原題:THE PRESTIGE

『メメント』のクリストファー・ノーランが仕掛ける、 世紀のイリュージョン・エンタテインメント!

2006/08/20

2006年/アメリカ/カラー/130分 全米配給:ブエナビスタ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ powered by ヒューマックスシネマ

2009年06月26日よりDVDリリース 2008年01月01日よりDVDリリース 2007年6月9日(土)より 日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にてロードショー

(C) 2006 TOUCHSTONE PICTURES All rights reserved.

公開初日 2007/06/09

配給会社名 0025/0145

解説



二人の天才マジシャンによる、命を懸けたトリックバトル。
130分すべてのシーンに張り巡らされた罠、
人智を越えたラストのどんでん返しに、あなたもきっと騙される。

互いの技能を駆使し、名声を賭け張り合う2人のマジシャン、アンジャーとボーデン。
ライバルとしてしのぎを削りあう「同志」であった2人は、ある一世一代のトリックの失敗から憎みあうようになる。
舞台上での2つの死。それは事故か、殺人か—。騙しのプロフェッショナルが命をかけて繰り広げる、壮絶な攻防。やがて、明らかになる驚愕の真実とは?
『メメント』のクリストファー・ノーラン監督が仕掛ける新たなる罠。
騙されるな。この作品自体が、トリック。

アンジャーに扮するのは人気実力ともにハリウッドのトップに立つ『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン。
対するボーデンには『バットマン ビギンズ』(05)に続きノーラン監督と組む実力派クリスチャン・ベール。
また、彼らふたりを翻弄する美女オリヴィアには今や人気NO.1女優、『ブラック・ダリア』(06)のスカーレット・ヨハンソン。
さらに『ハンナとその姉妹』(86)、『サイダーハウス・ルール』(99)で二度のオスカー助演男優賞を獲得した名優マイケル・ケインや、伝説的ミュージシャンであり『戦場のメリークリスマス』(83)等、映画でも活躍するデヴィッド・ボウイ。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『キング・コング』(05)で知られる個性派アンディ・サーキスらが脇を固めている。

原作は世界幻想文学大賞を受賞し、日本でも出版されるやいなや読書好きの熱い注目を浴び2005年度の「このミステリーがすごい!」、「SFが読みたい!」でトップ10入りしたクリストファー・プリーストの「奇術師」(ハヤカワ文庫刊)。ノーランと共同で脚本を担当したのは『メメント』の原作者でもある実弟のジョナサン・ノーラン。
また、19世紀末のロンドン・ヴィクトリア朝の風景を見事に切り撮り、本年度のアカデミー撮影賞にノミネートされた撮影監督は、『メメント』『バットマン ビギンズ』等のノーラン組、ウォーリー・フィスター。同じくノーラン組の美術監督ネイサン・クローリーも本作でアカデミー美術賞にノミネートされた。
なお、本作の監修を手がけるは、あの天才マジシャン、デビッド・カッパーフィールドである。

ストーリー



ガス灯が電灯に変わり、空想が現実となり、奇術が科学へと姿を変える19世紀末のロンドン。華麗で洗練されたパフォーマンスを得意とする「グレート・ダントン」ことロバート・アンジャーと、無骨だが天才的な想像力を持つ、トリックメイカー「THE プロフェッサー」ことアルフレッド・ボーデンは互いに尊敬しあい、その情熱のすべてを注いでイリュージョンの腕を競い合っていた。しかしある日、アンジャーの妻が、脱出マジックの失敗で帰らぬ人に。トリック中にほどけるはずだった縄を結んだのはボーデンだった。
アンジャーは妻を死に導いたボーデンに復讐を誓い、ボーデンもまた、執拗に自分を追い詰めるアンジャーに憎しみを募らせていく。
やがてボーデンは、舞台でのアンジャーの壮絶な死を目の当たりにすることに。翌日アンジャー殺しの犯人として逮捕されたのはボーデンだった。
冤罪を主張するが聞き入れられない彼は、そこに恐るべきトリックを感じとる。これは、アンジャーが仕掛けた人生最大のイリュージョンなのではないか—。

スタッフ

監督:クリストファー・ノーラン「バットマン・ビギンズ」
製作:クリストファー・ノーラン、アーロン・ライダー、エマ・トーマス
製作総指揮:クリストファー・ボール、ヴァレリー・ディーン、ウィリアム・テイラー
原作小説:クリストファー・プリースト「奇術師」
脚本:クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
撮影:ワリー・フィスター

キャスト

クリスチャン・ベイル(アルフレッド・ボーデン)
ヒュー・ジャックマン(ルパート・アンジア)
デヴィッド・ボウイ(ニコラ・テスラ)
マイケル・ケイン
スカーレット・ヨハンソン

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