傷つきながら 生きることを 憶えていく…

1996年9月21日初公開

1996年/日本/35mm/カラー/ワイド/92分/ 配給:回転ねこ

2003年05月21日よりDVD発売開始 2003年3月8日から21日までシネマ下北沢にてロードショー

公開初日 2003/03/08

公開終了日 2003/03/21

配給会社名 0284

解説

1970年代和製ロックに乗せてくりひろげられる青春ムービー

ジャックスの「堕天使ロック」とともに少年が駆けてくる。誰かに追われているらしい。「33 1/3r.p.m.(さんじゅうさんかいてん)」は70年代の高円寺で、少年が抱いた日々の思いを描いた70’s青春グラフィティ。全編に流れる音楽は、伝説のグループジャックス、また、はっぴいえんどがバックバンドとしてレコードデビューした遠藤賢司のほか、六文銭、あがた森魚、三上寛など22曲。いずれも時代のバイブルとなった和製ロック、R&B。1970年代は、CDもテレビゲームもなかった。生きるのに不器用だった。けれど、ひとの暖かさに満ちていたんだ!
水橋研二の記念すべきデビュー作。

ストーリー

1970年代、高円寺。高校を中退して上京し浪人中の“僕”。学生運動をちょっとかじって、喫茶店にたむろし、夜はキャバレーでアルバイト。「何を思って生きてる?」ってよく言われる。毎日が切なく、全てが中途半端だ!でも、どうしたら?—僕を取囲む風景は変わっていく。喫茶店の常連だった活動家が逮捕され、伝説のシンガりーだったという男は焼鳥屋で酔いつぶれている。挫折感が漂い始めた…。ある日キャバレーに新入りホステス彩がやってきた。集団リンチから逃げていた僕を助けてくれた女性。あの日からずっと好きだった。でも、彼女のヒモはどうしようもない最低男。「絶対、守って見せる」って誓ったのに。

スタッフ

製作:佐浪正彦、出原正美
企画:木澤雅博
監督:木澤雅博
助監督:西海謙一郎、熊谷公志
脚色:木澤雅博、五代暁子
脚本協力:内田ミワ子
原作:木澤雅博
撮影:下元哲
音楽:勝誠二
美術:神田知恵子
録音:浅沼幸一、田村亥次、シネ・キャビン
編集:酒井正次
製作:ゼアリズ
配給:回転ねこ

キャスト

水橋研二
岩下あきら
勝誠二
重田尚彦
渡辺哲

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