原題:THE OUTSIDERS

ロングーセラーとして支持されてきた青春映画のバイブルが還ってくる。

1983年3月25日全米初公開

1983年/アメリカ/カラー/モノラル/91分/スコープサイズ/5巻2507m/ 翻訳:戸田奈津子 配給:日本ヘラルド映画

2003年10月4日よりシネ・リーブル池袋にてロードショー

公開初日 2003/10/04

配給会社名 0058

解説



あれから、どのくらい僕たちは
タフに生きてこれだろう?
世界を美しいと思えただろう?
1983年8月27日、『アウトサイダー』は公開された。
それから20年。ロングーセラーとして支持されてきた青春映画のバイブルが還ってくる。

C・トーマス・ハウエル、マット・ディロン、ダイアン・レイン、トム・クルーズ、ソフィア・コッポラ。
すべては、この映画から始まった。そして、彼らはそれぞれの道へ…。

フランシス・F・コッポラ監督が1960年代オクラホマ州タルサの青春を描き出した傑作が還ってくる。喧嘩に、ナンパ、そして彼らが抱える孤独は、いつの時代でも、それがどこであっても変わらない。1983年の初公開からロングーセラーとして見続けられてきた青春映画のバイブル的な作品が『アウトサイダー』なのだ。若きC・トーマス・ハウエル、マット・ディロン、ダイアン・レイン、ラルフ・マッチオ、パトリック・スウェイジ、ロブ・ロウ、トム・クルーズ、エミリオ・エステベス、トム・ウェイツたちが総出演。少女時代のソフィア・コッポラがワンカットだけ顔を見せているのも見逃せない。すべては、この映画から始まり、彼らは、それぞれの道を歩き出したのだ。舞台となったタルサは、『KIDS』の監督であり、写真家のラリー・クラークの故郷。彼がドラッグとセックスに溺れる若者の生態を撮った写真集「タルサ」を撮った場所でもある。主題歌はスティービー・ワンダーの永遠の名曲「STAY GOLD」。美しい歌声が傷ついた彼らを抱きしめ、愛おしむように流れている。今回の上映はニュープリント、字幕翻訳をリニューアルして公開される。

ストーリー


14歳のポニーボーイが住むタルサの若者たちは、貧しい“グリース”と、金持ちの“ソッシュ”たちに分かれ、喧嘩を繰り返していた。彼は、二人の兄貴たちと暮しているが、一番上の兄はポニーボーイを理解してくれない。ある日、リーダー格のダラスや親友ジョニーとドライブインシアターに行ったポニーボーイは、“ソッシュ”の女の子チェリーと出会う。ポニーボーイが抱く淡い恋。チェリーのダラスへの思い。でも、それがきっかけで“ソッシュ”たちと喧嘩になってしまう。そして、ポニーボーイとジョニーは、逆に相手のリーダーを刺してしまうのだ。家族や兄弟との葛藤や決別、貧しさ、行き場のない怒り、悲しみ、孤独。こんな町でも「俺みたいにタフに生きろ」とダラスは言い、ジョニーは「腐っていていも世界は素晴らしい」と言った。そして、突然訪れる友の死。ポニーボーイはこのふたりの声を胸に、自分はどう生きていくかを決意するのだ…。

スタッフ

製作+監督:フランシス・F・コッポラ
原作:スーザン・E・ヒントン
脚本:キャスリーン・クヌートル・ラウトル
撮影:スティーブン・H・ブラム
音楽:カーマイン・コッポラ
製作会社:ゾーエトロープ・スタジオ

キャスト

C・トーマス・ハウエル
マット・ディロン
ダイアン・レイン
レイフ・ギャレット
ラルフ・マッチオ
パトリック・スウェイジ
ロブ・ロウ
トム・クルーズ
エミリオ・エステベス
トム・ウェイツ
ソフィア・コッポラ

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