原題:海岸線 / Coast Guard

『ブラザーフッド』のチャン・ドンゴンと奇才キム・ギドク監督…世界が認める才能が結集! 南北軍事境界線、民間人をスパイと誤認し、射殺してしまったある兵士の悲劇。

2002年釜山国際映画祭オープニング作品 2003年カルロヴィヴァリ国際映画祭<3部門受賞>

2002年11月22日韓国公開

2002年/韓国映画/94分/カラー/ビスタ/ドルビー・デジタル 配給:エスピーオー

2005年08月26日よりビデオリリース 2005年08月26日よりDVDリリース 2005年4月9日〜5月27日、韓流シネマ・フェスティバル2005にて公開

(c)2002 Korea Pictures & LJ Film. All rights reserved.

公開初日 2005/04/16

公開終了日 2005/04/22

配給会社名 0116

解説

南北軍事境界線に近い海岸を警備中、民間人を北のスパイと誤認して射殺してしまうことから始まる、ある兵士の悲しみを緊迫感と狂気に満ちたタッチで描いた心理サスペンス。『ロスト・メモリーズ』の次回作として、チャン・ドンゴンが選択したのは低予算ながらも海外映画祭では高い評価を得てきたキム・ギドク監督作品。独特な映像感覚で”韓国映画界の異端児”と言われてきたキム監督の作品に俳優としてトップスターの地位を確立したチャン・ドンゴンが自ら出演を志願し、破格の安いギャラで出演し大きな話題を呼んだ。本作はキム監督自身が5年間海兵隊で過こした経験をもとに、朝鮮半島の現在を生きる人々の現実と葛藤を生々しく描いた作品である。キム監督は本作のインタビューで「チャン・ドンゴンはスターとは思えないほど、謙虚で知れば知るほど素晴らしい人物」と賞賛の声を惜しまなかった。撮影は全羅北道扶安郡ウェドの海岸で行われた。

ストーリー

徴兵され海兵隊員として軍事境界線に近い海岸に服務するカン上等兵(チャン・ドンゴン)。ある夜、深い闇の中で人影を発見、北の工作員が潜入したと思い射殺するが、それは酒に酔って情事を楽しむカップルの一人だった…。

スタッフ

監督・脚本:キム・ギドク
撮影:ペク・トンヒョン

キャスト

チャン・ドンゴン
キム・ジョンハク
パク・チア
ユ・ヘジン
チョン・ジン
キム・グテク
キム・ガンウ 

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