「知らない間に何かに巻き込まれるってことあるよね?」 出会うことのない二人の、変化する日常、変わらない世界。

2003年/DV/37分/スタンダード 企画・宣伝:シネマ・下北沢/P-kraft 製作・配給作品:映像集団P-kraft 

2004年11月26日よりビデオレンタル開始 2004年11月26日よりDVD発売開始 2003年5月10日〜23日までシネマ下北沢にてロードショー (同時上映:バカブロッサム!馬鹿風呂)

公開初日 2003/05/10

公開終了日 2003/05/23

配給会社名 0249

解説


『PRISM』で衝撃的なデビューを果たした新鋭・福島拓哉が、自身が体験した「ある不思議な出来事」を元に監督・脚本・主演の三役をこなした『自由』。前作のサイコ・ファンタジーとは一変し徹底したリアリズムで観客を魅了する本作は、「どうにもならない現実」を瑞々しく描ききった秀逸な短編である。

物語は前後編に別れ、前編は女子高生・ミカ、後編は会社員・テルを主人公とし、また全編通してこの二人のメールでの会話が表示されるという特殊な手法を用いている。

映画初出演となるミカ役の吉田鼓をはじめキャストはP-kraft公式サイトで行われた一般公募で選出され、『東京タワー』の山本真規子、『PRISM』の岩崎高広、そして福島組の中心スタッフとして活躍する上倉栄治が本格的にキャスト参加するなど、多彩な顔ぶれが揃った。

製作は福島が主宰する映像集団P-kraft。音楽は東京を中心に活動を続ける異色ミュージシャン・teletran~one。そして主題歌にあがた森魚の名曲『キットキット!!遠く遠く!!』を迎え、それぞれが『自由』の作品世界をあますところなく表現している。

ストーリー

受験を控えた女子高生・ミカは、ありきたりな日常という現実に違和感を抱きつつ毎日を過ごしている。唯一の楽しみと言えば会ったこともない年上の男性とのメールくらい。そんな彼女を、ある衝撃的な事件が襲う。
一方、ミカのメールフレンドである会社員・テルは、数年間同棲していた恋人との別れが決まり、アパートを引き払う準備に追われている。新しい生活を始めるまでの間、テルは恋人と残されたわずかな時間を過ごすのだった・・

スタッフ

監督・脚本・出演:福島拓哉
撮影監督:石井城治
音楽:teletran~one

キャスト

ミカ:吉田鼓
タケダ:上倉栄治
アキコ:山本真規子

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