原題:Lovely Rita

カンヌ国際映画祭正式出品作品

2001年/ドイツ・オーストリア/カラー/80分/ 配給:ビターズ・エンド

2004年3月27日(土)より、渋谷シネ・アミューズにてレイト公開!

公開初日 2004/03/27

配給会社名 0071

解説


大人でも子供でもない、あやふやな年頃。
少女は無邪気に、嘘をつく。
★ “思春期”というあまりにも儚く、渾沌とした季節…
アンバランスな少女の心の揺れが鮮烈に浮かび上がる

学校、家族、異性への好奇心…。郊外の住宅地を舞台に描かれる少女の毎日には、
かつて思春期を経た人なら誰もが覚えのある、漠然とした不安感や孤独が充満している。
いつもどこか居心地の悪さを感じながらやり過ごす毎日。
何不自由ないはずの生活、そう、ただ“ありふれている”ということ以外は——。
この世に存在するすべてを持て余したかのようなリタの不機嫌な表情、
一転してみせる可愛らしさ、大胆さ、繊細さ。まだ若く、欲望に忠実で、
過酷な現実と対峙できない少女を狂気の淵へと誘い混んだ理由(わけ)は何なのか?
ついには“自分だけの世界”に留まることを選んだリタが最後にとったショッキングな行動は、
少女の心の奥底を覗き込むような得も知れぬ深い余韻を残すだろう。

ストーリー


いつも不機嫌な顔をしているリタは、ちょっと風変わりな女の子。最近の関心事は、
隣に越して来た男の子と通学バスの運転手。退屈な授業、ありふれたお喋り、
居心地の悪い食卓、初めての化粧、無断外泊。どこにでもある静かなティーンエイジャーの日常。
けれど、危うく不安定なリタの心はやがて、ゆるやかに壊れ始める…。

スタッフ

監督:ジェシカ・ハウスナー

キャスト

バーバラ・オシカ
クリストフ・バウアー 

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