向井千秋のSOSプラネット

原題：SOS PLANET

地球の壊れる音がする。

2003年／アメリカ／カラー／ジャイアントスクリーン３Ｄ映画／37分／ 配給：さらい

2003年7月2日よりきらめきみなと館ほか東京・品川プリンスシネマメリシャン品川アイマックスシアターほか全国で順次公開。

©2002 NWAVE PICTURES N.V.

公開初日　2003/07/02

公開終了日　2003/09/29

配給会社名 0132

解説

ストーリー

宇宙から見た地球はとても美しくて壮大な星です。しかし、生命体とも呼べる地球が、実は意外にも壊れやすいものであることがわかってきました。より快適で豊かな生活を求め続け、さまざまな産業を急速に発展させてきたわたしたち人間の生き方の前に、地球がいま“SOS”を発信しはじめたのです。
地球は、動物、植物、そして川や海、大陸や島、山や空気などからできています。そして、そのすべてが互いに支え合いながら地球環境のバランスをとってきました。ちょうどわたしたち人間の身体がさまざまな内臓や器官のバランス良い働きで健康を保っているように、その地球の健康＝自然のバランスを崩れるがままに放っておけば、人類はもとより、地球上すべての生命の未来が脅かされてしまいます。
これは、わたしたちがいますぐにでも取り組まなければならない、もっとも大切な問題なのです。
とくに地球の未来を担う子供たちには、もっともっと関心を高めてもらいたい問題です。だから環境問題は深刻ではあっても、子供から大人まで、誰もがやさしく理解し、前向きに捉えることが大切なのです。そしていまここに、そんなわたしたちに環境問題をやさしく解説し、関心を高めてくれる1本の映画が誕生しました。
ジャイアントスクリーン3D映画『向井千秋のSOSプラネット』、は、環境問題に対する人々の関心を高め、中心となって行動を起こしている国際的環境保護団体WWF「世界自然保護基金」が製作に加わった、世界で初めてのエンターテインメント環境映画です。シンプルなメッセージを楽しく受けとめてもらいたいと考えたWWFは、映画というメディアを選び、中でもとくに印象的な映像表現ができるジャイアントスクリーン3D映画に白羽の矢を立てました。しかも、日本のシアターのためには、コメンテーターとして日本人初の女性宇宙飛行士であり医師でもある向井千秋さんが特別出演し、子供たちにもわかりやすい向井さんご自身の言葉で“地球環境を守ろう”と呼びかけてくれます。そして監督は、『エンカウンター3D』『エイリアン・アドベンチャー』『ホーンテッド・キャッスル』など、常に最先端の3D映画を生みだしつづけ、“3D映画界のスピルバーグ”の異名を持つベン・スタッセン。映画作品のほか、世界中のアミューズメント3D映像でもその7割近くを手がけているというCG界の第一人者です。この『向井千秋のSOSプラネット』では、ジャイアントスクリーンいっぱいに、地球の大自然をリアルに再現しました。地球温暖化、海洋生態系の破壊、熱帯雨林の伐採の現状を追って、北極から海底へ、そしてジャンクルへ−−パンダ、シロクマ、ウミガメ、キツネザルなど、大自然の住人たちとともに、わたしたちは環境破壊の現場に潜入します。

スタッフ

監督・脚本：ベン・スタッセン
提供：エヌウェーブ・ピクチャーズ
協力：WWFオランダ
アニメーション：モビダ　トライエックス
主任アニメーター：ジョス・クラエセン
サウンドデザイン：ピエール・レベック・ビンセント・デ・バスト・イブ・レナール
製作総指揮：ベン・スタッセン
製作：シャーロット・ハギンズ＆キャロライン・ヴァン・アイズゲム

キャスト

日本版ナレーション；向井千秋

LINK

□IMDb
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http://www.sos-planet.com
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