原題:CHAIN

2003年/日本/ 配給:アートポート

2003年09月26日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年09月25日よりDVDリリース 2003年7月19日よりシネマ下北沢にてロードショー公開

公開初日 2003/07/19

配給会社名 0014

解説


多くの人達にとって、携帯電話は片時も手放せない身体の一部のようなもので、五官に次ぐ第六の感覚器官となっている。現代人の生命維持に欠かすことの出来ない刺激=情報を感知するための器官
だ。だが、もしその第六の器官が、肉体を死に至らしめる刺激まで無差別に取り込みだしたとしたら・・・。
本作では、携帯に送られてくる占いメールが、ある偶然から解き放たれた邪悪な存在を伝達する。さらにそのメールは、携帯から携帯へと次々に転送され増殖していく。一日に何通も届くメール。さっき何気なく開いたものの中に、それはすでに混ざっていたのかも知れない・・・。

監督に『ねらわれた学園』『蛇女』などホラー作品の演出で定評のある清水厚。主演にグラビア・アイドル小向美奈子を起用し美少女ホラーの系列にありながら、斬新な映像と都市伝説のミックスにより、ジャパニーズ・ホラーに新たな可能性を切り開いてみせる。
一度見たら決して忘れることの出来ない、驚愕の怨霊にあなたの心臓は凍りつく!

ストーリー


かつてホテルだった廃屋で、忍び込んだ少年たちが変死を遂げた。死体の手足は奇妙な方向にねじれ、血を吹き出し赤黒く染まった顔面は恐怖に苦悶の表情を浮かべていた・・・。
事件後まもなく、若者たちの間で原因不明の突然死が頻発する。
無差別殺人、伝染病、それとも細菌テロか。不気味な噂が日本中に拡がりつづける。ミステリー作家の神田(大浦龍宇一)は突然死の謎に興味を覚え、独自にリサーチを始めた。

高校生の由里(小向美奈子)は弟の亮と二人暮らしをしている。母親を亡くし、父親は海外赴任中の二人にとって、お互いの存在はかけがいのないものだ。もっと連絡が取りやすいようにと亮に携帯を買ってあげてからは、授業中でもメールを送ってくる。由里の親友の操(高井菜緒)もさっそくメル友になった。

由里の周りでは、「100%当たる」携帯の占いメールが噂になっていた。メールを受け取った者は、的中率100%の占いが出来るということだ。
しかし、突然死と占いメール、ふたつの都市伝説がリンクしたとき、予測不能の恐怖が襲いかかる。友人の玲子(伊藤かな)や操が次々と変死する中、ついに邪悪な怨念は由里自身にも降りかかってきた。

ある晩ふと目が覚めてリビングに降りていくと、亮が真っ暗な中で携帯の画面に釘付けになっている。由里の背筋に戦慄が走り、あわてて駆け寄り携帯を奪い取るとそこには「受信中」の文字が・・・。
由里もまた死の呪いに絡め取られてしまうのか?!
人間を死に至らしめるほどの恐怖・・・、驚愕のラストがあなたを襲う!!

スタッフ

監督:清水厚
製作:松下順一
企画:加藤東司
プロデューサー:米山 紳/太田裕輝
アソシエイトプロデューサー:福島重幸
キャスティングプロデューサー:松本治朗
脚本:大久保 智巳
撮影:下元 哲
録音:岩丸 恒
美術:佐々木 敬
助監督:中久保 修
製作担当:仲野俊隆

キャスト

小向 美奈子 2001年フジテレビビジュアルクイーン 映画初出演

伊藤 かな 「完全なる飼育 香港情夜」「武勇伝」
高井 菜緒 「自殺サークル」「武勇伝」

宮崎 将  「ユリイカ」
曽根 英樹 「連弾」「REILINES」

大浦 龍宇一「ほとけ」「ピンポン」「水の女」

海鋒 拓也(子役)/鈴木 拓也/小宮 隆児
/椿 朝美/中元 恵美子/川上 洋一郎
星野 隆広/宮崎 恵美/小林 裕子/
和田 聰/奥田 順一/湯浅 奈央/池田 美香

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