原題:Highwaymen

全米ドライバー心臓停止。 復讐のアクセル全開。

2003年/アメリカ/カラー/1時22分/スコープサイズ/ドルビーSRD/SDDS/字幕翻訳:栗原とみ子 配給:日本ヘラルド映画

2005年04月22日よりDVDリリース 2005年04月22日よりビデオリリース 2004年9月11日より東京[新宿トーア]ほか全国ロードショー

公開初日 2004/09/11

配給会社名 0058

解説



全米ハイウェイ70万で激突するヴィンテージVSマッスル・カー・バトル!!
美しき獲物たちを狙うモンスター・カーと孤独な復讐者の壮絶チェイス!!
 高性能マッスルカー、’68年型プリマス・バラクーダと伝説のヴィンテージカ ー、’72年型キャディラック・エルドラドがハイウェイで激突する、全米震撼の ハイパー・カー・スリラーが登場!
ハイウェイで美しい女たちばかりを狙うサイコなモンスター・カーに妻をひき 逃げされて以来、良心を捨て、復讐の鬼と化した男レニーは、5年間の孤独な追 跡の末、姿なき殺人者の新たな標的となった女モリーと出会う。レニーは彼女を 利用して復讐を遂げようとするのだが……。

メル・ギブソン監督作「パッション」で衝撃を与えた演技派ジム・カヴィーゼル 主演作!

 レニーを演じるのは、メル・ギブソン監督の衝撃作「パッション」での渾身の キリスト役がいまだ記憶に新しいジム・カヴィーゼル。今回はギブソンの俳優と しての出世作「マッド・マックス」を彷彿させる孤独な復讐者という役柄に、確 かな演技力で息吹を吹き込んでみせる。
モリー役には、「トゥームレイダー」がまだ映画化される以前、ヒロインのララ ・クロフトのイメージ・キャラクターを務めていたというユニークな経歴を持つ 新進女優ローナ・ミトラ。半ばマシン化した肉体で殺人カーを自在に操る戦慄の シリアルキラー、ファーゴ役には、「シカゴ」「リディック」の名優コルム・フ ィオーレが扮している。

伝説の”心臓停止映画”「ヒッチャー」の監督がネクスト・ジェネレーションに贈 る新たなるロード・スリラー!

 監督は殺人ヒッチハイカーの恐怖を描いたデビュー作「ヒッチャー」で一躍世 界に名をとどろかせたロバート・ハーモン。”80年代の最も怖い映画”と評され、 スティーヴン・スピルバーグ監督の「激突!」と並ぶロード・スリラーの最高傑 作として絶賛された、あの伝説的作品から18年、ハーモンが遂に再びハイウェイ を舞台にした殺人スリラーにチャレンジした、ファン待望の一作が本作である。  ハーモンならではのハイパーリアルな風景の中で繰り広げられるリアルなカー ・アクションは、「チャーリーズ・エンジェル」「PLANET OF THE APES 猿の惑 星」のスタントを手がけたアクション監督アンディ・アームストロングが担当。  また、音楽を「リバー・ランズ・スルー・イット」「遠い空の向こうに」の名 作曲家マーク・アイシャムが手がけ、深いドラマ性を際立たせている。

ストーリー


良心を捨て、愛する妻をひき逃げしたモンスター・カーを追うことだけにすべてを注ぎ込んできた男、レニー・クレイ。果てしない追跡の末、ひとりの女と出会ったことで、復讐の最後のチャンスが彼に訪れる…。

のどかな田園の中にぽつんと建つ一軒のモーテル。道路脇の露店で買い物をする妻をベランダから見つめるレニー・クレイ(ジム・カヴィーゼル)。その時一台の車が音もなく現れ、レニーの目の前で妻を跳ね飛ばし、走り去っていった。

5年後。レニーはハイウェイの猟犬と化していた。妻を殺した犯人の追跡を始めて2年。他の誰にもわからないような犯人の痕跡も、今の彼は決して見逃さなかった。
一見ありふれた納屋に目を留め、足を踏み入れるレニー。わらに隠された義手を見つけると、彼はそれを車のトランクに放り込む。トランクには同じような義手や義足が既にたくさん詰まっている。
モリー・プール(ローナ・ミトラ)はコーラスの練習に出た帰り、いつものように友人のアレックス(アンドレア・ロス)に車で迎えに来てもらう。夜道を行くふたりの車の横をすり抜けてゆく、片目ライトの不気味なキャデラック。運転者の姿はスモークガラスにさえぎられて見えない。
トンネルに入って間もなく、異変に気づくモリー。道路中央になぜか置かれていた一台の車椅子が、後続の大型トラックを巻き込み、大惨事を引き起こす。辛うじて助かるアレックスとモリー。だがその前に例のキャデラックが現れ、アレックスはなぶり殺しにされる。モリーがキャデラックの運転者(コルム・フィオーレ)に写真を撮られた時、別の車が現れ、キャデラックは逃走する。
事故調査官のウィル・マクリン(フランキー・フェイソン)が現場に到着する。無線で事故のことを傍受したレニーも来ている。レニーが一個のペンダントを拾い、立ち去ろうとした時、マクリンが隠れていたモリーを発見する。
だがレニーはファーゴに逃げられ、そればかりかモリーを連れ去られてしまう。レニーを追っていたマクリンが、事情を知って追跡に同行する。やがてファーゴの残したメッセージを見つける二人。それは彼の行く先が5年前にレニーの妻をひき殺したモーテルだと示していた……。

交通事故被害者のセラピーに参加するモリー。彼女は以前、事故で家族を亡くしたことがあり、それが心の傷となっている。だが今度のは事故ではない。
セラピーの帰り、モリーはレニーに呼び止められる。犯人を知っている、奴はいつも記念品を持ち帰る、と言うレニーに、写真を撮られたと答えるモリー。犯人は生き残った君を殺しに戻るだろう、と言うレニー。
夜。コーラス仲間のレイ・ブーン(ゴードン・カリー)の車で帰路につくモリー。突然、後ろからキャデラックが猛スピードで迫る。駆けつけたレニーはモリーを救出するが、ブーンは助からない。犯人から無線が入る。明晩、女を連れてこい、と言う要求を受け入れるレニー。彼はモリーを隠れ家へ連れて行く。
モリーに求められるままに、過去を語るレニー。モリーもまた、子どもの頃に事故で両親を亡くしたのがトラウマとなり、運転恐怖症になったことを明かす。彼女はレニーの追っているファーゴが女性ばかりを狙った連続殺人犯だと知ると、レニーへの協力を決心する。

スタッフ

監督:ロバート・ハーモン
アクション監督:アンディ・アームストロング
音楽:マーク・アイシャム

キャスト

レニー・クレイ:ジム・カヴィーゼル
モリー・プール:ローナ・ミトラ
ジェイムズ・ファーゴ:コルム・フィオール
ウィル・マクリン:フランキー・フェイソン

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