原題:Bringing Down the House

あなたの人生リフォーム引き受けます!

2003年3月7日全米初公開

2003年/アメリカ/シネマスコープ・サイズ/ドルビーSRD 配給:ブエナビスタインターナショナル(ジャパン)

2005年03月18日より2005年5月20日までの限定DVDリリース 2003年10月18日より銀座シネパトスほか拡大ロードショー

公開初日 2003/10/18

配給会社名 0069

解説


 自分の人生を自分自身の手で変えられる人は、どのくらいいるだろうか? おそらく大半の人は、「きっといつかは」と自分を偽りながら、不本意な今日を明日も生きていく。悲しいけれども、それが現実…。だが、そんな《迷える子羊たち》にもチャンスはある。あなたの人生を無理やり、力づくで、ハチャメチャに変えてくれる運命の人=《人生リフォームの匠》にめぐりあえれば!
 スティーブ・マーティン&クイーン・ラティアの競演で贈る全米NO.1大ヒット作『女神が家にやってきた(仮題)』は、破天荒なヒロインの登場によって生活をかき乱されたカタブツ弁護士が、その大混乱の中でいつしか本当の自分に気づかされていくハートフル・コメディだ。
 弁護士のピーター・サンダーソン(スティーブ・マーティン)は、頭の固い典型的な仕事人間。超カタブツで家庭を顧みない彼に愛想を尽かし、妻は子供を連れて出て行った。わびしいバツイチ暮らしの唯一の気晴らしは、出会い系サイトでのチャット。知的でセクシーなシャーリーンという名の女性弁護士と実際のデートにこぎつけ、ピーターの期待は膨らむ。ところが──現れたシャーリーン(クイーン・ラティファ)は美人弁護士どころか写真も経歴も全くの別人で、さらに悪いことには、巷のニュースを騒がせている脱獄囚だったのだ!
 家に居座ったシャーリーンは無実を主張し、ピーターにそれを証明して欲しいと頼む。元の生活に戻るには彼女の要求を呑むしかなかった。
 ピーターの秩序に満ちた生活は、シャーリーンの驚くべき破壊力によって瞬く間に崩壊していく。だが、その大混乱の中でいつしかピーターは忘れていた大切なことを取り戻していく。それは、自分自身に正直になること…。
 《タテマエ》だけで生きてきたピーターと、《ホンネ》むき出しのシャーリーン──水と油の二人の運命の出会いは思いもよらない化学反応を起こし、ピーターの人生は素敵な魔法にかかっていく…。
 監督は、「ウェディング・プランナー」で世界中をハート・ウォーミングな感動で包み込んだアダム・シャンクマン。弁護士のピーター役には、”キング・オブ・コメディ”の名にふさわしいスティーブ・マーティン。典型的なカタブツ男が次第に心を開いていく様子を、見事に演じ切っている。ピーターの運命の女神となるヒロインのシャーリーン役には、「シカゴ」でアカデミー賞にノミネートされたクイーン・ラティファ。《人生リフォームの匠》というカリスマ性のある役も、ラップ界の女王ならではの貫禄で魅せてくれる。

ストーリー

ピーター・サンダーソン(スティーブ・マーティン)は生真面目すぎるほどの固い性格の上に、ワーカホリックの弁護士。そんな彼に愛想を尽かし、妻は子供を連れて出て行ったが、ピーターは(彼なりにではあるが…)家族を愛していて、自分のどこに落ち度があったのか、離婚して2年たった今でも理解できずにいる。寂しさを紛らわすために出会い系サイトのチャットにハマり、そこで出会った魅力的な女性弁護士シャーリーンに胸ときめかせる毎日。ついに初めてのデートの約束をとりつけ、ピーターは有頂天に…。だが、現れたのは美人弁護士どころか、写真も経歴も全くの別人で、さらに悪いことに、彼女は巷のニュースを騒がせている脱獄囚だったのだ!
強引で図々しいシャーリーンはピーターの家に居座り、クライアントとの大事なミーティングまで妨害する始末。彼女の目的はただひとつ。「私の無実を証明して!」。彼女は強盗の罪で逮捕されたが、全くの濡れ衣だという。一刻も早くシャーリーンを厄介払いしたいピーターは、渋々ながら彼女の要求に応じることにする。
ピーターのご近所の住人たちは揃いも揃ってお上品で、ガサツなシャーリーンはここでは明らかに“異分子”だった。夏休み中の娘と息子——思春期の娘サラと、小学生になっても文字が読めないジョージー——を預かることになったピーターは、シャーリーンを“子守り”と偽って家に置く。だが、この“子守り”は思いがけないほど有能だったのだ!ちょっとした好奇心から怪しげなパーティーに連れ込まれたサラを、シャーリーンは単身乗り込んで救出。おまけに連れ込んだ相手の男を徹底的に叩きのめしてしまう。また、親や教師がどんなに教えても文字が読めなかったジョージーだったが、シャーリーンが与えたポルノ雑誌で文字が読めるようになってしまう。「興味が持てて、刺激的な読み物を与えただけよ」と語るシャーリーンだが、こんな破天荒な教育法はどんな学者だって思いつかないだろう。彼女はそのワイルドな外見や態度とは裏腹に、優れた知性ととびきり温かなハートの持ち主だったのだ。
一事が万事、型破りで大胆で人騒がせなシャーリーンのせいで、ピーターのペースは狂いっぱなし。だが、ガラガラと音を立てて崩れていく《秩序》の残骸の中から、今まで隠れていたピーターの本当の姿が見えてくる。思いやり深く、誠実で、誰よりも寂しがり屋のピーターの素顔が…。
人が変わったように人間らしさを取り戻したピーターに、子供たちも大喜び。だが、シャーリーンとの平穏で幸せな日々は、長くは続かなかった。ピーターのクライアントに、彼女が脱獄囚であることがバレてしまったのだ。警察の手が伸びる前に、シャーリーンの無実を証明しなければ!ピーターは、真犯人と目星をつけたギャングの溜まり場であるクラブへと常連客風に変装して潜入する。そして、不意に襲いかかるヒップホップのダンスバトルなどを見事クリアし、やっとのことで真犯人の元へと辿りつくが…。

スタッフ

監督:アダム・シャンクマン
脚本:ジェイソン・フィラルディ
製作:デヴィッド・ホバーマン、アショク・アムリトラジ
製作総指揮:ジェーン・バーテルミ、クイーン・ラティファ

キャスト

ピーター・サンダースン:スティーヴ・マーティン
シャーリーン:クイーン・ラティファ
ハワード:ユージーン・レヴィ
サラ・サンダースン:キンバリー・J・ブラウン
ジョージー・サンダースン:アンガス・T・ジョーンズ

LINK

□IMDb
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http://movies.yahoo.com/house/
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