原題:KIDS

1995年/アメリカ/カラー/1時間32分/5巻2505m/ビスタサイズ 1:1.85/ドルビー/字幕翻訳:林完治/R-15 共同提供:松竹、アミューズ 配給:松竹

2003年9月27日よりシアター・イメージフォーラムにてレイトショー

公開初日 2003/09/27

公開終了日 2003/10/10

配給会社名 0003

解説

1972年、写真集「タルサ」でデビューをした写真家ラリー・クラークによる初映画監督作品。マーティン・スコセッシ、ガス・ヴァン・サントなどの助力のもとに完成されたこの作品は10代の子供たちのセックスとドラッグに明け暮れる姿をドキュメンタリー・タッチで描き、カンヌ映画祭パルム・ドールにノミネートされるなど高い評価と衝撃を与えた。日本でもアート、ファッションなど多方面に多大な影響を与えた。

ストーリー

ある夏の暑い目の午後。場所はNY。テリーはいつものようにバージンの女の子を守備よくモノにし、いつものように親友キャスパーにそれを自慢げに話しながら街をブラつく。トランクスが見えるぐらいにずりさがったジーンズにダボダポTシャツの2人。仲間がたむろしているポールの家へ向かうと、ビールを飲み、ドラッグを決め、陽気にとりとめもなくSEXの話で盛り上がる。一方、ルビーの家では、ジェニーたち女の子5人がやはりSEXの話で盛り上がっている。ジェニーは、バージンを奪いあとは知らんぷりを決め込むデリーを許せない。経験豊富なルビーは、自分の体験談をおかしく話す。そして、ジェニーとルビーばこHIV検査の結果を聞きにいく。
ルビーは無防備なSEXが多いのでちょっと心配だ。テり一とのSEXしか経験のないジェニーは、ルビーのお供で検査を受けただけだ。しかし結果は、ルビーはネガティブだがジェニーはポジティヴ。あまりの突然の「死」の宣告。たった一度の経験だけで。たった1人の男のために。ジェニーはどうしていいか分からず呆然と街よい歩く。とにかくテリーを見つけなけれぱいけない。会ってこの業実を伝えなければ……。 しかし、そんなことが起こっていることも知らテリー。今夜もキャスパーと一緒に新しいバージの女の子を探しに出かける。自分自身がHlVキャリアとも知らずに……。

スタッフ

監督:ラリー・クラーク
製作:ケイリー・ウッズ
脚本:ハーモニ一・コリン
共同製作:キャシー・コンラッド、クリスティン・ヴェイコン、口ーレン・サラズニック
製作総指揮:ガス・ヴァン・サント、パトリック・パンザレッラ、マイケル・チャンバース
撮影:エリック・エドワーズ
編集:クリストファー・テレフソニ
プロダクション・デザイナー:ケヴィン・トンプソン
衣装デザイン:キム・ドルース
音業コンポーザー:ルー・バーロウ、ジョン・デイヴィス
音楽スーパーヴァイザー:ランダル・ポスター

キャスト

レオ・フィッツパトリック
ジャスティン・ピアース
クロエ・セヴィニー
ロザリオ・ドウソン
ハロルド・ハンター
ヤキーラ・ペゲエロ

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