーナ・ホール)にもシンディにも、全然相手にされない。
ジョージに一目惚れしたシンディは、彼が出場するラップ・バトルに、ブレンダとともに応援に出かける。熱いバトルに勝った場内唯一の白人ラッパー、ジョージは、黒人たちの歓声に笑顔でこたえてスウェットのフードをかぶる。とっても先の長〜いフ一ド。マジ！？それってＫＫＫだよ〜！当然、ボコボコにされるマヌケなジョージなのであった。
　１週間前に奇妙なビデ才を見ていたブレンダは、その晩、謎の死をとげる。ブレンダの通夜のあと、シンディは、ビデオを持ち帰って見る。そこにシャガレ声で電話が！「７日後にお前は死ぬ。祝日も関係なし」。
助書を求めに預言者オラクル(クイーン・ラティファ)とその恋人才一フィアス(エディ・グリフィン)を訪ねたシンディは、選ばれし者＝“救世主”であることを告げられる。「ビデオとミステリーサークルは関係がある。その謎を解くのは、あなた自身よ」
謎の答えを探して、シンディはビデ才に映っていた灯台に向かう。そこには、アーキテクト(ジョージ・カーリン)が座っていた。壁全面に無数のシンディが映っている。「ずっと君のすべてを見てきた。君はアノマリー(変則的例外)の産物だ」と彼が君う。無数のモニターに映っているのは、ムダ毛を剃るシンディ、ブラをはずすシンディ…。これじゃ、ただのバスルーム盗撮では？
　そのころ、衛星放送では、呪いのビデ才の24時間オン・エアが始まっていた！エイリアンの姿も、世界各地で目撃されまくっている。宇宙人の地球侵略に対処すべくホワイトハウスの合衆国大統領ハリス(レスリー・ニ一ルセン)の緊張は異常に!高まり、今までいろんなことが起きていたトムの農場にも、さらなる異変が！

果たして、“救世主”シンディとこの人たちは地球を救えるのか？エイリアンと“貞子”の驚くべき関係とは？そして、シンディとジョージのどうでもいい恋の行方は？

スタッフ

製作総指揮：ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、
アンドリュー・ローナ、ブラッド・ウェストン
監督：デヴィッド・ザッカー
プロデューサー：ロバート・Ｋ・ワイス
共同プロデューサー：グレイス・ギルロイ
脚本：グレッグ・メイジン、パット・プロフト
ヴィジュアル・エフェクト・コーディネーター：スチュアート・ロバートソン
撮影：アーク・アーウィン
編集：マルコム・キャンベル、ジョン・ポール
音楽：ジェイムス・L・ヴェナブル

キャスト

シンディ・キャンベル：アンナ・ファリス
ハリス大統領：レスリー・ニールセン
ジョージ：サイモン・レックス
トム：チャーリー・シーン
べッカ：パメラ・アンダーソン
ケイト：ジェニー・マッカーシー
ロス・ギギンス：ジェレミー・ピヴェン
クアーズ・ツインズ：エレイン、ダイアン
トゥルーパー・チャンプリン：カムリン・マンハイム
コーディ：ドリュー・ミクスカ
ブレンダ：レジーナ・ホール
マルドューン神父：ダレル・ハモンド
マハリク：アンソニー・アンダーソン
ＣＪ：ケヴィン・ハート
アニー：デニーズ・リチャーズ
オラクル：クイーン・ラティファ
オーフィアス：エディ・グリフィン
ジョン・ウィルソン：Ｄ．Ｌ．ヒューリー
エージェント・トンプソン：ジェフリー‘ジャルール’アトキンス

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