愛しているなら、血を吸わせて。

東京国際ファンタスティック映画祭2003正式出品作品::http://tokyofanta.com/ 第25回ぴあフィルムフェスティバル正式招待 東京国際ゆうばりファンタスティック映画祭2003正式出品作品::http://yubarifanta.com/

2003年/DV/カラー/1時間50分/ 配給:イメージリングス

2004年09月01日よりDVD発売開始 2004年09月01日よりビデオレンタル開始 2004年5月15日(土)シネマアートン下北沢にてレイトショー 2004年2月14日(土)テアトル新宿にてレイトショー

公開初日 2004/02/14

配給会社名 0428

解説


シュールだけどリアル! グロいのに泣ける! ゾッとした後に爆笑!!  

女の子ふたりの奇妙な同性愛のゆくえを痛々しくもファンシーに描いた『クルシメさん』(97)でカルト的人気を得た映画監督・井口昇。あれから6年、前作をはるかに凌ぐ衝撃的な純愛ラブストーリーがついに完成した! おぞましくもチャーミングな〈井口ワールド〉が炸裂する『恋する幼虫』は、これまで傑作インディーズ映画、エポックメイキングな話題作を次々に上映し続けてきたイメージリングスが自信をもってお贈りする第1回劇場公開プロデュース作品でもある。

話題騒然! 荒川良々、松尾スズキをはじめ異色のキャスティングが実現!

主演は映画『ピンポン』や『ロボコン』で特異な存在感を漂わせ、舞台、CM、ドラマでも活躍中の荒川良々。飄々としたキャラクターで笑わせつつ、繊細な演技で観る者に圧倒的な印象を残す。相手役のユキには『クルシメさん』で“愛した相手を傷つけたくなる”という歪んだヒロインを見事に演じた新井亜樹。そしてユキの恋人マサル役で、今もっともメディア界で注目される人物、〈大人計画〉主宰の松尾スズキがそのシュールな魅力をいかんなく発揮する。これら強烈な主人公たちを取り巻くのは、乾貴美子、唯野未歩子、伊勢志摩、村杉蝉之介ほか各方面で注目の俳優陣。まさにドンピシャリな異色キャストによって綴られるこのまったく新しいエンターテインメントは、不器用な男女のナイーブな心理を描きつつ、最後にはアッと驚くカタストロフィにたどり着く。いまだかつて観たことないホラーでチャーミングな純愛映画がここに誕生した!!

ストーリー



青年誌に連載を持つ漫画家のフミオ(荒川良々)は子供の頃に抱えたトラウマが原因で女性とまともに付き合うことができない。ある日、彼の仕事場へ新人編集者のユキ(新井亜樹)がやって来た。彼女の不器用でオドオドした態度にキレまくるフミオ。そしてふとしたはずみからその顔を深く傷つけてしまう。それが原因で仕事や恋人(松尾スズキ)を失ってしまうユキ。やがて不思議にも彼女の顔の傷は奇怪な生命体となり、ユキは人の血を吸わなくては生きていけない身体になってしまう。罪の意識からユキの言いなりになるフミオ。そして復讐心から要求をエスカレートさせるユキ。お互いを深く傷つけ合いながらも二人の間には奇妙な愛情が芽生えていく…。

スタッフ

企画/監督/脚本:井口昇
プロデューサー:しまだゆきやす
制作:しまだゆきやす、井口昇
制作主任:田中孝治
撮影:西川裕、太田丈、井口昇
照明:長嶋徳秋、西村喜廣
録音:北野雄二
助監督:朝生賀子
制作進行:谷内幸絵、栗林忍
演出助手:北野雄二
スタイリスト:田中康治
特殊メイク・造型:西村喜廣
VFX:宇佐美和彦
音楽:北野雄二
劇中挿入歌:戸張大輔(アルバム「ギター」より)
劇中漫画制作:じぇんじぇん
宣伝・配給:IMAGE RINGS Inc.

キャスト

荒川良々
新井亜樹

松尾スズキ

乾貴美子
唯野未歩子
伊勢志摩
村杉蝉之介

デモ田中 高槻彰 ナンシー
岸建太郎 石川雄也 卯月妙子
広崎哲也 斎藤久志 原達也 
松本玲子 村上浩章

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す