原題:Timeline

2003年/アメリカ/全米配給:パラマウント・ピクチャーズ 配給:ギャガ・ヒューマックス

2004年07月23日よりDVDリリース開始 2004年07月23日よりビデオレンタル開始 2004年1月17日(土)より、日劇1他全国東宝洋画系拡大ロードショー

公開初日 2004/01/17

配給会社名 0025/0145

解説


●失踪した教授が14世紀から放ったSOS!彼を救うため歴史の中へ旅立て!
フランスの修道院遺跡で信じられない出来事が起こった。14世紀の地層から現代の製品としか思えないメガネとレンズ、そして”Help Me 1357/4/21”と書かれたメモが発掘されたのである。それは失踪した発掘チームのリーダー、ジョンストン教授が、歴史の渦中からチームの教え子たちへ放ったSOSだった…。
教授の息子、クリスとチームのメンバーは、発掘プロジェクトのスポンサーである巨大企業1TCを訪れるが、そこで驚愕の事実を知る。ITCは極秘裏に、最新の量子テクノロジーによって開発された時空間転送装置3Dファックスマシンを完成させていたが、予想外の事故により、教授は中世フランス、英仏百年戦争の只中で消息を絶ってしまったのだった…。
クリスとチームのメンバーは、教授救出のため、転送装置を使って14世紀へと旅立つ。しかし彼らがたどり着いた世界には、想像を絶する恐怖と混乱が渦巻いていた。英仏両軍の血で血を洗う合戦に巻き込まれ、また転送装置が破壊され、退路を絶たれた彼らに残されたタイムリミットは6時間。果たして彼らは教授を発見し、21世紀に帰還できるのか!?そしてはからずも歴史を書き変えてしまった彼らの運命は?
●次世代ハリウッドを担う期待の新鋭と個性派、ベテラン俳優の共演!
メイン・キャストには、次世代ハリウッドを担うフレッシュな顔ぶれが揃った。クリス役に、新時代のアクション・ヒーローとして注目を集める『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォー力一。シリーズの連続ヒットに続くこの映画で、日本でも人気が爆発するに違いない。助教授マレクには、「トゥームレイダー2」でアンジェリーナ・ジョリーの相手役を務めたジェラルド・バトラー。物怖じしない活発な大学院生、ケイトに『A.1.』のフランシス・オコナーが新生面を見せているド”失踪”するジョンストン教授には『ラスト・サムライ』のビリー・コノリー。巨大企業1TCのオーナー、ドニガ一役に『シャンドライの恋』のデヴィッド・シューリス。この2人の性格俳優がドラマに一段と厚みを加えている。その他『マイノリティ・リポート』のイアン・マクドノー、『メラ二一は行く!』のイーサン・エンブリー、『ミー・ウィズアウト・ユー」のアンナ・フリエル、『マトリックスレボリューションズ』のランベール・ウィルソンなど、新鋭、個性派、ベテランが適材適所に配されたアンサンブル・キャストが実現した。
●名匠リチャード・ドナーとILMが手を組んだ驚異のエンタテインメント!
製作/監督は『リーサル・ウェポン』シリーズを監督、『X一メン』シリーズの製作を手掛けた、名匠リチャード・ドナー。秒刻みで進行する緊張感みなぎるドラマを、アクションとスペクタクルの興奮で彩った堂々たるエンタテインメント大作として完成させた。長大な原作からそのエッセンスを抽出した脚本は、『ザ・シークレット・サービス』のジェフ`マグワイアと俊英ジョージ・ノルフィ。
騎士たちが激突する大戦闘シーンをパノラミックにとらえた撮影は、『ライトスタッフ』の名手、カレブゲシャネル。不気味なリアリティ溢れる転送装置、フルスケールで組まれた中世の城郭を設計したプロダクション・デザイナーは、ダニエル・ドランス。編集は『暗殺者』でもドナー監督と組んだリチャード・マークス。衣装デザインは『眺めのいい部屋』でオスカーを受賞したジェニ一・ビーヴァン。躍動感溢れる音楽は『ハンテッド』の新鋭、ブライアン・タイラー。驚異のVFXはILMがクリエイトしている。
最新のハイテク理論、驚異のイマジネーション、迫真のスペクタクルが完全融合。『タイムライン』は、SFスペクタクルの歴史に新たな1ページを刻む超大作である。

ストーリー



ニューメキシコ。荒野の只中で発見された瀕死の男は、担ぎ込まれたERで死亡した。検視の結果、驚くべき異常が確認された。臓器、血管、骨格など、あらゆる組織が断層のようにずれ、欠損していたのだ。あたかも複写に失敗し、歪みが生じたコピーのように一。男は地元の巨大ハイ
テク企業、ITCに所属する物理学者だった。医師たちは知る由もなかったが、その死因は”転送エラー”だった…。
同じ頃フランス南西部、ドルドーニュにある修道院の発掘現場。14世紀の地層から、現代の製品としか思えない眼鏡のレンズ、そして”Help Me”と書かれたメモが出土した。それは発掘プロジェクトのスポンサーを訪ねるため現場を離れた後、行方不明になったジョンストン教授(ビリー・
コノリー)が、発掘チームの教え子たちに宛てたSOSのサインだった。教授の身に一体何が起こったのか?
2つの事件は思いもよらない形で結びつく。発掘プロジェクトのスポンサーであるITCの社長、ロパート・ドニガー(デヴィッド・シューリス)のもとを訪れた発掘チームのメンバーたちは、驚愕の事実を知らされる。ジョンストン教授は、ITCが量子テクノロジーの技術により極秘裏に開発した時空間転送装置、”3Dファックスマシン”で14世紀フランスに転送されたが、現地で消息を絶ってしまったというのだ。
メンバーの一員、教授の息子クリス(ポール・ウォー力一)は父親の行方を追うことを決意。そして助教授マレク(ジェラルド・パトラー)、唯一の女性メンバー、ケイト(フランシス・オコナー)、仏語の能力をかわれたフランソワ(ロシフ・サザーランド)、案内役を務めるドニガーの側近、ゴードン(イアン・マクドノー)と護衛役2人の元海兵隊員の計7名のチームは、中世の衣装に身を包み、転送装置のプラットフォームに立った。カウントダウンの時計の針が0を指した瞬間、目が眩むばかりの閃光と轟音の中、分子レベルに分解された彼らは、プラットホームから消失した…。
1357年のフランスは英仏百年戦争の真っ只中だった。オリバー卿(マイケル・シーン)率いるイギリス軍、そしてオルノー卿(ランベール・ウィルソン)率いるフランス軍の間で、日々激しい戦闘が繰り広げられる暴力に満ちた時代だった。21世紀から転送された7人は、突然の衝撃とともに大河の激流の中に着水した。
辛くも岸に這い上がった彼らに、すぐさま新たな危機が襲いかかった。突如現れた騎馬軍団に発見された7人は、振り降ろされる剣をかいくぐってバラバラと逃げ惑う。そんな中、追い詰められた護衛役の海兵隊員が手榴弾のピンを抜き、騎馬に向かって投げようとした瞬間、彼の胸に騎士の一人が放った弓矢が突き刺さった。緊急帰還用のマーカーのスイッチを入れた隊員は、出発したITCのプラットフォームヘと時間遡行に成功したが、その瞬間手榴弾が大爆発、転送装置は完全に破壊されてしまった…。
ジョンストン教授を救出するまでもなく、現代へ帰還する術を失ったメンバーたち、戦乱の時代、さらに過酷な運命が彼らを待ち受けているのだった…。

スタッフ

原作:マイケル・クライトン(「ジュラシック・パーク」「ツイスター」)
製作・監督:リチャード・ドナー(『リーサル・ウェポン』シリーズ、「Ⅹ-メン」シリーズ製作)
脚本:ジェフ・マグワイア(「ザ・シークレット・サービス」)/ジョージ・ノルフィー(「Oceans 12」)
音楽:ブライアン・タイラー「ハンテッド」「フレイルティー/妄執」
VFX:ILM(「ターミネーター3」「スターウォーズ エピソード1・2」)

キャスト

ポール・ウォーカー(「ワイルド・スピード」シリーズ)
フランシス・オコナー(「A.Ⅰ.」「ウインド・トーカーズ」)
ジェラルド・バトラー(「トゥームレイダー2」「サラマンダー」)
ランベール・ウィルソン(「マトリックス・リローデッド」)

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